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「共産党さんはこの問題どうすんのよ」とよく他会派の議員の方が聞いてきます。
「あ、その問題なら意見書(今回の場合は「決議」)をあげることが必要だと準備しています」と答えると、「なんだ、そんじゃあしょうがねえな」と話し合いの場が設けられたり、場合によっては対立する意見書案をぶつけてきたりします。
今回のこの決議は、私たちがお隣の座間市の決議をもとに案を練っていたところ、話し合いが持たれ、基地対策特別委員会で決めていこうと一致して実現しました。
座間市の決議と見比べると、基地の縮小を求める項目が削除されています。こうしたところに、座間市や沖縄の闘いに連帯できない限界がありますが、決議の大事な部分は入っていますので、全会派が一致することを優先して、私も賛成しました(3月18日本会議)。
その全文を掲載いたします。
沖縄県における米兵による女子中学生暴行事件
に対する抗議決議
去る2月10日、沖縄県において、在沖縄米海兵隊員が、女子中学生を車で連れまわした後、暴行するという事件が起きた。今回の事件は、平成7年の「米兵による少女暴行事件」を思い起こさせ、沖縄県民はもとより、基地所在市町村民に強い衝撃と不安を与えている。神奈川県では、横須賀市における米海軍人による殺人事件をはじめ、本市でも市民が米海軍人による事件に巻き込まれるなど、在日米軍人による事件・事故は後を絶たない。事件が発生するたびに、米軍は綱紀粛正を約束し、再発防止を表明してきたが、今回も事件は繰り返され、実効性が乏しいと言わざるを得ない。
よって、本市議会は、今回の沖縄県における女子中学生暴行事件や米軍に起因する相次ぐ事件・事故に関し、米軍当局及び関係機関に対し抗議するとともに、米海軍厚木基地を抱える市として、次の事項について実現するよう強く要望する。
1 事件の全容を解明するとともに速やかに公表し、被害者と家族に対する謝罪及び誠意ある対応をすること。
2 在日米軍人・軍属の一層の綱紀粛正を図り、実効性ある再発防止策を早期に実施するとともに、その内容を公表すること。
3 日米地位協定の抜本的な見直しをすること。
以上決議する。
平成20年3月18日
綾 瀬 市 議 会
内閣総理大臣 総務大臣 外務大臣
防衛大臣 駐日米国大使 在日米軍司令官 あて
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3月9日のブログで、事故を起こした海上自衛隊イージス艦「あたご」と無残にも真っ二つにされた「清徳丸」の写真を掲載していますが、その衝突事故の原因究明と再発防止を求める意見書を、18日の本会議において全会一致で可決しました。
この意見書を実現させるために、私は松本議員と相談して、意見書案のたたき台をつくりました。それを「ご一緒に提案をさせていただきたいと思いますので、お審議をよろしくお願いいたします」と全議員にお渡ししたところからスタートしました。
たたき台にあった「事故原因の調査は現在も進められているが、報道で伝えられる護衛艦の衝突前の回避行動や衝突後の対応をみると、1988年に遊漁船に乗っていた30名が犠牲になった海上自衛隊潜水艦「なだしお」による事故の教訓が生かされておらず、自衛隊に対する国民の信頼を著しく損ねるものである」の部分から、なだしおの問題が消されていますが、これは「みんな知っていることだから書かなくてもいい」との理由でした。本当にみんな知っています???
その全文を掲載いたします。
海上自衛隊艦艇による衝突事故の原因究明と
再発防止策を講ずることを求める意見書
2月19日午前4時過ぎ、千葉県房総半島野島崎沖合約42キロにおいて、護衛艦「あたご」と漁船「清徳丸」が衝突した。この悲惨な事故は関係者をはじめとし、国民に大きな衝撃を与えている。
事故原因の調査は現在も進められているが、事故後の対応は、自衛隊に対する国民の信頼を損ねるものであり、事故を起こした責任はまことに重大と言わざるを得ない。
また、本市には海上自衛隊厚木基地があることから、市民が大変不安に感じており、本市として看過できない事故で極めて遺憾である。
よって、国においては、市民の安心・安全を確保するため、二度とこのようなことのないよう、次の事項を実現するよう強く要望する。
1 衝突事故の徹底した原因究明と万全な再発防止策を講ずること。
2 地方自治体・関係機関への情報連絡体制の整備及び強化。
3 安全操業の確保と被害家族及び関係者への充分なる配慮を講ずること。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成20年3月18日
綾瀬市議会議長 吉 川 重 夫
2008年3月議会における陳情審議結果
教育福祉常任委員会付託案件
共 = 日本共産党 市21 = 市民会議21 -------→ 新綾 = 新綾クラブ 新政 = 新政会 公 = 公明党 無 = 無会派 |
所属議員 | ||||||||
共 |
市21 |
新綾 |
新政 |
公 |
無 | ||||
上 |
近 |
中 |
笠 |
笠 |
山 |
出 |
佐 | ||
陳 |
住民の健康を守る保健制度の拡充を求めることに関する陳情 |
○ |
× |
- |
× |
× |
× |
× |
× |
陳 |
貴市における医療費助成制度維持に関する陳情 |
○ |
× |
- |
× |
× |
× |
× |
× |
陳 |
県の医療費助成制度見直しに関する陳情 |
○ |
○ |
