今季の地元でのゼフィルス観察記録です。
5月19日
家から近い雑木林のクリは咲いておらず、例年早く出現するアカシジミも見られませんでした。
5月29日
クリの花が開花し、アカシジミが多数とウラナミアカシジミ1頭が見られ、それぞれ初見となりました。アカシジミは破損個体もいて、5月20日以降の早い時期に出現したと思われます。
5月30日
クリの花では同じ状況でしたが、明るい林内を歩いていると、オレンジ色の蝶がヒラヒラと舞い、静止したのを見るとウラナミアカシジミでした。ミズイロオナガシジミはまったく見つかりませんでした。
ウラナミアカシジミ(5月30日)
6月2日
演奏会が無事に終了したので、その翌日同じ雑木林へ。近くでの観察はサッと行けて楽ですね。
アカシジミ(6月2日)
アカシジミの良い写真が撮れていなかったので、破損のないアカシジミを探して撮り直しました。
ウラナミアカシジミ(6月2日)
翅をわずかに開いたウラナミアカシジミがいました。翅表前翅端に顕著な黒帯が見られないので♂だと思います。
林内を歩き始めるとミズイロオナガシジミが発生しており、林の中の散策道を歩くと次々に下草に静止しているのが見つかりました。気温が上がるにつれて、目の前を横切って飛ぶのを見るようになり、狭い範囲で合計14頭に。3日前には確認できなかったので、この1,2日の間に一斉に羽化したと思われます。すべて新鮮そのものに見えました。
なお、2013年の初見はミズイロオナガシジミが5月29日、ウラナミアカシジミが6月2日。今年の出現日は逆転しました。
ミズイロオナガシジミ A(6月2日 9:51 初見)
B
C
逆光での撮影です。外縁の毛がピンクとブルーに輝いてきれいでした。
D
翅の内側の撮影を狙って、左斜め後ろから撮ってみました。黒い帯と紋が緑色に見えていました。
D(同一個体)
今度は、右斜め後ろから撮影。黒い帯と紋が橙~緑~青緑~青の微妙なグラデーション模様になり、本来黒褐色の翅の内面外縁が深い青色に見えていました。翅表面に配列する鱗粉と光の作用による構造色ではないかと思うのですが、うまく説明できません。
それはさておき、2012年には見られたウラゴマダラシジミが昨年から姿を現さないようになり、寂しい限りです。植樹のイボタノキは自生しており、2012年にはイボタノキ付近で複数飛んでいるのが見られました(植物好きの男性によると数カ所で自生)。
5月19日
家から近い雑木林のクリは咲いておらず、例年早く出現するアカシジミも見られませんでした。
5月29日
クリの花が開花し、アカシジミが多数とウラナミアカシジミ1頭が見られ、それぞれ初見となりました。アカシジミは破損個体もいて、5月20日以降の早い時期に出現したと思われます。
5月30日
クリの花では同じ状況でしたが、明るい林内を歩いていると、オレンジ色の蝶がヒラヒラと舞い、静止したのを見るとウラナミアカシジミでした。ミズイロオナガシジミはまったく見つかりませんでした。
ウラナミアカシジミ(5月30日)
6月2日
演奏会が無事に終了したので、その翌日同じ雑木林へ。近くでの観察はサッと行けて楽ですね。
アカシジミ(6月2日)
アカシジミの良い写真が撮れていなかったので、破損のないアカシジミを探して撮り直しました。
ウラナミアカシジミ(6月2日)
翅をわずかに開いたウラナミアカシジミがいました。翅表前翅端に顕著な黒帯が見られないので♂だと思います。
林内を歩き始めるとミズイロオナガシジミが発生しており、林の中の散策道を歩くと次々に下草に静止しているのが見つかりました。気温が上がるにつれて、目の前を横切って飛ぶのを見るようになり、狭い範囲で合計14頭に。3日前には確認できなかったので、この1,2日の間に一斉に羽化したと思われます。すべて新鮮そのものに見えました。
なお、2013年の初見はミズイロオナガシジミが5月29日、ウラナミアカシジミが6月2日。今年の出現日は逆転しました。
ミズイロオナガシジミ A(6月2日 9:51 初見)
B
C
逆光での撮影です。外縁の毛がピンクとブルーに輝いてきれいでした。
D
翅の内側の撮影を狙って、左斜め後ろから撮ってみました。黒い帯と紋が緑色に見えていました。
D(同一個体)
今度は、右斜め後ろから撮影。黒い帯と紋が橙~緑~青緑~青の微妙なグラデーション模様になり、本来黒褐色の翅の内面外縁が深い青色に見えていました。翅表面に配列する鱗粉と光の作用による構造色ではないかと思うのですが、うまく説明できません。
それはさておき、2012年には見られたウラゴマダラシジミが昨年から姿を現さないようになり、寂しい限りです。植樹のイボタノキは自生しており、2012年にはイボタノキ付近で複数飛んでいるのが見られました(植物好きの男性によると数カ所で自生)。