綾瀬市議・上田博之のあやせタウンWebニュース【ブログ版】

神奈川県綾瀬市政の動きを縦軸にしつつ、
横軸は四方八方に広がります。
綾瀬市会議員 上田博之(日本共産党)です。

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◆2150メートルの都市計画道路が300億円かかるという試算

2010年10月28日 | 東名綾瀬インターは必要か?

 9月22日のブログの続きです。
 続きが遅くなってしまいましてすみません。
 一度書いたのですが、操作ミスで全部消えてしまい、再度書く気力がなかなか復活しなかったのです。すみません・・・・_(_^_)_


 さて、市が説明会等で出した数字は次のようになっています。

綾瀬市分
 地表式
 道路幅22メートル
 全長1450メートル
 約100軒の移転の場合

●建物移転補償    約25億円
●土地買取        約30億円
●工事費          約25億円
----------------------------------
    計             約80億円

 ここまでは市の説明です。
 この後は私の試算です。

 市の説明した全面地表式は起伏の激しい地形であるので不可能です。そのことは市も認めています。

 また、「道路構造令」の法令改正によって道路幅は27メートルが標準となっています。
 さらに市は、住宅地の中では環境帯を設けたいと説明。環境帯を含めると道路の幅は35メートルになります。
 また、天台小学校から寺尾の森までの約800メートルは、少なくとも地下化しないと建設が不可能なので、地下化の事業費を考えなければなりません。
 地下化の工事費は地表式の約6倍と市は答弁しています。
 そうした条件を勘案すると以下のようになります。

●建物移転補償    約35億円(移転軒数が150軒に)
●土地買取        約40億円
●工事費        ※(約35億円 ←地表式のとき)
  地下化部分     約115億円(19億円×6倍)
  環境帯付部分    約16億円+α
--------------------------------------
       計           約206億円+α

 
 さて、ここまでは綾瀬市部分の試算です。
 この先に、海老名市部分、座間市部分があり、その長さは約700メートル。
 そしてこの区間は相模鉄道の踏切が一番低いところにありますので、高架橋を作らなければなりません。
 その長さはたぶん約500メートルにもなる大きな高架です。
 綾瀬市内の新幹線を超える400メートルの高架橋は、直接工事費で47億円でした。
 その数字をここに当てはめると、

●高架橋工事費      約50億円
●その他工事費        約5億円
●土地買収・建物補償  約40億円
--------------------------------------
       計                約95億円


 ここまで見てきたように、綾瀬市部分の206億円+αと海老名市・座間市部分の95億円を足すと、なんと300億円+αにもなる計算です。

 なお、これはあくまで市側が提出した概算数字をもとに私が試算したものですのでこの数字が実際の総事業費になるかどうかは現時点では不明です。
 たとえば、綾瀬市部分を全面地下化という案も、ありえますので、その場合には、綾瀬市部分だけで300億円近くなる可能性があります。座間市まで含めると400億円というべらぼうな数字になることもありえます。

 今後、住民検討会などのなかで、さらなる資料が提出されてくるでしょうから、随時、試算を修正していきたいと思います。


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◆米軍ジェット機の部品落下事故の原因と再発防止策

2010年10月25日 | 平和○・憲法○・米軍基地×

 前回(10月21日)のブログの続きです。

 以下に、平成22年10月14日付で南関東防衛局から綾瀬市に届けられた文書を全文掲載します。(赤字の部分は私のツッコミです)


           お知らせ

 10月14日に開催された合同委員会において、平成22年1月28日及び3月4日に発生した米軍機からの航空機部品落下等の事故について、米側より、以下のとおり、事故原因及び再発防止策に関する情報提供がなされました。

○ 航空機又は装備における欠陥又は物理的/システム上の問題はなかった。いずれの事故についても人為的な過失が原因であった。

○ 1月28日に発生した事故については、整備員が、厚木海軍飛行場の第27戦闘攻撃飛行隊(VFA27)所属航空機に取り付ける補助電源装置(APU)用ポンプハンドルを適切に固定ピンで固定しなかったため、同機が厚木に帰投する際にポンプハンドルを落下させた。(これは住宅地に部品が落下した原因ではない。基地に抗議要請に行ったときの基地側の説明では着陸態勢に入って車輪を出したときに落ちた、と言っていた。部品がはずれた場合、コックピットにものすごい異音が響くという現象が起こるはずだが、今回は異音がなかったのか? 異音があったのに住宅地上空で着陸態勢に入り車輪を出したのか? の説明がない。異音があるときには洋上で車輪を出してくれば落下しても被害が発生しない。ここの事実が不明のままだ。)