- |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
陳 |
重度障害者医療費助成制度見直し反対に関する陳情 |
○ |
○ |
- |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
3月12日の衆院国土交通委員会で、日本共産党の穀田恵二衆院議員の質問に対し、冬柴鉄三大臣が、東京湾口道路など6つの海峡横断道路プロジェクト(上の図参照)の調査を中止すると明言しました。
この海峡横断道路は膨大な税金の無駄づかいです。すでにつくられたアクアラインは、1メートル作るのに1億円もかけましたが、利用者は計画の4割程度とか。ものすごい赤字路線です。
その上さらに6本も。正気の沙汰とは思えない計画でした。
この新たな海峡横断道路については、穀田議員や笠井議員が「無謀な計画は撤回すべき」と政府を追及していました。
その成果で、3月7日には、国土交通省の道路関係業務改革本部が、海峡横断プロジェクトの調査を請け負っていた財団法人「海洋架橋・橋梁調査会」の2009年度中の解散を決定した中間まとめを発表。そして今回、冬柴大臣は、「今国会での論議をふまえ、今後(調査を)行わないという決断をした」と答弁したのです。
日本共産党は、さらに、海峡横断プロジェクト計画そのものを国交省の「国土形成計画」から削除し、中止するべきだと求めています。冬柴大臣は、「国土形成計画にどう書くかは慎重に検討させてほしい」と述べたそうです。
以下、2月21日の論戦を紹介するしんぶん「赤旗」の記事の引用です。
日本共産党の笠井亮議員は二十一日の衆院予算委員会で、道路特定財源をもとに採算を度外視した六横断道計画などが次々に進む実態を示し、「無謀な計画は撤回すべきだ」と政府に迫りました。野党席からは応援、与党席からは驚きの声が上がり、冬柴鉄三国交相は「今日の議論を踏まえ検討する」と答えざるをえませんでした。
笠井氏はまず、「全国一の大赤字路線」と言われる東京湾横断道路=アクアライン(総額一兆四千億円)の実態を告発。交通量は当初計画のわずか四割です。一九九七年開通以降、十年で三度も借金返済計画が作り直されています。
「政治の責任は重大だ」と批判した笠井氏は、政府が東京湾に、さらに新しい道路建設計画(東京湾口道路)まで立てていることを示し、「成功する保障がどこにあるのか」とただしました。しかし、冬柴国交相は「(建設費が)いくらかかるか分からない」などと答弁しました。
笠井氏は、政府が東京湾口道路だけでなく、全国に六カ所(図)も海峡横断道路の新建設を計画し、今年三月に閣議決定しようとしていると暴露しました。
「(計画は)調査の段階」などと弁明する冬柴国交相に対し、笠井氏が「調査はいくらで、どんな団体がやっているのか」とただすと、平井たくや国交副大臣は、調査費が七十七億円にのぼることを明らかにしましたが、「発注先を特定することは困難」と繰り返すだけ。
笠井氏は「税金を使った調査が、どんな団体に渡っているかも言わないのはとんでもない」と批判。独自の調べで、国交省の天下りや大手ゼネコン役員が理事をつとめる財団法人「海洋架橋・橋梁調査会」が調査を請け負っていることを明らかにして、「これでは自分たちがうまくもうかるよう調査をしていると言われても仕方ない」と、閣議決定をやめるよう求めました。
冬柴国交相は「庶民の目で見ておかしいと思うものは、改革する」と述べ、年度末の閣議決定についても再検討を表明しました。
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3月議会での一般質問は18日~19日に行われます。
私の一般質問は、18日午前になると思われます。
18日は午前9時から本会議が行われ、はじめに「沖縄の米兵の事件に対する抗議決議」と「海上自衛隊イージス艦あたごの事故に対する意見書」を審議し、そのあと、一般質問となります。
私は3番目ですので、予想では11時ころから始まり、午前中には終わると思われます。質問時間は50分です。
今回の私の一般質問は下記の3点です。
(1)一人ひとりの命の大切さについて
ここでは、4月から始まってしまう後期高齢者医療制度の問題点や、国民健康保険の保険証取り上げ問題などをキーにして、市政の命を守る取り組みを検証します。
(2)学童保育に責任をもつ市のあり方について
本来学童保育は市が責任をもつべき施策であることを確認し、施設の学校施設内の設置を含む公設民営への発展を目指します。
(3)市民にやさしい案内標識の整備を
市制30周年を契機に、市民の安全を守るわかりやすくて役に立つ標識や、市民が綾瀬の自然や歴史に親しみをいだけるような標識を整備することを提案します。具体的には、避難所の場所を知らせる標識の数を増やし、ソーラー電池で夜目にもわかる標識を提案します。また、公園などの樹木や草花の名前をクイズ形式などであらわしたり、神崎遺跡をはじめとする市内の遺跡に、ロマンをかきたてるような標識をたてるように求めていきます。
どうぞ傍聴にお越しください。
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また、米軍基地の岸壁には、爆音をまき散らす元凶である通常型空母キティーホークが停泊していました(下の写真)。ここに艦載機がいないということは、日々綾瀬市の上空で爆音をまき散らしているということになります。この空母の母港をなくさせることが、静かな空を取り戻す一番の近道ですね。しかも、原子力空母の母港にするなんてもってのほかです。