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お願いいたします。
これは、市民が集めた4160筆の署名の力と、議会での論戦の大きな成果です。
●2024年度の予算案で判明
2月26日から始まる予算議会を前に、19日に予算案などの議案が議員に配付されました。
その予算書をひも解くと、国の補助金を約1億3000万余円活用して、4月以降1年間の学校給食費を半額としていることが判明しました。
●物価高騰分 月約600円も市が負担
市は物価高騰を受けて給食費を月500円値上げすることを決めていますが、その時期はまだ未定です。
今回の予算案では、その500円を上回る約600円分の食材費を市が負担する内容になっています。これも大きな成果です。
●完全無償化を引き続き求めます
県内では4月から厚木市と南足柄市が給食費の全額無償に踏み出します。東京都では都が半額を補助する方針となり、多くの自治体での完全無償化が進んでいます。
綾瀬市でも引き続き取り組んで実現させましょう!!
●質の向上、地産地消の推進を
無償化されても質が悪くなっては元も子もありません。
同じような食材費でなぜこんなに大きな違いが出るのか。地産地消のシステムはどうやれば作れるのか。その壁を乗り越える方法などを引き続き研究していきます。ご一緒に進めていきましょう!!
2月26日から3月定例議会が始まります。
それに先立ち、2月19日に議案(予算含む)が配られました。
そこでまず第1報!
私も一般質問で求めていた「帯状疱疹ワクチンへの助成」がついに提案されました。
4月から開始です!!
私も、このワクチンは接種する予定です。
●80歳までに3人に1人が帯状疱疹に
帯状疱疹は、水ぼうそうと同じウイルスで起こる皮膚の病気で、体の左右どちらかの神経に沿って、痛みを伴う赤い発疹と水ぶくれが多数集まって帯状に生じます。
80歳までに約3人に1人が発症すると言われています。
●治った後も眠れないほどの痛みが
帯状疱疹の皮膚症状が治った後も痛みが残る後遺症に苦しんでいる方が多くいます。
その痛みは多様で、「焼けるような」「締め付けるような」持続性の痛みや、「ズキンズキンとする」疼くような痛み、そして、軽い接触だけでも痛む「アロディニア」と呼ばれる痛みなどが混在しています。睡眠や日常生活に支障をきたすこともあります。
この後遺症には根本的な治療方法がまだないので、帯状疱疹を発症しないために、事前のワクチン接種が推奨されています。
●高額なワクチン費用に助成を求めて
しかし、このワクチンは高額ですので多くの方は全額自費での接種をためらっています。そこで市に助成を行うよう私も議会で求めてきました(2022年9月議会で一般質問)。
ワクチン接種への助成はおおよそ次のようになる見通しです(正式には3月21日の議会で確定予定)
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助成はどちらかのワクチン
生ワクチンの場合は
1回3000円(1回のみ)
※通常は8000円程度の自己負担
不活化ワクチンの場合は
1回10000円(2回まで)
※通常は一回20000円以上の自己負担
2回の接種が必要です
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※詳細は、4月1日号の「広報あやせ」をご覧ください
では、前回に続いて広域大和斎場組合議会についてです。
前回お伝えしたように、苦難を乗り越え4点(1点は議員全員協議会で、3点は本会議で)について質疑をしました。
まず、これまで広域大和斎場組合には基金がなかったので、今回財政調整基金の制度を設けるという議案ですが、質疑によっておおむね1億円程度まで積み立てるということや、基金の運用は、投機的な方法ではなく、金融機関における定期預金や国債、県債などを想定していることも明らかにしました。
また、基金の活用例としては、①災害や故障など施設・整備の突発的な機能停止への緊急的な復旧のため、②社会情勢の変化に伴う物価の上昇に対応するため、③4市負担金の平準化のため,④大規模事業での前払いなどの一時的な支払資金の調達のため、⑤事故や災害による施設運営に支障が出た際の補償費の財源として、などのほかに、将来における施設の建て替えなども念頭に置いたものという答弁でした。
さらに、4市が共同出資して運営する広域事務組合の場合、必須の公共施設であるにも関わらず、国や県からの補助金の制度がないことから、このこととに対しての見解と、国などへの働きかけを求めました。これに対しては「当組合としても、火葬施設の必要性、公共性を踏まえ、当該補助制度創設について関係機関に働きかけていく」との答弁がありました。
次に本会議での質疑ですが、ここでは「令和6年度広域大和斎場組合会計予算」について質しました。
詳細はぜひ会議録をホームページでご覧いただきたいのですが、ここで明らかになったことは次の点です。
①これまで斎場の予約は24時間電話で対応していたのですが、あらたに「斎場予約システム」を1313万6000円で構築し、そのランニングコストは、約年180万円と試算しているとのことです。このシステムによって人件費の増加が抑制できるだけでなく、利用者(おもに葬祭業者)の利便性や業務負担の軽減などが期待できるとのことでメリットは大きいとの説明でした。
②火葬棟のエアハンドリングユニット(大空間を空調する空調機)更新事業として、8775万8000円が計上され、内6810万円を起債(地方債)でまかない、残りは県の広域連携の補助金1846万9000円を活用。しかし、昨年度はこの手続きで行き違いがあり、予定していた県補助金が未執行となった問題がありましたので、今回は瑕疵なく行うことを求めました。
③式場棟管理運営経費の中で、女子トイレを洋式化する修繕費が計上されていましたので、洋式化されない和式便座がどこに残るのか確認をしたところ、式場棟はすべて今回の改修で洋式化され、残るのは火葬棟待合ロビー前のトイレで男女1ブースずつということでした。
今後は、利用者層の変化や使用状況等の推移を見極めながら、洋式便器への更新を検討するという回答でした。
こういう取り組みは、議事録に残さないと、市民はまったく知ることができなくなってしまいますので、問題点の指摘だけではなく、事業内容の要点は質疑を行っていきたいと思います。
私は現在、「広域大和斎場組合議会」の議員です(任期は2年で、2023年5月から2025年4月まで)。
大和斎場は、大和市、座間市、海老名市、綾瀬市の4市での広域事務機関で、その議会は、大和市議が6人、座間、海老名、綾瀬の市議が3人ずつの計15名で構成されています。
2月14日に第1回定例会が行われ、私は3点について質疑を行いました。その内容は、次の投稿に載せたいと思います。
さて、しかしです。質疑を行うのは簡単ではありませんでした。
近年の議事録を見ると議会での質疑は皆無で、私も事務局から「質疑がありましたら、本会議では行わないでください。聞きたいことはその前に行われれる「議員全員協議会」の場でお願いします」と釘を刺されました。
でも、これはおかしいですよね!!!!!!!