○ 3月4日に発生した事故については、整備員が、厚木海軍飛行場の第195戦闘攻撃飛行隊(VFA195)所属航空機に取り付ける作動式カートリッジ・デバイスを規定量のトルク(回転)を加えて固定ナットに固定しなかったため、ナットがゆるみ同機から当該デバイスを落下させた。

○ 再発を防止するため、一日かけて、関係するスタッフ全員を対象として、安全についてのブリーフィングを行い(このブリーフィングは二度目の事故が起きた3月4日に行ったとのこと。しかし、この数日後でも基地側は「まだ落下原因は1月28日のも不明です」と言っていた。原因が不明のまま、どのようなブリーフィングをおこなったのだろう)、また、落下した部品及び関連するシステムについての適切な取り扱い手順の再確認を行った。さらに、パイロット及び整備員による追加の点検及び確認を含め、F/A-18の適切な取り扱い手順が改善された。

                                     以 上


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◆災害宿泊体験で今晩は体育館にお泊まりです

2010年10月23日 | 災害ボランティア

 毎年行っている「あやせ災害ボランティアネットワーク」の避難所宿泊体験に参加しています。
 
その体育館の床で寝袋にくるまりながら携帯でこのブログを書いています。

 今日は20時から災害時の映像をパソコンで再生してプロジェクターで大きく投影して、参加されたみなさんに観ていただくのが私の役割でした。昼間のうちに市民活動センターでパソコンで再生してトラブルのないように備えたのですが、実際の現場ではトラブル続出(°□°;)でした。

 最新のパソコンを借りてきたら、プロジェクターとつなぐコネクターがなくてがく然。
 それではと昼間実験ずみの古いパソコンに代えたら、今度はパソコンの普通の画面はプロジェクターで投影できるのに、動くビデオ映像の部分のところだけ真っ暗のまま。
 プロジェクターの設定をいろいろいじっても改善しません。
 
開始の時間が迫るなか、新たなパソコンの手配を急きょ行いなんとかクリアー(^_^)v

 しかし、用意したDVDは昼間の実験では観られたのにどのパソコンでも再生が最後までできませんでしたので、USBメモリーに保存されていた他の災害時の映像を使用してなんとかなんとか無事終えることができました。

 あ~、とても疲れました。ぐっすり寝られそうです。


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◆はじめて米軍機の事故原因の報告が国から届きました

2010年10月21日 | 平和○・憲法○・米軍基地×
 今年の1月と3月に連続して米軍ジェット機から部品が落下し、民家などに被害を与えるという事故が発生しました。このことは、以前のブログでも書いていますが、その事故の原因に関しての報告が国から綾瀬市に届きました。このことは、10月20日から21日にかけてNHKのニュースで繰り返しながされていました。

 こうした文書が出されたのははじめてのことです。この問題を議会で繰り返し繰り返し取り上げてきた私としては、大きな前進だと思っています。なにしろこれまでは、なんの説明もしないか、あっても口頭で言うだけだったのですから。
 この問題では市長も強く抗議、要請をされていました。議会と市との力が合わさった成果です。

 しかし、この報告はまだまだ不十分です。

 そのことと、届けられた文書の全文は次回に書します。

 今日はもう飛び出さなければならないので・・・。


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◆2010秋の目久尻川クリーンアップ作戦敢行

2010年10月19日 | ほたるの保存と綾瀬の環境

 毎年5月と10月の2回行われている市民参加の川の清掃が10月3日に予定通り行われました。

 だいぶゴミの量が減ってきているような感じでしたが、そのなかで多いのがビニールです。自然界の中で分解されないので始末がわるいことこの上なし。

 川にあるゴミのほとんどは、川に捨てられたのもではなくて、道路などに捨てられたものが風などによって集められたもののようです。車の窓から「ポーン」と菓子袋などのゴミを投げ捨てて行くところをときどき目撃します。一人ひとりが身近なところから、できるところから、ゴミを捨てない、まちを汚さないということに取り組んでいきましょう。


 過去の「目久尻川クリーンアップ大作戦」の記事はこちらをご覧ください。


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◆秋の花コスモス、そして青いバラ・・・

2010年10月18日 | つぶやき
 10月10日のブログで、平塚市にある「ひらつか花アグリ」を見学してきたことをお伝えいたしましたが、そのとき撮影してきた花などを少しだけご紹介いたします。

 まずは、「青いバラ」。バラの花には青い色の色素がないため、青い色のバラは不可能と言われてきました。でも、たしか数年前にある企業が、バイオテクノロジーを駆使して青色色素がちゃんとある「青いバラ」を開発したような記憶があります。
 このバラがそのバラかと思いましたが、しかしよく見てみると葉脈も青くなっているところがあります。確認したところ、この青いバラは青いインクを吸い込ませて作ったとのこと。・・・・・そうか・・・・、なるほど。でもなかなかきれいです。

 その他にもたくさんのバラが手作りの花瓶に活けられていました。

 リコリス(=彼岸花、曼珠沙華)もいろいろな種類がありました。私はこのリコリスが気に入りました。

 秋を代表するコスモスの可憐な優美さが大好きです。



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◆尖閣諸島は日本固有の領土という明確な根拠

2010年10月12日 | 政治を考えるヒント

 10月7日、衆議院での志位委員長の代表質問をお聞きになられましたか?

