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お願いいたします。
これは、市民が集めた4160筆の署名の力と、議会での論戦の大きな成果です。
●2024年度の予算案で判明
2月26日から始まる予算議会を前に、19日に予算案などの議案が議員に配付されました。
その予算書をひも解くと、国の補助金を約1億3000万余円活用して、4月以降1年間の学校給食費を半額としていることが判明しました。
●物価高騰分 月約600円も市が負担
市は物価高騰を受けて給食費を月500円値上げすることを決めていますが、その時期はまだ未定です。
今回の予算案では、その500円を上回る約600円分の食材費を市が負担する内容になっています。これも大きな成果です。
●完全無償化を引き続き求めます
県内では4月から厚木市と南足柄市が給食費の全額無償に踏み出します。東京都では都が半額を補助する方針となり、多くの自治体での完全無償化が進んでいます。
綾瀬市でも引き続き取り組んで実現させましょう!!
●質の向上、地産地消の推進を
無償化されても質が悪くなっては元も子もありません。
同じような食材費でなぜこんなに大きな違いが出るのか。地産地消のシステムはどうやれば作れるのか。その壁を乗り越える方法などを引き続き研究していきます。ご一緒に進めていきましょう!!
日本共産党会派として福田議員とともに申入れを行いました。
市長は、市民グループが集めた4160筆の署名の重みを感じているようで、「給食費半額補助の継続など、検討を進めていく」とのことでした。
来年度予算案の基本が固まるまであと1か月。引き続き取り組んでいきます。
以下、申し入れ文です。
学校給食費の無償化を求める申し入れ
日頃より市政運営および教育行政にご尽力されていることに敬意を表します。
さて、弱肉強食をむきだしにした資本主義的競争社会をめざした新自由主義政策により、市民の経済格差は大きく広がり、いわゆる中産階級層が激減したといわれています。そこにコロナ禍と急激な物価高騰が加わり、困窮する家庭が増え続けています。こうしたなかで、家計の負担を減らしていくことは、市の施策として非常に大事なことです。
また、学校給食費の無償化は、短期間で4000名を超える署名が集められたことからもわかるように、多くの子育て世帯をはじめたとした地域の人々の願いです。
生活保護や就学援助を利用している方は、すでに無償化になっていますが、それ以外にも経済的に困窮している家庭は多くありますし、なにより子育て支援として非常に効果的な施策です。
政府による「重点支援地方交付金」が綾瀬市には1億3290万円余交付されますので、この一部を活用しながら、来年度からの学校給食費の無償化を実現されるよう申し入れます。
記
(1) 来年度からの小中学校給食費の完全無償化を求める
少なくとも2024年3月まで実施される学校給食費の半額補助は継続すること
また、物価高騰による食材費の負担増を保護者に求めず、公費でまかなうこと
(2) 給食の質の向上を引き続き追求するとともに、地場農産物の使用比率を大幅に上げること
(3) 国に対し、国の政策として学校給食費無償化早期実現を強く求めること
以 上
2022年の6月議会であまりにもひどい! と、綾瀬市の学校給食のおかずなどの質も問題を取り上げて以来、多くの市民にもこのことをお伝えして、市民からの声も教育委員会に届けていただくなどの取組の成果が少しは目に見えるようになったように思います。
その一例として、同じ肉団子の献立で比較をしてみたいと思います。
一番の上の写真が、今年11月10日のものです。ひじきがご飯の上にのっておいしそうです。
下の写真は、今年の6月13日のものでふりかけがついています。
そして、次が1月20日の給食。私が6月議会で問題を指摘してから7か月後ですが、その時はまだこのありさまでした。
こうしてこの写真を下から順にみていくと、改善がなされてきたのが分かりますね。
現状の施設でできる更なる改善と、いまの給食センターの限界を解消する新たな施設づくりを教育委員会に求めていかなければなりません。
この課題はまだまだこれからです。
私は昨年の12月議会の一般質問で、「各学校に給食に対する意見や提案を匿名で入れることのできる箱を設置していただきたい」と、いわゆる“目安箱”の設置を提案しました。
それを受けて、“意見を入れる箱”が今年2月に全小中学校の職員室などに設置されました。
今回、その意見箱に寄せられた匿名の意見を情報公開制度を活用して入手しました。
この間の先生方の意見・要望は67通寄せられていて、中学校の先生が54件、小学校の先生が10件、不明が3件でした。
その一部をご紹介いたします。
●オムレツはなめらかでよかったが、おかずとしてはムナシイ。
●シチューの豚肉が極めて固い。肉が固いのであれば、薄切り等で提供してほしい。
●ふりかけがついてはいたが、今日のサバは小さすぎるのではないでしょうか。
●春巻きの油の量が多くて、不安になった。
●とりとタケノコのすまし汁は、さといもじるだった(上田記:鶏肉とタケノコがわずかだったとのことだと思います)
●肉だんご2コではおかずになりません。
●肉だんごの味がしない。
●うどんはもっと具が欲しいですね。
●メニューの意図がわかりません。浅皿が肉なのに納豆を出すのはなぜですか?
