27日、都議会での初質問を行いました。(質問全文はコチラ)
世間は解散・総選挙、小池知事が希望の党の党首となったときと重なりましたが、私はブレず揺るがず都議選で掲げた公約、市民のみなさんの切実な願い実現のために質問にたちました。
都議会では、本会議で質問に立つ機会は、主に代表質問か一般質問。今議会は、大山とも子都議(幹事長)が代表質問、私が一般質問を行いました。
石原都政の時に「多摩格差」はなくなったとされて以来、都政の中では格差はないものとされてきました。
共産党都議団は、具体的な課題を示しながら「多摩格差」は厳然としてあり、その格差解消のためには東京都が役割を発揮することが必要であることを求めてきました。先の都議選で多摩地域選出の共産党都議が2人から5人へと躍進したことも力に、小池知事が「多摩格差ゼロ」を公約したことを真正面から迫っていく質問にしていこうと準備を重ねてきました。
最初、答弁に立った小池知事は、多摩格差は基本的に解消しているとして、「多摩格差ゼロ」の公約については言及しませんでした。
私は再質問に立ち、小池知事が都知事選の公報に書いた「7つのゼロ」の中に明確に多摩格差ゼロが入っていることを示し、「公約をおろすのか」と迫りました。
これに対し、小池知事は「多摩格差を削減していくか、縮減していくかについて努力をしているところ」と答弁しました。
清水ひで子都議が都議会予算特別委員会で多摩格差問題を取り上げ迫った時に「多摩格差ゼロをめざすような政策、これを立案、そして実践していきたい」と小池知事が答弁しましたが、新しい「多摩の振興プラン」には「多摩格差ゼロ」の問題は触れていません。
その意味で、知事が多摩格差を削減、縮減していくと述べたことは極めて重要です。
その他の質問については、改めて紹介していきたいと思います。
質問終了後、傍聴に駆けつけてくれた町田の人たちと懇談。「都議会に送って本当に良かった」と激励してもらいました。また、都の職員の複数の方から「いい質問でした」と声をかけていただきました。
地道に、大胆に、しなやかに──全力でがんばります。
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