ポールボキューズのガラ・ディナーに久しぶりに参加してきました。
今回は、いつものポールボキューズのスペシャリテはすべて封印され、
世界的シェフのローラン・プルセル氏をお迎えしてのガラディナーです。
シェフ・ローランが手掛ける「プルセル・キュイジーヌ」をいただくという貴重な体験ができました。
もうすぐ私の誕生日なので、だーりんがお祝いを兼ねて連れて行ってくれました。
メニューの中からも、そこはかとなくスペシャル感が漂ってきて、期待が高まります。
ボタンエビのマリネには、グレープフルーツのシロップと、サツマイモのクリーム。
さつまいもは柑橘によく合うということをあらためて実感しました。
私が一番おいしい!と思ったのは、このホタテ。
加賀太きゅうりのエスプーマとともに、添えられたのが「コーヒーとレモンのソース」。
未知の組み合わせでしたが、ほろ苦くてさわやかで、まろやかで…
なんとも不思議で素敵なお味でした。
フォアグラのポワレに、シェフが各テーブルを回って、白トリュフをどっさり削ってくださいました。
贅沢なトリュフもりもり皿!
ヘーゼルナッツがぷちっとアクセントになるのもすごい。
しっとりとバターで蒸し焼きされたマトウ鯛。
添えられたパンにはトマトのソースが入っていて、
「お魚を半分食べた後に、パンを食べてください」とのことでした。
味ががらっと変わるんですよ。
お肉料理はエゾシカ。
ネックシュートといって、首元を狙って仕留められたシカは、そうでないものよりも味が良いのだとか。
そして、しあわせいっぱいのお菓子♡
シェフのお料理は、どれもが「食べてみないと味の想像ができない」ものばかり。
混ぜたり、あわせたりしながら、一皿の中で、いろんな味が楽しめました。
南フランスの新しいお料理、堪能させていただきました。