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お願いいたします。
12月議会でもいろいろとありましたが、その中から6つのトピックスをご紹介します。
まず、前半の3点をご覧ください。
■18歳までの医療費無料化
来年度中に実現させると市長が答弁
このトピックスは、すでにブログ記事にしています。
約50年も前から一貫して求めてきた子どもの医療費の無料化。
私も2007年の初当選以来繰り返し要求。
12月議会の一般質問であらためて18歳までに対象者を拡大するように求めたところ、市長が来年度中に実施すると答弁! やったあ!
■国の臨時特別給付金の対象とならない
低所得層に綾瀬市独自の給付金を支給
非課税世帯にはギリギリならない世帯は、これまで支援対象にならないなど制度のはざまになっていました。こうした政治の光があたらないところに光をあてる自治体の取り組みは大いに評価したいと思います。
綾瀬市はこの国の支援のボーダーラインのちょっと上の約1300弱の世帯に対し1世帯5万円を支給します。申請は3月15日まで。
■学校給食のカロリーは文科省基準より
少なかった! カルシウムもビタミンCも
市の情報公開制度をつかって5・6・7月の給食のデータを入手しました。そのデータを分析したところ、1カ月平均の栄養素がいくつものところで基準以下であることが判明。
6月議会、9月議会で問題を指摘したことで、現在は数値上では基準を満たす給食になっていますが、でも、まだ課題は多し!
来年も引き続きよりよい給食となるよう取り組んでいきます。
綾瀬市の吉岡地区の南は海老名市ですが、その市境近くに綾瀬市・海老名市・座間市の3市で運営する「高座清掃施設組合」のごみ焼却施設があります。
焼却施設の隣には、焼却熱を利用した温水プールが設置され、多くの市民に利用されています。
その温水プールの北側に約38000㎡の公園(本郷ふれあい公園)が計画されています。すでに第一工区(約11000㎡)は完成し、来年度から第二工区(約27000㎡)の工事が始まるのですが、12月22日に開催された高座施設組合の議会(3市から5名ずつの市議15名で構成)でその整備計画が公表されました。
この公園は、ごみ処理施設周辺の環境を向上させるため、地域全体の活気の醸成、地域の故郷となる豊かな自然環境の保全と再生、地域防災の一翼を担うとともに、地域住民が参加したワークショップでの要望である老若男女の誰でもが集い、憩いのある公園整備が目的とされています。400メートルトラックを上回る芝生広場など、伸び伸びと楽しめる素敵な公園になりそうです。
しかし、計画をよくよく吟味したところ、防災トイレに大きな不安が見つかりましたので、整備計画の説明を受けた後、いくつかの問題点を指摘しました。
議会終了後、何人かの方から感想を聞いたのですが、「指摘のとおり、災害時にはほとんど役に立たないね」とか「言われるとおり、汚物は流れないと思う」という声が多く寄せられました。
まず、防災トイレの仕組みですが、直列にマンホールの穴を掘って、地下に連結された空洞を作り、そこにたまった排泄物を下流の下水管まで流しこむ、という構造です。
今回この公園に計画された防災トイレ(20基×5、19基×1の計119基が計画されています:上図の青井〇のところ)は、約20基もが直列に並んでいます。
簡単にその問題点を列記します。
まず、この公園に避難してくる人は約18200人という想定で計画されています。一つのトイレで150人(一日:18200人÷119基の1基あたりの概数)が排便をしたとします。この公園は20基が直列に並んでいますので、合計3000回分のし尿がたまることを想定しなければなりません。
❶連結された空洞の勾配が、1.2%しかありません。
綾瀬市のマンホールトイレは5基だけですので、地下の空洞の連結は短い(全長は約12メートル)のですが、勾配は4メートルごとに1.7%、2.6%、0.5%と工夫がされています。
❷使用前に地下の空洞に水を3~4割くらい貯めておかなければならない(排泄物がコンクリにへばりついてしまうので)のですが、この公園の地下は横2メートル、縦1メートルの四角い空洞が50メートルくらいと思われますので、ここに必要な水の量は約30000リットル~40000リットルになります。そしてこの水は、100メートルから200メートル離れた井戸(毎分80リットルのポンプ使用)からの送水でまかなうということです。
たとえばこの井戸から30000リットルを注水するのにかかる時間は、375分=約6時間です。これが6カ所ありますので、四六時中どこかに注水をしていることになりますし、1日に何回も溜まった排泄物を下水に流すということもできないかもしれません。井戸の水は地下150メートルからのくみ上げですが、無尽蔵に湧き出てきてくれるのか?も不安です。しかも、停電中は発電機でポンプを回すということですが、24時間何日もそれで耐えられるのか、不安が募ります。
念のため、流れない時には何日分のし尿が貯められるのかを確認してみたのですが、その答えは3日間ということでした。
え~~、ですよね!!
