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上の導線図は縮小しておりますので、元の図をご覧ください。
(仮称)東名綾瀬スマートインターチェンジの工事が現在行われていますが、完成すると市内の周辺道路の導線が大きく変わります。
導線が変わることで、車などでの移動が不便になってしまう事例もでてきていて、私のブログへのコメントにも困惑の声が寄せられています。
改善できる点は、今からでも指摘して不便さをできるだけ解消させなければなりません。
上の導線図をご覧になられて、不安な点や確かめたいことなどがありましたら、メール(ueda01@goo.jp)でご連絡ください。
なお、インターチェンジの完成は、当初2018年3月でしたが、遅れに遅れて2020年6月までが工期となりました。
しかし、最近、市は「東京オリンピックまでにはなんとか完成させたい」と言い出していますので、すでに遅れが出始めているのかもしれません。
前回、工期が延期されることをなかなか認めずに、誤った情報を市民に流し続けたので、「今回は繰り返さないように」と指摘したところ、担当部長は、「遅れるときにはできるだけ早く市民に知らせるようにする」と答弁をしています。
(※◆東名綾瀬インターチェンジ予定地周辺の企業をないがしろにした事業の進め方でインター開通は大幅遅れ! 参照)
さいごに、このインターチェンジ建設は、賛成する市民といらないとする市民の割合が、おおむね半々であるなかで強引に進められてきた事業であるということは忘れてはならないことだと、記しておきます。
10月1日の開通が危ぶまれていた「下原橋」。台風の通過もあり、綾瀬市も不安げではありましたが、なんとか車が通れるようにはできました。
けれど、工事はまだまだ終わっていません。本当に、とりあえず通れるようにはしました、という感じです。
▲上の写真は、下原橋北側から。
この写真は、南側から。(10月2日撮影)
そのためか、道路(橋の上も)の舗装もちょっと雑に見えます。仮舗装なのかなあ、と思ってしまいました。
この件では市の担当課に確かめたところ、担当課でもきれいに舗装されていないことを認識していました。今後、NEXCO中日本に対応を求めていくようです。
この下原橋が工事で長いこと不通になっていたことは、地域住民にとってかなり不便でした。それが1年半以上かかって(当初の計画では今年の4月開通。それが半年遅れに)やっと開通したことは、ホッとすることですが、でも、2つの理由で素直に喜べません。
1)ひとつは、この橋が拡幅されたのは、東名綾瀬インターチェンジの開通にあわせて、増大する通過交通対策として、う回路として整備するという位置づけがあるからです。
そして、問題は、計画通りこの橋の前後の拡幅が完成すると、新興住宅地であり子どもがいま綾瀬市で一番多く住んでいる早川城山団地の中を突っ切る道路にまっすぐにつながっているということです。児童が通学のとき、城山公園に行くとき、必ずこの道路を渡らなければなりません。拡幅されてスピードが今よりも上がった車が頻繁に通過する非常に危険な道になります。
地元住民からは、新たな信号の設置要望もかねてより出されていますが、一向に県警は動こうとしません。
事故が起きる前に、しっかりとした対策をさせなければなりません。
2)もうひとつは、下原橋の拡幅工事にかかった工事費が、あまりに膨大であるという問題です。
そのことについては、私の過去のブログ記事「◆(仮称)東名綾瀬スマートインターチェンジの総工費が1.6倍に(103億円⇒160億円)」をご参照ください。
当初12億円とされていた下原橋の工事が、24億円以上と2倍にもなってしまったわけです。どこかに闇がうごめいているのではないでしょうか。こういう問題は、内部告発などがないとなかなかこれ以上追及ができず、歯がゆい思いをしています。
こうなることは日本共産党の調査で判明していました。
ですので、昨年からこのことを繰り返し指摘してきましたが、綾瀬市は頑として認めようとしませんでした。
しかし、ようやく6月議会のなかで、古塩市長は認めました。
そのことが翌日の神奈川新聞の一面記事となりました(↑ 参照)
■いまだ企業の移転先が見つからない
綾瀬市は、市民合意もそこそこに強引にインターチェンジ設置を進めてきましたが、肝心の企業の移転先はなりゆきまかせで暗礁に乗り上げています。
今年度内に移転先が見つかったとしても、移転先に建物や工場を建てて移転完了するのは早くても1年半後?ではないでしょうか・・・。
だとすれば、インターチェンジ開通は2~3年は遅れそうです。
事実、ネクスコ中日本が発注しているインターチェンジ本体工事の契約工期は、2019年6月までとなっていて、当初計画の2018年3月よりすでに1年3ヶ月遅れることが明らかになっています。これがさらに遅れることは必至ではないでしょうか。
■「供用開始に合わせて事業計画を立てている事業者に申し訳ない」
と市長は神奈川新聞の記事で語っていますが、遅れることは昨年からわかっていたことです。議会で何度も私が指摘をしました。それなのに正しい情報を隠し続けていたわけです。「申し訳ない」という言葉が白々しく聞こえます。