●春雨スープがスープを吸ってしまい春雨だけになっていた。生徒達も「スープじゃない」とがっかりした様子でした。(上田記:これは従来の緑豆春雨ではなく、安い春雨に変更したためとの説明あり)
●納豆は苦手な子が多く残飯処理が大変で、時間内に片付けが終わりませんでした。
●食育は対象のクラスのみになっていますが、全クラスやった方が良いと感じています。今はリモートで一斉配信もできるので。(このリモートでの食育は上田も昨年提案)
綾瀬市の学校給食費が、今年の9月から来年の3月まで、半額になる議案が現在審議されています。
■「給食費の無償化」を繰り返し求めて一歩前進
昨年の議会で「給食費の無償化」を何度も取り上げてきましたが、今年の6月議会に、市は「給食費の半額を補助する」ことを提案してきました。
市の説明では、「コロナ禍において物価高騰の影響を受け、児童・生徒の保護者の経済的負担も大きくなっていることから」、その「負担を軽減するため、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用し」、今年の9月から来年3月までの7か月分の学校給食費の半額を補助するとしています。
このような前進を生み出せたのは、多くのみなさんが心から願っている政策だったこと、そして自民党の幹事長までもが「給食費の無償化」を選挙前に言い出さざるを得ないほど世論が高まったことなどによるのではないでしょうか。
■継続させ、さらに無償化の実現にむけ力を合わせましょう
しかし、市の今回の補助は時限的なもので、このままでは来年の4月にはもとに戻ってしまいます。この半額の補助を継続させ、さらに無償化への前進を実現するためには、もっともっと大きな市民の声が必要です。
「(仮称)学校給食の質を高め、給食費の無償化を求める会」を作って署名などに取り組みたいと考えています。
ご一緒に取り組みませんか!!
ご連絡、お問い合わせは、このブログ記事のコメントでお寄せください。(コメントは管理者が承認しないと表示されませんので、安心してご意見などをお寄せください)
綾瀬市の学校給食の貧弱さを議会で追及してきましたが、数字上は改善されていることを確認しました(情報公開で入したデータから昨年の4月と12月とを比較。黄色になっているところは、国の基準を上回っている栄養素)。
このことは成果として喜びたいと思いますが、しかし、実際の給食の写真を見る限りは、おかずが一品少なく、量も少ないように見えます。数値どおりの量になっているのかなあ、と首をひねっています。
今日は綾瀬市議会の一般質問の2日目。
私は午後2時30分前後から約50分間行います。
❶小児医療費助成(無料化)を現在の15歳までから18歳にまで引き上げを求めます。
事前の聞き取りでは、これは実現しそうです。 やったあ\(^o^)/
❷学校給食の充実では、連続3回目の質問をいたします。
5、6、7月の成分を分析して、ビタミンCやカルシウム、カロリーが不足していた問題などを追及します。
ぜひ、傍聴に! または、市のホームページからネットで視聴くださいませ。 よろしくお願いいたします
リアルタイムでの視聴は、
ライブ中継を見る | 綾瀬市議会インターネット議会中継 (kensakusystem.jp)
後日、録画を見られるときは、
議会の日程から選ぶ | 綾瀬市議会インターネット議会中継 (kensakusystem.jp)
録画映像 | 綾瀬市議会インターネット中継 (上田博之一般質問)
6月議会で「学校給食の無償化を展望しつつ抜本的な質の向上を」のテーマで一般質問を行いました。
生の編集なしの映像は、トチリもそのままですので恥ずかしいのですが、ぜひご覧ください。
綾瀬市の給食の問題点と解決の道筋を示したつもりです。
ご覧いただき、ぜひご意見をお寄せください。よろしくお願いいたします。
今回の一般質問のテーマは
「学校給食の無償化を展望しつつ、抜本的な質の向上を」です。
実は、綾瀬市の学校給食を試食して愕然としました。小さいさんが焼は冷凍食品。米飯は海老名の工場に委託したもの。豚汁も具が多いとは言えず。これで260円なのですが、給食費は食材費のみと法律で決められているので、一般の定食屋での食材費は3割程度と言われていることから逆算すると860円相当の定食ということになります。しかし、とてもそうは見えないですよね!!
比較でお見せした給食とどこが違うのか?
大きな違いの1つは、米飯を給食センター内で炊飯しているか、外注しているかです。そのからくりを解き明かし、改善のための方向性を示す一般質問を行います。
また、教育の無償化の一環として給食の無償化へむけ、自治体として行える施策も提案します。ぜひ、傍聴にお越しください。