介護保険の保険料の改定が来年度おこなわれます。
町田市では、前回の改定で大幅に保険料を引き下げ基準額で3950円にしました。しかし、今回の改定では、なんと5000円を大きく超える額が試算されています。
地域をまわっていると「保険あって介護なし」という状況に出会います。たとえば、「2階から車いすで降ろして、1キロもない銀行へ行くだけで介護タクシーを使うと往復で9000円を超える」「本当に必要な介護を受けることができず、まさにお金のあるなしで決まってしまう」という話を聞きました。
また、以前も紹介をしましたが、家の布団を干すことができない、買い物に行くことができない、新聞紙を運ぶことができないなど、高齢になれば日常生活での課題が増えていきます。
介護が必要だけれど必要な介護が受けられていない実態は山のようにあります。介護保険料を値上げすれば、さらに「保険あって介護なし」という状況が加速すると思うのは私だけではないはずです。しかも、政府は介護保険の利用料を年収320万円以上の人には現行の1割負担から2割負担にする案まで出しています。
介護保険の制度設計をおおもとから見直して、必要な人が必要な介護を受けられる仕組みをつくることはまったなしです。
┏┓池川友一(日本共産党町田市議会議員)
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