四季おりおり

自然散策そして音楽のことなど・・・ 
2010年秋より里山・谷戸歩きで見た風景や蝶・花の紹介が増えてきました。

キタキチョウの観察

2014-10-12 09:10:00 | 相模原・県央
10月7日

1頭が林内をゆるやかに飛んでいるので、夏型・秋型を確かめようと飛翔中の撮影をしていました。


10時50分

そのうち、ネムノキ幼木上のもう1頭(#1)に接近。#1は蛹(蛹A)に止まる♂で、翅を広げて接近を妨げていました。蛹Aが♀なのを予知しているのかもしれません。



そのうち、低い草地からあと2♂も反応して舞い上がり、♂#1の周りで争い始めました。



※カメラ : NIKON D7000
レンズ : AF-S Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED + Kenko N-AF 1.4X TELEPLUS PRO 300
フラッシュ なし、シャッタースピード優先 1/1250(秒)、f4、ISO 800、測光モード マトリックス、
露出バイアス ±0、ホワイトバランス 晴天


♂は4頭とも夏型でした。1頭が蛹Cに止まる場面もありました。羽化直後の♀との交尾を狙っているのでしょう。♂同士が争う割には飛び方は緩やかなものでした。争いののち、休戦協定を結んだのかすぐ近くの葉上に3頭が並んで休憩となりました。



全体の印象からかなり疲れているように見受けられました。

♪ ♪ ♪

曇りがちの中、ミドリヒョウモン♂1頭を見かけました。この日以降この森でミドリヒョウモンは見かけず、これが最後の1頭だったのかもしれません。


トネアザミとミドリヒョウモン♂