4日、金井地域であいさつまわりをしました。金井は新旧の住宅があり、坂がとても多い地域です。
「貧困率が映す日本の危機─15・7%の衝撃」。4日付の「朝日新聞」の社説がこんな記事を紹介しました。
いまの日本は格差が広がっていることはいうまでもありませんが、全体の所得が増える中での格差ではありません。底辺に向かっての格差の拡大、つまり貧困が増大しています。
金井地域でも訪ねた先では、切実な実態が多数よせられました。
●60歳を過ぎたが、石油を売って生計を立てている。家があるから何とか生活できているが、一日働いても、手元に残るのはほとんどない。特に石油業界は1円を争って値下げ競争。大手企業は安くできるが、個人が経営しているところは無理。子どもたちは、一生懸命働いているがいつクビを切られるか…。
●年を重ねてしみじみ思うのは、この国は高齢者が生きにくい。今度、あんたが来るときには、クビをくくっているかもしれないし、家を売り払っていないかもしれない。選挙は民主党に期待して、自民党政治を変えたいと投票したけれどちっとも変わりそうもない…。「もう、共産党しかない」と、このあたりに住んでいる高齢者は思っているじゃないか。この前、友だちと話していたときにも「共産党にがんばってもらわないと」とこぼしていた。本当の野党として、がんばって。あんたみたいな若者は希望だから。
貧困問題は、国政だけの問題ではありません。市民にとってもっとも身近で、「住民の福祉の増進」を目的とする地方自治体の役割も重要です。寄せられた声をしっかりと受けとめ、問題解決のために力をつくしていきます
【参考】「国民が主人公の新しい日本を」──日本共産党総選挙政策2009
┏┓池川友一(日本共産党 市議会議員予定候補)
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