綾瀬市の寺尾地区の北部を貫く都市計画道路について、神奈川県や綾瀬市など3市が勉強会を行っています。この勉強会で、綾瀬市がまちづくり検討会でまとめた全線トンネル案を採用するよう地域住民の方が、神奈川県厚木土木事務所東部センターに申し入れをされました。
私も同行いたしました。
pic.twitter.com/7UK0e1fYxv
この件については、先の6月議会で一般質問をして、市の対応について問いただしていますので、近いうちにブログにアップいたします。
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綾瀬市のまちづくりの将来を大きく変えてしまう(仮称)東名綾瀬インターの環境アセスが昨年行われ、現在、その評価書案(正式名称は、(仮称)綾瀬インターチェンジ建設計画に係る環境影響予測評価書案)が市内各所で縦覧に付されています。
また、5月19日と20日の2回、綾瀬市文化会館小ホールで説明会が行われましたが、合わせて100名ちょっとの市民の参加でした。
参加者が少ないのは、市民の意識レベルの問題だとする意見もあるでしょうが、市の広報にも問題があることを指摘しました(5月20日の議員全員協議会にて)。
たとえば、この環境アセスの縦覧については市のHPに載っていませんでした。そのことを指摘したところ、5月22日になってようやく上のように市のHPのトップ画面に記載され、そこをクリックすると、下のような画面も載りました。(縦覧や意見書の提出の方法については、さらにこの画面の下にあるリンクから神奈川県のHPへと移動します)
なぜ、私に指摘されるまで市のHPに載せなかったのでしょうか・・・。それは、環境アセスは神奈川県がやっていることだから、というのです。私は、「綾瀬市の将来、綾瀬市民の将来にかかわる重大な事業案の検討に関する情報を、県の仕事だからと載せないのはおかしくないか」と抗議させていただきました。みなさんもそう思いませんか?
さて、この環境アセス案。おどろいたのは、インターを利用する車が、近道やわき道などの抜け道を利用することはまったく考慮することなく評価されていることです。住宅地に車が入らないような対策を検討していると、言いますが、綾瀬市はもう4~5年もこう言い続けているだけで、有効な対策方法を見出せていません。
小園団地(小園南1丁目・2丁目)には車が流入しないようにするといいますが、インターと小園団地の間には工業地帯があり、インターを多く利用する可能性のある工業地帯の車が小園団地の中にまで入ってくることを阻止することを本当にできるのでしょうか?
東名のインターができると、綾瀬市の俗化は加速し、どこにでもある特徴のない市になってしまうでしょう。先日の説明会のあと、参加されていた市民の方から「なんとかしてインター建設をやめさせてほしい」と懇願されました。みなさんの本当の思いはどうなのでしょうか?
10月29日の午前に「第4回 寺尾地区まちづくり検討会」が行われ、傍聴してきました。
都市計画道路寺尾上土棚線の北伸路線は、綾瀬市の部分だけで完結できる事業ではありません。大塚本町の5差路の交差点や相鉄線の踏切などの海老名市や座間市の部分をどうするのか、という課題も同時に解決しなければ進められる事業ではありません。しかし、検討会での議論は、綾瀬市の部分だけで行おうとしているため、検討会の委員も困惑している状況のように見えました。この問題を解決するために、市は事業主体となるであろう神奈川県の出席を求めていますが、県が乗り気でないようで実現しません。
どうも、東名に綾瀬インターをつくりたい綾瀬市の先走りの感がありそうです。
また、委員の方から、この住民検討会の位置づけについても疑念の声が多数出ていました。この検討会で検討して出た結論が、実際に執行される保証があるのか、ということです。検討会で最良の案として決めたとしても、神奈川県が“予算的にそれはムリだから構造を変更する”ということができてしまうではないか、という心配です。検討会で具体案を提示するということは、提示したとたん、イコール道路建設について住民の合意を得られた、と解釈して強引に推し進めてしまうのではないかという危惧です。
これに対して市の担当者は、その場で回答しませんでした。複数の委員から出されていたこの問題に対する回答をスルーしたのは不自然です。
さらに、市が提示した資料が、市側の思惑に沿った価値観のみで作成されていると、半数近い委員の方が不快感を示され、結局その資料はたたき台であることを明記し、価値観を表す○や×の表記は書き改めることとなりました。
先に道路ありき、でまちづくりを議論するので、混迷を深めるばかりのように思います。
次回は、2012年1月15日の午後を予定していると報告がありました。
実はこの都市計画道路が計画決定されたのは昭和44年でした。その5年後の昭和49年にはまさにその計画されている土地の上に天台小学校が建設されたのです。この事実に番組騒然。
これは現在の実際の街並みに計画路線の位置を赤く線を引いたものです。実際の道幅はこれよりもっと広くなるのではないかと思いますが・・・。綾瀬市内だけでも100軒から150軒が移転対象になりそうです。 ←ブログ村ランキングに参加中! さて今何位でしょうか??
