綾瀬市議・上田博之のあやせタウンWebニュース【ブログ版】

神奈川県綾瀬市政の動きを縦軸にしつつ、
横軸は四方八方に広がります。
綾瀬市会議員 上田博之(日本共産党)です。

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◆誕生日の朝は、資源ごみの当番から

2008年01月16日 | 家庭ごみ減量化にむけて
  今日は誕生日。朝6時前に起きて、6時半から8時半の資源ごみの整理をする当番にたちました。

  さすがに寒い冬は、集積所にみなさんがもってくるのも遅くなるようで、7時半くらいまでは10人程度でした。

  寒い中の立ち話ですが、朝はいつも忙しくて規定の時間のなかでは資源ごみの集積所に持ってこれないので、何週分か溜まった大量の資源ごみを土曜日にリサイクルプラザに持ち込んでいる、という方がいらっしゃいました。

  そのほかにも、朝の6時半から8時半のあいだではもう勤めにでてしまっていたりなどの事情で出しにくくて困っている方もいらっしゃるようです。
  こういう方でも出しやすいような柔軟性をどうつくっていくのか、課題です。この問題を話し合うと、必ずごみ出しのモラルを守らない人がいる、という問題が出されます。

  みんながモラルを守れば、もっと柔軟な暮らしやすい地域にできるのですが・・・・


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◆「家庭ごみ有料化」=ごみ減量ではありません、と申し入れ

2007年06月25日 | 家庭ごみ減量化にむけて

 実は私が参加した高座清掃施設組合の施設見学のなかで、「お隣の大和市ではすでに家庭ごみの有料化をはじめていて、ごみの減量化がすすんでいます」というような趣旨の説明を係の方がされていました。
 しかし、家庭ごみを有料化してごみが減ったと言っているところを調べると、他の要因が大きなウエイトをしめているところばかりで、有料化を推進したい方たちでも、この市をみなさい、と言えるところがないというのが実態です。
 ですからこのような誤った世論誘導となりかねない説明は不適切です。
 松本団長ともども施設組合に下記のように申し入れてきました。

 施設側からは、「中間処理施設としての分限をこえた説明であるので、今後行わないように注意する」という回答をいただきました。
 ごみの減量は、市民のこころの底からの共感と理解がすすんで達成できるものではないでしょうか。私は、有料化の発想の根底には、市民を信頼できないものと考え、協力しない人には罰金を科す、という懲罰の思想があるように感じます。そういう社会にはしたくありません。

 
                              2007年6月25日

 高座清掃施設組合 組合長 様

                            日本共産党綾瀬市議団
                               団長 松本 春男
                                   上田 博之


施設見学者・研修者への説明に関する申し入れ

 

 貴施設におかれましては、日頃より当市の廃棄物処理に関しまして多大な労力をかけ、ごみの安全な処理等にご尽力くださっておられますこと、感謝いたします。
 ところが、貴施設を見学・研修に訪れた方々への施設説明の中で、家庭ごみの収集を大和市のように有料化することがごみの減量化に有効であるかのような説明をされていることが6月16日判明いたしました。
 大和市でのごみ減量の効果は、資源ごみの分別収集をあらたに進めたことによるところが大きいと考えられます。こうした分別収集は、綾瀬市ではかねてより行われているところです。
 また、家庭ごみの有料化は、①市民からの税金の二重取りになる、 ②ごみ減量の意義からではなく「お金」の問題にしてしまうため減量の意識が長続きしない、 ③お金を払っているのだから何を捨ててもよいという分別とは正反対の誤ったモラルを醸成しやすい、 ④不法投棄を助長する、などの問題点も広く指摘されているところです。

 家庭ごみ有料化の効果に関する一方的な立場からの説明は即刻中止されるよう申し入れいたします。

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◆ごみ減量に取り組む綾瀬市民のこころいき

2007年06月16日 | 家庭ごみ減量化にむけて

  朝早くからの自治会の組長以上役員研修会に同行し、「高座清掃施設組合」「綾瀬市リサイクルプラザ」「綾瀬市リサイクル協同組合」の3か所を見学してきました。
  組長さんの参加が例年以上に高く、用意された2台のバスに乗りきれないので役員のみなさんは自家用車であとをおいかけていました。
  ごみの分別にはかなり以前から熱心な地域だと思いますが、地球温暖化の問題もかなり切羽詰まった身近な問題に感じられるようになってきたからでしょうか、なおいっそう関心が高まってきているようです。

