5月4日朝9時半の小山田緑地本園は人影も少く空気がヒンヤリとし、清々しい森の匂いが漂っていました。池の脇の木道ですれ違った男性が「カワセミが止まってますよ」と教えてくれましたが、その瞬間森の中へ飛んでいったようで残念でした。
奈良ばい谷戸から小野路城址辺りへの山道も歩きました。途中、コミスジが飛んでは止まっていたので撮影しようとしていたら、後ろに2組が追いついて渋滞に。「済みません」などと話しているうちに「この花はナルコユリ」「では、これは何でしょう?」などと会話が進みました。
あちこちの雑木林で見た花をまとめて載せようと思います。
ホウチャクソウ(宝鐸草) ユリ科チゴユリ属
ホウチャクソウ、ナルコユリ、アマドコロはいずれも雑木林の下で咲き、お互いに似ています。
ホウチャクソウの花は頂部1箇所にだけ咲きます。花被片は1枚1枚が離れています。茎が分岐しているのも特徴です。
直ぐ近くに斑入りの葉の植物があり、葉の裏を覗いてみたらナルコユリのような花が垂れ下がっていました。
ミヤマナルコユリ(深山鳴子百合) ユリ科ナルコユリ属
葉が大きい。それぞれの葉腋の下に花を1~5個付けます。
開花前です。
ナルコユリ(鳴子百合) ユリ科ナルコユリ属
葉腋の下に花を2~5個付けます。ナルコユリの茎の断面は丸い。
※アマドコロの花は1,2個。茎は角張っています。
開花前です。
ヤマツツジ(山躑躅) ツツジ科
花弁の1片に濃い斑点があります。
こ特徴に気が付き明瞭な斑点の花を探しました。
キンラン(金蘭) ラン科キンラン属
明るい雑木林に自生します。乱獲のため減少し絶滅危惧Ⅱ種に指定されています。ある種の樹木の根に着いた菌根菌と共生するランなので、持ち帰っても栽培することはできません。
4月24日に「あそこにもうじき開花するキンランの株がありますよ」と教えてもらったので楽しみにしていましたが、見事に開花していました。
ジュウニヒトエ(十二単) シソ科キランソウ属
本州・四国に分布します。何も生えていない斜面の立ち姿が目に付きました。
ミミガタテンナンショウ(耳形天南星) サトイモ科テンナンショウ属
岩手、宮城、関東、山梨、四国に分布します。仏炎苞(ぶつえんほう)は濃紫色、肉穂花序は褐色。
テンナンショウ属にはユキモチソウ、マムシグサ、ムサシアブミなど色々と面白い種類があり、ユキモチソウの肉穂花序は白色です。
奈良ばい谷戸から小野路城址辺りへの山道も歩きました。途中、コミスジが飛んでは止まっていたので撮影しようとしていたら、後ろに2組が追いついて渋滞に。「済みません」などと話しているうちに「この花はナルコユリ」「では、これは何でしょう?」などと会話が進みました。
あちこちの雑木林で見た花をまとめて載せようと思います。
ホウチャクソウ(宝鐸草) ユリ科チゴユリ属
ホウチャクソウ、ナルコユリ、アマドコロはいずれも雑木林の下で咲き、お互いに似ています。
ホウチャクソウの花は頂部1箇所にだけ咲きます。花被片は1枚1枚が離れています。茎が分岐しているのも特徴です。
直ぐ近くに斑入りの葉の植物があり、葉の裏を覗いてみたらナルコユリのような花が垂れ下がっていました。
ミヤマナルコユリ(深山鳴子百合) ユリ科ナルコユリ属
葉が大きい。それぞれの葉腋の下に花を1~5個付けます。
開花前です。
ナルコユリ(鳴子百合) ユリ科ナルコユリ属
葉腋の下に花を2~5個付けます。ナルコユリの茎の断面は丸い。
※アマドコロの花は1,2個。茎は角張っています。
開花前です。
ヤマツツジ(山躑躅) ツツジ科
花弁の1片に濃い斑点があります。
こ特徴に気が付き明瞭な斑点の花を探しました。
キンラン(金蘭) ラン科キンラン属
明るい雑木林に自生します。乱獲のため減少し絶滅危惧Ⅱ種に指定されています。ある種の樹木の根に着いた菌根菌と共生するランなので、持ち帰っても栽培することはできません。
4月24日に「あそこにもうじき開花するキンランの株がありますよ」と教えてもらったので楽しみにしていましたが、見事に開花していました。
ジュウニヒトエ(十二単) シソ科キランソウ属
本州・四国に分布します。何も生えていない斜面の立ち姿が目に付きました。
ミミガタテンナンショウ(耳形天南星) サトイモ科テンナンショウ属
岩手、宮城、関東、山梨、四国に分布します。仏炎苞(ぶつえんほう)は濃紫色、肉穂花序は褐色。
テンナンショウ属にはユキモチソウ、マムシグサ、ムサシアブミなど色々と面白い種類があり、ユキモチソウの肉穂花序は白色です。