とても励まされていることがあります。
仕事の昼休み、自分の休憩時間を返上して日本共産党のチラシを駅で配布してくれている人の話です。
参院選が公示されたすぐ後、その人から「最後の一週間、毎日昼休みに駅でチラシまきするから」と言われました。
正直に言って驚きました。日本共産党の議員や職員、また組織的に決めた宣伝行動ならまだしも、一人で駅に立ちチラシを配布するというのです。
今回の参議院選挙は、こういう主権者としての覚悟を持った行動が各地で広がっています。
そして、そのチラシまきは本日で4日目となりますが、毎日駅に立ち続けています。今日の昼休みは、私もいっしょにチラシ配布をしました。
その人のことは以前から知っていましたが、戦争法案に反対するたたかいで子育てをしながら連日国会前に行き、抗議の声を上げている姿を見てきました。今回の参議院選挙は、2015年の夏に全国で声を上げた人々の力が史上初めて全国的な野党共闘へと発展し、32の一人区で野党統一候補を実現するところまできました。
「一人ひとり、寸暇惜しんでやれることをやろう」という言葉は発せられますが、実際に寸暇惜しんで行動していくのは並大抵のことではありません。
今回の選挙は、安倍強権政治に抗する人たちが主権者として立ち上がり、それぞれの持ち場で野党の勝利のために力をつくしています。
自分の一票を生かそう、知り合いや家族にも少し話してみよう、政治の話題はタブーだけどとにかく話してみようという意を決した行動があちらこちらで生まれているのだと思います。
それは、小さな一歩かもしれませんが大きな決断がいることです。
私たちの生きるこの社会は、誰かが見えないところで決めているのではなく、主権者である私たち一人ひとりの決断によって決まっていくのだと強く思います。
そして、一人の決断は周りの人の心を動かし、一歩踏み出す勇気を与えてくれることになります。一週間、昼休みを返上してチラシまきをするその人の決断が、間違いなく私にとっては大きな勇気となっています。
「始めてみてどう?」と聞いてみると、「1日10枚ちょっとしか受け取ってくれないけど、やらないよりいいでしょ」と。
投票日まで残りわずか──安倍政治にピリオドを打ち、新しい政治を開く結果をつくりましょう。
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