災害時にしっかりと役に立つものになるよう、改善を求めました。
3月議会で、再度チェックしてみます。
18歳までの医療費の無料化を、12月12日の一般質問で求めたところ、市長が来年度中に実施すると答弁!!
2007年の初当選以来、一貫して追求してきた政策が実現しました。みなさんと、喜び合いたいと思います!!
2007年の12月議会で対象年齢の拡大と所得制限の撤廃を訴えたのですが、すぐに小学3年まで拡大され、所得制限もなくなったときの喜びを思い出しました。
●綾瀬市での小児医療費無料化の進展は次のとおりです
1971年●日本共産党が乳幼児の医療費の無料化の政策を掲げる
2000年●綾瀬市で医療費無料化の対象が0歳児から2歳児に
2001年●綾瀬市で3歳児までに拡大
2003年●綾瀬市で就学前までに拡大
2007年●綾瀬市で小学1年生まで
2008年●綾瀬市で小学3年生まで
(所得制限も撤廃)
2012年●小学校卒業まで拡大
□5012筆の請願署名を集める
2017年●中学校卒業まで拡大
2023年●18歳までに拡大
■市民の請願に寄り添って
2012年には無償化の対象拡大を求める請願が市民から議会に出されましたが、これに賛成した議員はわずか4名だけ。5000名を超える市民の声に、私たちは寄り添ってきました。
■綾瀬市に「罰」をあたえる国に抗議
小児医療費を無料にした自治体に対し、国は助成金を減額するひどい対応です。このような自民・公明の冷たい政治を変えさせなければなりません。綾瀬市も国に抗議しています。
今日は綾瀬市議会の一般質問の2日目。
私は午後2時30分前後から約50分間行います。
❶小児医療費助成(無料化)を現在の15歳までから18歳にまで引き上げを求めます。
事前の聞き取りでは、これは実現しそうです。 やったあ\(^o^)/
❷学校給食の充実では、連続3回目の質問をいたします。
5、6、7月の成分を分析して、ビタミンCやカルシウム、カロリーが不足していた問題などを追及します。
ぜひ、傍聴に! または、市のホームページからネットで視聴くださいませ。 よろしくお願いいたします
リアルタイムでの視聴は、
ライブ中継を見る | 綾瀬市議会インターネット議会中継 (kensakusystem.jp)
後日、録画を見られるときは、
議会の日程から選ぶ | 綾瀬市議会インターネット議会中継 (kensakusystem.jp)
12月議会が始まっていますが、今回の私の一般質問は、12月12日午後2時半過ぎくらいになる予定です(私の前の質問者の時間によって前後します)。
今回の私のテーマは2つです。
■小児医療費の無料化を
18歳までに拡大を
小児医療費の無料化は、日本共産党が54年前から一貫して求めてきた政策です。
綾瀬市でも、市民団体と協力し合い署名を集めて議会に請願を出すなど取り組んできました。しかし、これらの請願は自民系・公明党の市議の反対で一度も採択できませんでした。
そうした反対のなかでも粘り強く取り組むことで、無料化の対象を乳幼児→就学前→小学校卒業→中学卒業、と広げてくることができました。綾瀬市では2017年から中学卒業までになっています。
それから5年。お隣の海老名市は来年10月から18歳までに拡大すると表明するなど、全国で拡大されています。
来年から綾瀬市でも拡大ができるように、しっかりと提案をしていきたいと思います。
なお、11月末に神奈川県がこれまでの就学前から小学校卒業までに支援対象を拡大すると表明したので、綾瀬市が18歳までに拡大しやすい条件が整いました。
■学校給食のおかずを
増やすために
6月議会、9月議会と給食の貧弱さを追及してきました。少しずつ改善の兆しはありますが、まだまだ根本が変わりません。(HPに給食の写真掲載が開始されたことは、大きな一歩です)
12月議会では、タンパク質、カルシウムなどが不足している可能性、葉物や乾物の使用が少ない問題、そもそもなぜ副食は1品が基本となっているのかなど、綾瀬市の給食の不思議を追及し、改善点を明確化したいと思います。
上の写真は、9月15日のAコースで提供された実際の給食です。シュウマイ2個に衝撃が広がっています!!