市内65カ所でおこなわれた放射線測定の結果が公表されました(詳細はコチラ)。
ホームページには、「町田市では、10月24日から11月1日に市内65ヶ所で空間放射線量測定を実施しました。その結果、地上1mの測定値は、0.03~0.11マイクロシーベルト毎時であり、地上5cmでは、0.03~0.14マイクロシーベルト毎時で、すべての地点で環境省が示す基準値である0.23マイクロシーベルト毎時(注)よりも低い値でした。※(注)=追加被ばく線量が年間1ミリシーベルト以下となる時間当たりの空間放射線量の上限」と記してあります。
細かく測定をすれば、市民の方の調査でも、私たちの日本共産党市議団の調査でも0.23マイクロシーベルト毎時を超える数値は出ています。校庭のど真ん中だけをはかって「安全」というのは、だれも納得することができないのではないでしょうか。
「タウンニュース」10月27日号では、「場所などに疑問の声 『ホットスポットの調査を』」という記事の中で、次のように書いています。
測定は他の環境の影響を受けづらい校庭の真ん中などで、水たまりや吹き溜まりなど数値が高いと言われている場所では測定しない。
現在、市民の不安は局地的に放射線量が高いと言われる場所(ホットスポット)の有無で、子どもが放射能の影響を受けやすい校内や公園、通学路の繁みや水たまりなどの測定を求めていて、今回の市が行う測定には、場所や内容に市民から疑問の声が上がっている。幼い子どもを持つ保護者が抱えている不安は、この測定で解消するのだろうか。
市民からはホットスポットの不安が増しているという声をよく聞く。その不安から数値が高いと思われる場所を個人・団体が測定し公表している。市民だけでなく、子どもを預かる公立学校からも、校庭の真ん中ではなく、数値が高いと思われる場所を測って欲しいという声も聞かれる。
町田市は、そう言った声に応え、市民が知りたがっている情報を提供してほしい。(ここまでが引用)
このタウンニュースの報道を見て、私も「その通り」だと思いました。
いくつかの例を示せば、市民の不安の声にこたえるために、
・細かい放射線測定の実施(特に、ミニホットスポットを発見して除染すること)
・食材の放射性物質調査と測定器の購入(市民がそこに行けば測定できるような仕組みづくり)
・学校給食食材の全面調査、牛乳の調査(調査をおこなったうえで必要な対策をおこなうこと)
・放射線測定器の貸し出し
・市民の健康調査(低線量被ばく調査、尿検査)
・専門家を入れた放射能問題に関する庁内プロジェクトチームの設置。あわせて、放射能問題に関して市民が参加をする懇談会の設置
などがあげられるのではないでしょうか。
┏┓池川友一(日本共産党町田市議会議員)
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