3日、日本共産党都議団は「CV22オスプレイの米軍横田基地への配備撤回を求める申し入れ」を行いました。
この申し入れは、緊急のものでしたが、在日米軍が2019年10月~2020年9月に配備を延期するとしていたスケジュールを変更し、米空軍の特殊作戦機CV22オスプレイ5機を今年の夏ごろに横田基地へ配備すると一方的に発表したことに対してのものです。
党都議団側からは「オスプレイの安全性については、国が安全と言っているから安全という答弁が都議会ではくり返されている。事故が頻発していることは明らか。横田基地周辺で10機のオスプレイが来れば、住民の安全を脅かす重大事故に繋がる事態が起こる可能性がある」など、配備撤回を求める発言をしました。
さらに、第一回定例会の白石民夫都議の代表質問に小池知事が次のように答えていることも、改めて強調しました。
安全保障に関することは国の専管事項でございますけれども、米軍の運用に当たりましては、地元住民の生活への最大限の配慮が必要ということで、私もメンバーに入っております渉外知事会におきまして、最近の米軍機の事故等の状況を踏まえて、実効性ある安全対策について、ことし二月六日、特別要請を行っております。米軍機の事故や予防着陸、緊急着陸が多く発生しております。安全対策の徹底が必要でございます。
今後も都民の命、安全、安心を守る立場から、国に対して必要なことを申し入れてまいります。
2月6日の東京都も参加した特別要請は、次のように述べています。
短期間にこれだけ多くの事故等が起きることは、決して看過することのできない事態であり、基地周辺住民や自治体に、 米軍航空機の整備や安全対策等について、大きな不安と不信を抱かせるもので大変遺憾です。
日米両国政府は重大な事故が起きるたびに、再発防止策の実施等を表明しており、当協議会はその対応を注視してきましたが、未だ抜本的な対策は講じられておりません。 依然として事故の発生は続いており、事故防止に向けた日米 両国政府の連携も十分とは言えない状況にあります。
本日の申し入れでも、都の担当者からは「住民が不安に思われるというのはその通りだと思う」という言葉がありました。
「国の専管事項」といういっぺん通りの対応ではなく、都民の安全を守る立場から具体的に対応することを強く求めました。
とんでもない!今日発表された横田基地へのオスプレイ配備。
— 池川友一 (@u1_ikegawa) 2018年4月3日
小池知事に対して、共産党都議団で「CV22オスプレイの米軍横田基地への配備撤回を求める申し入れ」を緊急に行いました。 #共産党都議団 #オスプレイ #横田基地https://t.co/iOgQUm5nh5 pic.twitter.com/S0UJOGu2F8
報道ステーションでも、オスプレイの横田基地前倒し配備についてのニュース。配備理由の「太平洋地域の安全保障上の懸念に対応するため」って。
— 池川友一 (@u1_ikegawa) 2018年4月3日
共産党都議団で都に申し入れした時には「住民が不安に思われるというのはその通りだと思う」と。オスプレイが来ると来ないでは、後者の方が安全でしょ。 pic.twitter.com/HuPe5E6wvi
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