キタキチョウの観察を続けました。
10月17日(晴れ 13時の気温 23℃)
9時及び10時頃に森に来てみると、林内のネムノキ付近にはキタキチョウ成虫が見られませんでした。10時過ぎに明るい林縁のコセンダングサ周辺には多数のキタキチョウが吸蜜・絡みあいなど活発に活動していました。すべて秋型です。13時半頃、森のネムノキ付近を再訪すると、蛹Fにキタキチョウ♂(#5、夏型)が止まっていました。接近した際に飛び立ちましたが、14時過ぎにそのネムノキ葉裏に静止したので帰宅しました。

蛹Fとキタキチョウ夏型♂(#5)
蛹Fの色と模様から、翌朝羽化と予想しました。写真は下の方に示します。
10月18日(晴れ 10時の気温 18℃)
9時半頃に来ると、蛹Fから羽化したキタキチョウが蛹殻に静止していました。朝早くに羽化したようです。

羽化後に蛹殻に静止するキタキチョウ秋型(9時9分)
LED懐中電灯を照らして見たところ、前翅中脈に♂にある性標の影が透けて見えないことから♀であることが分かりました。

羽化したキタキチョウ秋型:♀と判明
昨日ネムノキ葉裏で静止していた♂(#5)がネムノキから半径7,8m以内をゆるやかに飛んでは日の当たる葉の上に止まって体を温める動作を繰り返しました。

日光浴するキタキチョウ夏型♂(#5, 10時16分)
ネムノキになかなか日が当たらないためか、♂はネムノキに接近しないまま1時間が過ぎました。ネムノキは、写真中央にあります。

ネムノキ付近の環境:なかなか日が当たらない(10時20分)
この日は日本鱗翅学会秋の集いに行く予定だったので、10時20分にその場を離れました。もう少しいればネムノキに日が当たり、♂が羽化直後の♀に気付き交尾成立が見られたかもしれないと思うと残念です!
♂がネムノキ周辺を離れず一定の空間内を飛ぶのは、蛹殻に止まる♀あるいはネムノキどちらのにおいを察知してのことなのか、何に惹かれて留まるのか気になるところです。
この時期に交尾可能なのは夏型♂と言われますが、その数がめっきり少なくなり、朝の気温の低下という要因も重なってか、早朝から蛹にまとわりつく個体がいなくなりました。羽化直後の翅の伸びない段階での交尾観察は難しそうですが、せめて蛹にとまる羽化当日の♀(秋型)と夏型♂の交尾を確認したいです。
10月19日
キタキチョウ秋型♀の羽化した翌日、10時~11時(晴れ、20℃)に3回、ネムノキ付近に行きましたが、林内には羽化した♀も付近にいた夏型♂も含めてキタキチョウはまったく見られませんでした。
日の当たる林縁に行くと、この日も10時半頃からコセンダングサ周辺にキタキチョウが多数見られました。いずれも秋型でした。
♪蛹Fの色変化

羽化3日前(10月15日)
成虫の翅の色を反映して、蛹の下方が黄色です。ある時期まではその部分は緑色でした。

羽化2日前(10月16日)

同上
成虫の翅の模様が浮き出てきました。

羽化前日(10月17日)
成虫の羽の模様が見えて2日目。明朝羽化と予想しました。
♪追記:10月27日
帰りがけに森の中の細い歩道を歩いていたら、目の前をクロコノマチョウが飛び、着地しました。夏型の♂でしょうか。この森での初見となりました。

クロコノマチョウ
10月17日(晴れ 13時の気温 23℃)
9時及び10時頃に森に来てみると、林内のネムノキ付近にはキタキチョウ成虫が見られませんでした。10時過ぎに明るい林縁のコセンダングサ周辺には多数のキタキチョウが吸蜜・絡みあいなど活発に活動していました。すべて秋型です。13時半頃、森のネムノキ付近を再訪すると、蛹Fにキタキチョウ♂(#5、夏型)が止まっていました。接近した際に飛び立ちましたが、14時過ぎにそのネムノキ葉裏に静止したので帰宅しました。

蛹Fとキタキチョウ夏型♂(#5)
蛹Fの色と模様から、翌朝羽化と予想しました。写真は下の方に示します。
10月18日(晴れ 10時の気温 18℃)
9時半頃に来ると、蛹Fから羽化したキタキチョウが蛹殻に静止していました。朝早くに羽化したようです。

羽化後に蛹殻に静止するキタキチョウ秋型(9時9分)
LED懐中電灯を照らして見たところ、前翅中脈に♂にある性標の影が透けて見えないことから♀であることが分かりました。

羽化したキタキチョウ秋型:♀と判明
昨日ネムノキ葉裏で静止していた♂(#5)がネムノキから半径7,8m以内をゆるやかに飛んでは日の当たる葉の上に止まって体を温める動作を繰り返しました。

日光浴するキタキチョウ夏型♂(#5, 10時16分)
ネムノキになかなか日が当たらないためか、♂はネムノキに接近しないまま1時間が過ぎました。ネムノキは、写真中央にあります。

ネムノキ付近の環境:なかなか日が当たらない(10時20分)
この日は日本鱗翅学会秋の集いに行く予定だったので、10時20分にその場を離れました。もう少しいればネムノキに日が当たり、♂が羽化直後の♀に気付き交尾成立が見られたかもしれないと思うと残念です!
♂がネムノキ周辺を離れず一定の空間内を飛ぶのは、蛹殻に止まる♀あるいはネムノキどちらのにおいを察知してのことなのか、何に惹かれて留まるのか気になるところです。
この時期に交尾可能なのは夏型♂と言われますが、その数がめっきり少なくなり、朝の気温の低下という要因も重なってか、早朝から蛹にまとわりつく個体がいなくなりました。羽化直後の翅の伸びない段階での交尾観察は難しそうですが、せめて蛹にとまる羽化当日の♀(秋型)と夏型♂の交尾を確認したいです。
10月19日
キタキチョウ秋型♀の羽化した翌日、10時~11時(晴れ、20℃)に3回、ネムノキ付近に行きましたが、林内には羽化した♀も付近にいた夏型♂も含めてキタキチョウはまったく見られませんでした。
日の当たる林縁に行くと、この日も10時半頃からコセンダングサ周辺にキタキチョウが多数見られました。いずれも秋型でした。
♪蛹Fの色変化

羽化3日前(10月15日)
成虫の翅の色を反映して、蛹の下方が黄色です。ある時期まではその部分は緑色でした。

羽化2日前(10月16日)

同上
成虫の翅の模様が浮き出てきました。

羽化前日(10月17日)
成虫の羽の模様が見えて2日目。明朝羽化と予想しました。
♪追記:10月27日
帰りがけに森の中の細い歩道を歩いていたら、目の前をクロコノマチョウが飛び、着地しました。夏型の♂でしょうか。この森での初見となりました。

クロコノマチョウ