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9月22日のブログの続きです。
続きが遅くなってしまいましてすみません。
一度書いたのですが、操作ミスで全部消えてしまい、再度書く気力がなかなか復活しなかったのです。すみません・・・・_(_^_)_
さて、市が説明会等で出した数字は次のようになっています。
綾瀬市分
地表式
道路幅22メートル
全長1450メートル
約100軒の移転の場合
●建物移転補償 約25億円
●土地買取 約30億円
●工事費 約25億円
----------------------------------
計 約80億円
ここまでは市の説明です。
この後は私の試算です。
市の説明した全面地表式は起伏の激しい地形であるので不可能です。そのことは市も認めています。
また、「道路構造令」の法令改正によって道路幅は27メートルが標準となっています。
さらに市は、住宅地の中では環境帯を設けたいと説明。環境帯を含めると道路の幅は35メートルになります。
また、天台小学校から寺尾の森までの約800メートルは、少なくとも地下化しないと建設が不可能なので、地下化の事業費を考えなければなりません。
地下化の工事費は地表式の約6倍と市は答弁しています。
そうした条件を勘案すると以下のようになります。
●建物移転補償 約35億円(移転軒数が150軒に)
●土地買取 約40億円
●工事費 ※(約35億円 ←地表式のとき)
地下化部分 約115億円(19億円×6倍)
環境帯付部分 約16億円+α
--------------------------------------
計 約206億円+α
さて、ここまでは綾瀬市部分の試算です。
この先に、海老名市部分、座間市部分があり、その長さは約700メートル。
そしてこの区間は相模鉄道の踏切が一番低いところにありますので、高架橋を作らなければなりません。
その長さはたぶん約500メートルにもなる大きな高架です。
綾瀬市内の新幹線を超える400メートルの高架橋は、直接工事費で47億円でした。
その数字をここに当てはめると、
●高架橋工事費 約50億円
●その他工事費 約5億円
●土地買収・建物補償 約40億円
--------------------------------------
計 約95億円
ここまで見てきたように、綾瀬市部分の206億円+αと海老名市・座間市部分の95億円を足すと、なんと300億円+αにもなる計算です。
なお、これはあくまで市側が提出した概算数字をもとに私が試算したものですのでこの数字が実際の総事業費になるかどうかは現時点では不明です。
たとえば、綾瀬市部分を全面地下化という案も、ありえますので、その場合には、綾瀬市部分だけで300億円近くなる可能性があります。座間市まで含めると400億円というべらぼうな数字になることもありえます。
今後、住民検討会などのなかで、さらなる資料が提出されてくるでしょうから、随時、試算を修正していきたいと思います。
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綾瀬市では、現東名高速道路にインターチェンジをつくろうと県に働きかけ、ついに県が事業計画として決定する一歩手前まできています。市などは、2018(平成30)年度には供用開始との予想も言い始めています。
しかし、来年度には東名高速からつながる相模縦貫道の海老名インターが利用できるようになります。これができれば、もう相模川を渡らなくても東名に乗れるようになります。海老名インターと計画されている綾瀬インターとの距離は、直線距離で4キロだけなのです。
そしてなにより、綾瀬市民の中には、インターができることによる渋滞や環境破壊の不安が渦巻いています。これにたいして、市は「研究しています」と言うだけです。
もっともっと市民に包み隠さず情報を提供し、市民ぐるみの議論を活発に行うことが大切なのに、それをせず、そこのけそこのけ、で強行突破しようとしています。
不安いっぱいの市民の方の声のなかでときどき聞かれるのが「スマートインター」のこと。そこで今回、百聞は一見にしかず、と山梨県に作られつつある「双葉サービスエリア」のそれを見学してきました。
見学したのは下り方向ですが、現在は出口のみで、入口は工事中です。利用車種は、普通車までで、将来中型車までが利用できる計画とのこと。