  この日は前日の天気とはうって変わって快晴すぎて、炎天下の野外での説明にはみなさんかなりグロッキーもようでもありましたが、高座清掃施設組合の敷地からは富士山がそれはそれはきれいに見えました。

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◆家庭ごみ有料化問題が浮上!! ごいっしょに考えましょう

2006年07月26日 | 家庭ごみ減量化にむけて

 綾瀬市は「綾瀬市家庭ごみ減量推進会議」を4月15日号の「広報あやせ」で公募し、その第1回の会議が、7月24日(月)午前に市役所内会議室で行われました。
 私も公募委員として笠間市長より「委嘱状」を交付していただき、参加しました。
 会議に参加して驚いたのは、家庭ごみの問題なので主婦の方の参加が多いと思っていたのに男性がほとんどだったこと。女性は20名中わずか4名だけ。また自治会から派遣されてきたと言っている方が多いのも特徴でした。
 
 会議の冒頭「家庭ごみ減量推進会議設置要綱」が提案されましたが、その内容に大きな問題を感じました。それは、第2条に「家庭ごみの……有料化についての提言をとりまとめるため、家庭ごみ減量推進会議を設置する」と明記され、第3条でも推進会議の取り扱う内容の一つとして「家庭ごみの有料化に関すること」と掲げられていたことです。
 この推進会議の公募のときの主旨は、「この会議は、これからのごみ対策として家庭ごみの減量をどのように進めていくべきかを市民の皆さんで検討、提言していただくために設置するものです。」となっていたのに、これでは議論の出口を市が先に決めてしまうようなやり方です。
 私が「ごみの減量化や資源化について話し合うのが目的の会議であって、有料化は方法論の一つなので、要綱に同列に記すのはおかしい」と発言したところ、「議論の幅をせばめることになるので要綱からはずしてほしい」という同様の意見が複数の委員からも出されました。「有料化をすすめたい」という委員の方も複数いらっしゃって侃々諤々(かんかんがくがく)の議論になりましたが、最終的に「有料化について議論していただけるなら、要綱から削除してもかまわない」との市側の発言で一件落着。

 このできごとでわかってきたことは、綾瀬市としては「白紙」と言いながら「家庭ごみ有料化」を進めたいと考えていて、この推進会議で「有料化が必要」との提言が出るのを待って、有料化を実施しようとしているのではないか、ということです。

 私は「家庭ごみ有料化」は、基本的に必要ないし、かえって減量化にマイナスの効果をもたらすと思っています。その理由は、以前のここのブログでも簡単にふれていますが、これから折にふれ書いていこうと思います。

 みなさんのご意見やご要望をお寄せください。長いご意見等はぜひメール(ueda01@goo.jp)にてお寄せください。

    

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◆藤沢市は市民の反対で「ごみ有料化条例案」提出を断念

2006年06月06日 | 家庭ごみ減量化にむけて

 家庭ごみの収集を有料化しようという動きがいくつかの自治体ででてきました。神奈川県内では大和市が先陣をきって7月から有料化を行おうとしています。 綾瀬市でも「市家庭ごみ減量推進会議」がまもなく招集され、議題にのぼりそうです。
 この有料化の目的は、ごみの減量ということらしいのですが、本当に効果があるのでしょうか。 他の自治体での経験を見ると、一時的には少なくなってもすぐに元に戻っているようです。 また、大きな成果があったと言っているところは、 それまでにごみの分別をほとんど行っていなくて、有料化といっしょに分別をはじめたことによる減量の成果のようです。綾瀬市のように長年ごみの分別を行ってきて、今も「カワセミ大作戦」でごみ50%削減をめざしている綾瀬市での効果はあまりないのではないでしょうか。
 そう思っていたので、藤沢市で市民の大反対が巻き起こって、「ごみ有料化条例案」が6月議会に提案されなくなったのはうれしいニュースでした。 このあたりの経過は、藤沢市の日本共産党市議団のHPをご参照ください。
 そもそもごみ問題の根本的な解決は、 「製造段階で廃棄物にかかるコストを製品の価格に含ませて、 生産者の責任でごみ処理を行う仕組みに変えていくこと」 だと多くの方が指摘しているとおりだと思います。一番肝心な生産者の責任をあいまいにしたままにして、 住民に一方的に廃棄物処理のコストを負担させる「有料化」では問題が解決しないのではないでしょうか。 これでは発生するごみに責任を負わない今の生産体制に拍車をかけることになってしまうように思えます。
  みなさんはどうお考えですか?  ご意見をお寄せください。


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