「議員全員協議会」での質疑の議事録はホームページには載っていませんので、市民は議会でどのような議論がなされているのか、大和斎場の課題にはどういうものがあって、それがいつどのように処されていくのかなど、まったくわからない状態です。
そこで私は、過去には議会で質疑が行われていたことなどを先輩議員から聞き出し、事務局と話し合いました。事務局も、こちらが質疑をしたいという意思を明確に示したところ、それを妨げるというような非民主的な対応にはなりませんでしたので、しっかりと質疑をさせていただきました。
それでも綾瀬市の議会とはいろいろなところでやり方が違い、思うようには質疑ができないという現実は残りました。変えられるところは変えていきたいな、と思っています。
第2回綾瀬市文化財保護委員会を傍聴しました。今日の委員会は、下記の次第のように「道場窪遺跡」についてが議題でした。
道場窪遺跡は、縄文時代中期の環状集落の一部です。発掘調査は現在リサイクルプラザが建っている範囲のみが行われ、竪穴住居址28軒、掘立柱建物址1棟、集石7基などが発見されています。
このリサイクルプラザの敷地の部分を、市指定の史跡とすることがこの委員会に諮問されました。
同時に、ここで発掘された出土土器(縄文土器232点、土製品181点)と石器(494点)の合計908点も市指定の史跡にするということでした。
この土器の中には、高さ約70センチメートルもある大型土器も出土しています。
▲綾瀬市ホームページより
また、網を使って魚を捕る石錘なども多数出土するなど、縄文中期の生活や生業、文化をひもとくことができたり、土器の変遷や、遠隔地との交流があったことなどもわかる貴重な資料であることを知ることができました。
なお、この縄文時代中期の遺跡の全容は不明で、今回史跡に指定されるところは遺跡全体の4分の1~6分の1くらいではないかと推測されているようで、この周辺の農地(民有地)が開発などによって失われないように対策が必要だ、という議論が活発にされていました。できるだけ早く、遺跡の範囲の確定ができる調査が必要だ、との意見も出されていましたので、市の対応に私も期待したいです。
道場窪遺跡の存在は、綾瀬ふるさと検定協会の会員として、検定問題などを検討する過程で知っていましたが、今回傍聴して、その貴重な価値についての認識を深めることができました。
楽しい傍聴でした!!
2月15日に開催された「令和5年度第1回綾瀬市スポーツ推進審議会」を傍聴しました。
まず、議題として上の写真にあるように、昨年度のスポーツセンターなどの指定管理者の状況報告と、スポーツ推進計画事業の進捗状況などの報告がありました。
驚いたのは、今年度も終わり近づいたこの時期にやっと第1回の審議会を開いて、昨年度の報告をしていることです。こうした報告は、遅くとも7月か8月までに行って、そこで、反省点などの教訓を導き出して、今年度の事業の中での改善と、次年度の方針を決めていくという流れが必要ではないでしょうか。他の審議会などでは、発言者がゼロだったりするなかで、比較的活発に発言がなされていただけに、一年遅れの議論になっているのが残念でした。
議論の中で、スポーツセンターなどの施設の予約が取りにくい(多くの団体が申し込むので抽選で外れてしまう)現状が、あらためて明らかになりました。スポーツ協会に属している団体は優先的に施設を確保できますが、それでも足りない。協会に属していない一般団体の分は、月に2日だけ確保されているのですが、ここも激しい競争とのことです。新たな体育館を作らないと根本的な解決は難しそうですが、もう少し実態を把握したいと思います。調査結果は、またお知らせいたします。
次に、「綾瀬市市民プール整備事業基本構想(案)」が示され、市長から審議会に諮問書が手渡されました。
この屋内温水プールの設置場所はまだ未定で、施設の内容も含めて、今後、市民の皆さんの意見を募集します(パブリックコメントは、3月4日から4月2日の予定)。その後、4月のスポーツ推進審議会で基本構想を決定し、5月に公表、というスケジュールとされていました。
基本構想案に載っている施設は、以下のようになっていました。
敷地面積 おおむね10000平方メートル
建築面積 おおむね3000平方メートル
・メインプール(25メートル)
・健康増進機能のあるプール
・子ども用プール
・ジャグジー 採暖室
・温浴室 サウナ
・トレーニング室
・多目的室(フィットネススタジオ)
・会議室 イベントスペース
・飲食休憩スペース
・駐車場 駐輪場
・その他(更衣室・ロッカー・トイレ・共用スペース)
審議会の中では「障がい者も利用できるプールにしてほしい」との意見が出されていました。
ぜひ、みなさんのご意見をパブリックコメントにお寄せください。