旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

旅のコレクション~駅弁74 「青森のぜいたく弁当」

2020-01-17 09:51:28 | 旅のコレクション
【青森のぜいたく弁当】(八戸駅他)
[製造元](有)三咲羽や 2019年(令和元年)11月3日 八戸駅で購入 価格1,450円


 製造・販売する「(有)三咲羽や」は、かつて一斉を風靡したお持ち帰り寿司「小僧寿し」のチェーン店で、2010年(平成22年)12月からJR八戸駅で駅弁を販売しています。
 「青森のぜいたく弁当」は、全国各地で売られている総菜や弁当の商品力やアイデア力、満足度などを競う「惣菜・べんとうグランプリ 2017」(日本食糧新聞社主催)で駅弁・空弁部門優秀賞、「JR東日本駅弁味の陣2017」で盛付賞に選ばれました。




 「にぎり寿し」です。




 メインのにぎりは「鯖」と「サーモン」。
 「鯖」が特製ピリ辛ダレに浸けたものと、ニンニク味噌を載せたものの2種類。
 「サーモン」はネタとご飯の間にクリームチーズとオニオンを挟んだものと、茎ワサビとクリームチーズを載せたものです。オニオンを挟んだほうにも、気持ち程度のワサビが付いていました。
 おかずも青森県産にこだわっているようです。
 八戸前沖鯖の竜田揚げに県産鶏の唐揚げ、鯖とごぼうの昆布巻き、ごぼうの醤油漬。


 「にぎり寿し」の駅弁は全国的にも珍しいと思います。
 そのため〆鯖、〆サーモンに加工するなどの工夫がされています。


 総じて「青森のぜいたく」にふさわしい内容だと思います。
 『海峡サーモン』はむつ市大畑の津軽海峡の外海で育てた養殖ドナルドソンニジマスのブランド名です。鮮魚の『海峡サーモン』は5月中旬から7月までの期間限定販売ですから、購入した時点では冷凍物と思われます。
 『八戸前沖さば』は、鯖の地域ブランドの一つで「八戸前沖さばブランド推進協議会」が認定した期間に三陸沖以北の日本近海で漁獲し青森県八戸港に水揚げされた鯖のことです。令和元年度の『八戸前沖さば』ブランド認定期間は、11月22日から12月10日までの水揚げ分とされているようですから、こちらを購入した時点では前年度の冷凍物と思われます。
 ブランド名が掛紙やパッケージに印刷されている場合だけでなく、内容表示等をよく見て購入しなければいけませんね。


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