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お願いいたします。
市の調査結果を見ると、
東名綾瀬インターができるとこんなまちになる危険が…
③早川城山住宅の中を貫通する道路が
城山公園東側の道路は、綾瀬郵便局から市役所脇まで一本につなぐ計画です。
これは寺尾上土棚線に集中する車を分散させるのが目的。インターができたら、交通量はケタ違いに増えるでしょう。
自然を活かした公園が、大気汚染や交通渋滞と、隣り合わせになりかねません。
市の調査結果を見ると、
東名綾瀬インターができるとこんなまちになる危険が…
②渋滞をさける車は生活道路の中に
市が予測する綾瀬インター利用台数は22000台。
ところが、インターができて増える交通量は3100台と予測されています(寺上線・下表参照)。
この数字の差について、市は、渋滞をさけて他の道を選ぶ車が生じる結果だと説明しています。つまり、差の19000台は生活道路に流れ込む危険があるのです。
市の調査結果を見ると、
東名綾瀬インターができるとこんなまちになる危険が…
①大気汚染(NOx) が18倍になる地域も
綾瀬インターができると、インターから市役所方面にむかう道路を走る車の量が、2・5倍に膨れ上がり、排出されるNOxも「1」から「18」と18倍にもなると報告されている地域があります(下図参照)。
大気汚染は、排出された地点だけでなく広範囲に悪影響を及ぼすので心配です。
地点a~eは下の地図をご参照ください。
なお、下図の150%増というのは
2.5倍ということです。
クリックすると大きくなります。
市はいくつかの対応策をあげていますが、実現性と効果が疑問です。環境を守ることが大きな課題となっている時代に、わざわざ被害を呼び込んで、お金をかけて対策をたてる…。 なんだかおかしくありませんか?
東名綾瀬インター設置検討地の周辺は住宅密集地(上図は市HPより)
■えっ? 住宅地のど真ん中にインター???
綾瀬市が進めようとしている東名綾瀬インター。昨年末、もっとも影響を受ける検討地周辺のみなさんに、「対話集会」のお知らせが配布されました(早川自治会〈4・5・6・7・8区〉、小園自治会〈3・5・6・7・8区〉、寺尾天台自治会〈4区〉、寺尾南自治会〈1区〉)
「えっ? こんなこといつ決まってたの?」「住宅地のど真ん中にインターをつくるなんて考えられない!」。お知らせを見てビックリ! というお声が寄せられています。
■「こんなはずではなかった!」とならないように
これまで綾瀬市はオープンハウス等で情報提供を行ってきましたが、参加されたのはのべ895名、市民の1%に過ぎません。まだ、ほとんどのみなさんがくわしいことを知らないまま、計画だけがどんどん進められようとしています。
インターができたら、交通渋滞や大気汚染などどんな影響が出るのか。綾瀬市はどんなまちづくりをしようとしているのか。日常生活が受ける影響と、インターの必要性とどちらが大きいのか…。よく知って、よく考えて判断しないと、「こんなはずではなかった!」となりかねません。
■インターを中心にしたまちづくりがすすめられることに
今回つくろうとしているのは「地域活性化インター」。インターに合わせた開発優先のまちづくりを進め、そのために税金を使っていくことが前提の計画です。ただ東名が使いやすくなるというだけの問題ではありません。現に、綾瀬市の総合計画まで大きくつくりかえられようとしています。
自然や住環境を大切にしたくらしやすい綾瀬にしたいのか。車を呼び込み開発をすすめる綾瀬にしたいのか。綾瀬の未来が問われています。
東名の利用だけなら、現在、建設がすすめられている海老名北インター(さがみ縦貫道より東名に接続)で、相模川を渡らずに東名が利用できるようになります。
東名綾瀬インターをつくろうという動きがかなり本格化してきました。
市は、インター建設予定地の周辺企業と住民を対象にした「対話集会」を1月19日、20日に開く、と回覧板等で通知してきました。
私は、みどりや農地が多く残された綾瀬が好きです。その自然がタウンセンター計画のなかで大きく削りとられ心をいためています。そこにこの東名綾瀬インターがつくられたら綾瀬市はどんなに変わってしまうのだろうと思わずにはいられません。
でも、本当に多くの市民が、自然を守ることより、効率優先の開発を望むならそういう選択もあるだろう、とも思っています。
しかし、これまで市は、市民アンケートの結果を、数字のトリックで実際より多くの市民がインターを欲しがっているように細工したこともありました。これは、日本共産党議員団が議会で追及したため現在はこの数字を市は使わなくなりましたが・・・。
市はHP上でメリット、デメリットなどを公開していますが、先にインター建設ありきで、そこに暮らす市民の生活からの視点が弱いように感じます。また、建設検討地の近くに住む方でさえ綾瀬インターの話は知らなかったという声が寄せられるという、とても市民合意が成り立っているとは言えない状況です。
そこで私は日本共産党綾瀬市議団などと相談し、今回市が対話集会の対象とした周辺地域に、私たちが心配している東名綾瀬インターの情報をお伝えすることにし、対話集会の前日までにチラシを配布しました。
そのチラシの中身を次回から数回にわたってご紹介いたします。
いよいよ2007年がはじまりました。今年は4月22日投票で綾瀬市議会選挙が行われます。庶民の声のとどく市政に変えていく力を引き継がなければならないと、新年にあたってあらためて心に思います。
新年からみなさまにお配りしている私のリーフレットの中の一文を転載させていただきます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
■ みんなが幸せになってこそ自分も幸せに
中学生のとき「橋のない川」(住井すゑ著)を読んで、現代にもまだ身分差別が残っていることに衝撃をうけました。人が人をしいたげる社会をなくしたい、その思いで日本共産党に入党しました。
ボランティア活動をしながら思うのです。「みんなが幸せになってこそ自分も幸せになれるんだなあ」と。
■ いつも弱い立場のみなさんといっしょに行動し、発言する
議会での論議を聞いていると、困難を抱えておられる方の悲しい顔が目に浮かびます。その制度が実施されたらさらに生活を追い詰めてしまうからです。誰でもが高齢になり、いつ障害をもち、病気になり、失業してしまうかわかりません。私はこれからも「福祉のこころ」を大切に、行動し、発言していきます。
■ 自然を愛し、平和を愛し、歩きつづける
山を愛し歩いています。綾瀬の宝、みどりと湧き水を守っていきたい。ジェット機爆音と基地があるための危険をなくしたい。自然を愛し、平和を愛するみなさんとごいっしょに歩きつづけます。