本日の市長記者会見で、放射線測定について新しい考え方が示されました。これまで市民のみなさんと力を合わせて、日本共産党市議団が市議会の質問や申し入れをおこなってきた内容にこたえるものとなっています。
町田市は、65カ所の測定をおこなった直後の11月9日~16日にかけて、小学校4校(町田第六小学校、忠生小学校、鶴川第一小学校、図師小学校)、中学校1校(南成瀬中学校)、保育園3園(森野保育園、金森保育園、こうさぎ保育園)でサンプル調査をおこないました。今回の調査は、校庭や園庭の四隅、砂場、花壇など放射性物質が高いといわれてきた場所。
日本共産党市議団の調査でも、雨水浸透桝や側溝は周囲と比べても高い数値が出ていました(※申し入れをおこなった結果、鶴間公園の雨水浸透桝は除染がおこなわれました)。
そのなかでもっとも高かったのは、忠生小学校の屋上排水口からは5㎝で0・97μシーベルト/時が計測され、除染をした結果0・11μシーベルト/時に大幅に下がりました。
今回のサンプル調査は、町田市が校庭のど真ん中などで65カ所の測定をおこなった結果、その方法や考え方が間違っていたということを自ずから認めたことになります、市民のみなさんと日本共産党市議団が求め続けてきた細かい測定への一歩前進です。
そして、今後は年内に全市立小中学校と市立保育園、公営学童保育クラブで測定をおこない、高線量地点(0・23μシーベルト/時以上)の除染をおこなうとしています。
さらに、再三求めてきた放射線測定器の貸し出しについては、要望のあった私立幼稚園と保育園に対しておこない、市は放射線測定の支援を実施するということです。
一歩前進ですが、まだすべてがクリアをされたわけではありません。引き続き、学校給食の食材や牛乳の調査をはじめ、市民のみなさんと力を合わせてがんばりたいと思います。
参考までに、資料をつけておきます。
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┏┓池川友一(日本共産党町田市議会議員)
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