 「日本共産党は過去の日本による侵略戦争や植民地支配に最も厳しく反対してきた政党ですが、日本による尖閣諸島の領有は、日清戦争による侵略とはまったく性格が異なる正当な行為であり、(日清戦争で日本が不当に奪ったという)中国側の主張が成り立たないのは明りょうです」

 政府も各党も尖閣諸島は「日本固有の領土」だとはいうものの、根拠を示して正当性を主張したのは、日本共産党だけだったのではないでしょうか。
 ある閣僚経験者は、「(志位質問に)大変感動した。大変きっぱりした態度だと思います」と感想を寄せられ、また、野党の古参議員も「(日清戦争の)下関条約を深く検討した結果がよく分かった。政権を担っていた自民党がやらなければならなかったことだ」と反省の弁も。

 ところで、テレビを見ていて気になるのは、この期に軍事対応を主張する声。その先にあるのはますます高まる緊張関係。日本に不足しているのは、軍事力ではなく「外交力」ではないでしょうか。軍事力を背景にしないで外交力で未来を切り開く、その力を日本は真剣に追求する時代なのだと思います。

 日本共産党の尖閣諸島に対する態度は、
「尖閣諸島問題 日本の領有は歴史的にも国際法上も正当 ―日本政府は堂々とその大義を主張すべき―」をご覧ください。


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◆おっきなシャボン玉の作り方伝授されました

2010年10月10日 | つぶやき

 市議会の厚生会の研修で平塚市にある「ひらつか花アグリ」を見学してきました。

 その日は農産物の直売所「あさつゆ広場」はお休みの日でしたので、平塚市が作った「農の体験・交流館」と神奈川県が県農業総合研究所跡地にPFI方式を導入して整備した「花菜ガーデン」をじっくり見てきました。(PFI方式というのは、「民間資金等の活用による公共施設等の促進に関する法律」で整備を行なうこと。この手法にはいろいろ問題がありますが、ここではそれには触れないでおきます)

 今日のご報告は、この花菜ガーデンで視察の本筋とはまったく違うところでおおいに収穫があったことです。

 それは大きなシャボン玉の作り方です。
 上の写真をご覧ください。このような大きなシャボン玉をつぎつぎと空に舞わすことができる簡単な方法を園内の通路の途中で教わってきました。走り書きのメモをもとにして記しますので、まちがっていたらごめんなさい。

 【シャボン玉液の作り方】
・水と洗濯のりと台所洗剤を6対3対1の割合で調合します。洗濯のりはPVAとあるものを、台所洗剤はできるだけ泡がでるものを選びます。ここで具体的な洗剤の商品名を書くことははばかられますので「なんとかかんとか 泡の力」とだけ記しておきます。
・最後に紅茶のチーパックを1つ入れます(出がらしでOK)。これでシャボン玉に色がつくので空を舞ったときいっそうきれいになるそうです。

  シャボン玉をつくる輪は、綿100パーセントのひもを使います。いろいろな輪の大きさで試してみましょう。

 さて、私はこのシャボン玉づくりにいつトライできるでしょうか。公園など外で行なうイベントの時に試してみたいと思っています。


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◆築49年の老朽校舎の建て替え進む綾瀬小学校

2010年10月05日 | 綾瀬情報いろいろ
 綾瀬市で最初にできた小学校である「綾瀬小学校」の現校舎は、A棟が築49年、B棟が築36年にもなり、市内で一番老朽化した校舎です。そのため、現在、校庭の南側に新築校舎を建設中です(上の図は完成予想図)。

 現在、4階建てのうちの3階部分までの躯体が立ち上がり、同時に1階部分の内部の工事が進んでいます。順調に工事は進んでいるそうで、来年の2月には完成して4月からは新校舎が学び舎になる予定です。

 校舎がL字になるところに多目的ホールなどを配置した設計で、多様な学習の場を提供できそうです。

 ただ残念なのは、現校舎を使用しながら新校舎を建設するため、校庭の南側に新校舎が建ち、冬は校庭が日陰になる時間が多いことと、学校給食の自校調理方式に向けた対応がまったくとられていないこと。今はセンター方式でもいずれは自校方式になるかもしれないという配慮がありません。


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