ETC搭載車のみが利用でき、必ず一旦停止して、バーの開くのを待つしくみです。インターから出たところの道路は、幅員5メートルくらいしかない狭い一般道だったのが印象的でした。
1日の利用台数は、まだ全面開通していないので1000台前後。
何十億円とか何百億円とかの建設費がかからない簡素なインターという感じで、好感がもてます。
これが人口の多い神奈川で活かせるかは、議論が必要ですが、一見の価値あり、です。山梨に向かわれるときはお立ち寄りください。
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市の調査結果を見ると、
東名綾瀬インターができるとこんなまちになる危険が…
③早川城山住宅の中を貫通する道路が
城山公園東側の道路は、綾瀬郵便局から市役所脇まで一本につなぐ計画です。
これは寺尾上土棚線に集中する車を分散させるのが目的。インターができたら、交通量はケタ違いに増えるでしょう。
自然を活かした公園が、大気汚染や交通渋滞と、隣り合わせになりかねません。
市の調査結果を見ると、
東名綾瀬インターができるとこんなまちになる危険が…
②渋滞をさける車は生活道路の中に
市が予測する綾瀬インター利用台数は22000台。
ところが、インターができて増える交通量は3100台と予測されています(寺上線・下表参照)。
この数字の差について、市は、渋滞をさけて他の道を選ぶ車が生じる結果だと説明しています。つまり、差の19000台は生活道路に流れ込む危険があるのです。
市の調査結果を見ると、
東名綾瀬インターができるとこんなまちになる危険が…
①大気汚染(NOx) が18倍になる地域も
綾瀬インターができると、インターから市役所方面にむかう道路を走る車の量が、2・5倍に膨れ上がり、排出されるNOxも「1」から「18」と18倍にもなると報告されている地域があります(下図参照)。
大気汚染は、排出された地点だけでなく広範囲に悪影響を及ぼすので心配です。
地点a~eは下の地図をご参照ください。
なお、下図の150%増というのは
2.5倍ということです。
クリックすると大きくなります。
市はいくつかの対応策をあげていますが、実現性と効果が疑問です。環境を守ることが大きな課題となっている時代に、わざわざ被害を呼び込んで、お金をかけて対策をたてる…。 なんだかおかしくありませんか?
東名綾瀬インター設置検討地の周辺は住宅密集地(上図は市HPより)
■えっ? 住宅地のど真ん中にインター???
綾瀬市が進めようとしている東名綾瀬インター。昨年末、もっとも影響を受ける検討地周辺のみなさんに、「対話集会」のお知らせが配布されました(早川自治会〈4・5・6・7・8区〉、小園自治会〈3・5・6・7・8区〉、寺尾天台自治会〈4区〉、寺尾南自治会〈1区〉)
「えっ? こんなこといつ決まってたの?」「住宅地のど真ん中にインターをつくるなんて考えられない!」。お知らせを見てビックリ! というお声が寄せられています。
■「こんなはずではなかった!」とならないように
これまで綾瀬市はオープンハウス等で情報提供を行ってきましたが、参加されたのはのべ895名、市民の1%に過ぎません。まだ、ほとんどのみなさんがくわしいことを知らないまま、計画だけがどんどん進められようとしています。
インターができたら、交通渋滞や大気汚染などどんな影響が出るのか。綾瀬市はどんなまちづくりをしようとしているのか。日常生活が受ける影響と、インターの必要性とどちらが大きいのか…。よく知って、よく考えて判断しないと、「こんなはずではなかった!」となりかねません。
■インターを中心にしたまちづくりがすすめられることに
今回つくろうとしているのは「地域活性化インター」。インターに合わせた開発優先のまちづくりを進め、そのために税金を使っていくことが前提の計画です。ただ東名が使いやすくなるというだけの問題ではありません。現に、綾瀬市の総合計画まで大きくつくりかえられようとしています。
自然や住環境を大切にしたくらしやすい綾瀬にしたいのか。車を呼び込み開発をすすめる綾瀬にしたいのか。綾瀬の未来が問われています。
東名の利用だけなら、現在、建設がすすめられている海老名北インター(さがみ縦貫道より東名に接続)で、相模川を渡らずに東名が利用できるようになります。