内和農園ドタバタ日記

夫婦で農業の備忘録てきなことを綴ります。

魚雷くんで田んぼの水抜きなど

2023年04月02日 15時00分00秒 | 田んぼ

今日はじいちゃんお休み。
お昼は、ぼた餅


食後は、お外見ながら昼寝。
コクーンのラストシーンのようだ。
異星に行っても元気でな。


午後から、昨年、森多早生の種取り作付け圃場の猫の額田んぼの水抜きしてみようと魚雷君をだしてきました。
魚雷君は先端にプロペラ付いてて、泥を飛ばしながら排水溝をつくる溝切り信州から嫁いできました。


いつも、軽トラはここに停めるのですが、


うちの除雪機とめても大丈夫だとは思うけど、軽トラよりは重いから路駐。


今年で3回目の作付けです。
年々、発掘調査も進み、排水溝を発見してきましたが、排水されないから溝を掘って排水させようと思うのでした。


上には田んぼ沢山。
ここが乾きそうなころには、上の田んぼは代掻き開始と入水するから、年中こんな感じ。



昨年、夏に見つけた排水箇所。
掘ってパイプの中を掃除済み。


昨年、秋に発見した排水箇所。
ここもパイプがあるのかなと思っていましたが。


一昨年?だっけか、最初の田んぼづくりから使ってる排水箇所。


さて、魚雷君の出番だが、まずはスコップで排水の堀上から。


やる気にならんからだらだらと一服のほうが多いw。


真中の排水掘ったら、水たまりできあがり、全然排水されないな。


さて、まずは魚雷君で溝を作って、排水させてから、真ん中排水堀上再開とします。


電柱脇の排水からスタート
魚雷君は進行方向右側にしか泥を吐けないので田んぼ内側へ泥を吐かせたい。
なるべく、周囲にホームランは打ちたくない。
なんとなくだけど。




なかなか、面白い。
超湿田はこの溝切りが有効だと分かった。
普通はV字に溝を付けるから両岸へ泥を押し分ける。
でも、両岸のスランプによってはV字溝へ泥が戻ってくる。
これは、そもそも泥がどっかへ飛ばされて無いから両岸のスランプと自重で溝の変形が決まる。
両岸の自重が増えないからあまり溝は閉塞しないで済むかからよいです。
そこそこ、乾いてきたら普通の溝切機で仕上げしたら綺麗な作溝ができるな。




排水2箇所から放水。


真中排水、堀上開始。




デカい礫だけだった。ヒューム管はいなかった。


これで、普通の田んぼっぽく乾くことを期待です。

帰宅後、魚雷君を洗いたい。
数週間前から、池わきの不凍給水栓の排水性を良くしようと修理中だったので、納めます。


下はできあがり。


止水栓を閉めると縦管の水が根本のバルブから放水される。
排水性が悪いと外側の樹脂筒の中が水浸しになる。


ここの蓋がくちたからゴミが入る、すると、排水が一層わるくなる。


百姓がてもちの耐候性があるビニールと紐は黒マルチシートとビニールハウスの紐



これで5年はもつのでした。




魚雷君を洗って、メンテナンス。


ヘッド部分のグリスアップ、メインのギアボックスのギアオイル確認。
ちょっと白濁してるけど、入ってたからオイルシールは大丈夫っぽい。
交換は次回の暇なとき。


羽根を外してギアボックスと羽根の間のゴミ掃除。




次回使うまで、キャブレター整備、燃料タンクの溶接部から燃料漏れしているので、溶接修理かな。
アースを外しても火花が飛ばないときがあるので、フライホイールのマグネット掃除とイグナイターギャップ調整。

今日の発掘品は森永の牛乳瓶。
多分、昨年のじいちゃん入れ歯紛失事件のとき、池の泥上げしたときに出てきたものです。
洗って、磨いてハイターに漬けたらきれいになった。
鉛筆立てにでもしよう。