今年も庭の栗がどっさりとれました。
夏の早い時期に結構いがを落としてしまっていたので、今年は不作かな~と心配していたのですが、
意外に大丈夫でした。
去年、一昨年ほどではないけれど、それでもバケツいっぱいにとれました。
今までは、ほぼ全部を渋皮煮にしていたのですが、
栗の鬼皮剥きって、実に大変な作業なんですよ…
というわけで、今年は100粒だけ剥いて渋皮煮に。
あとは茹でてそのまま食べることに。
茹でただけの栗も、ちょこっと塩をつけて食べると美味しいんですよね。
でも、やっぱり丸ごとポコッと口に入れられる渋皮煮のほうが、だんぜん食べやすいです。
100粒、剥きました。
我が家の栗はなかなかの大粒です。
重曹を入れて煮ます。1回目。
外側の筋などは1回目のあと、簡単に取り除けます。
水をとりかえて、また重曹を入れて煮ます。2回目。
真っ黒な汁がどんどん出てきます。
アクもたくさん泡になって浮いてきます。
また水を替えて、重曹を入れて煮ます。3回目。
渋皮の表面がつるんとして、柔らかくなってきたら、
今度は重曹抜きで、さらに2回水を取り替えながら煮ます。
合計5回が私のやり方です。
最後にひたひたの水とお砂糖で煮て、だんだん煮詰めていくとつやつやになってきます。
仕上げにブランデーを大さじで2杯。
これでふわっといい香りの渋皮煮のできあがり。
火を止め冷ましながら、味をしみこませていきます。
我が家育ちの、秋の味覚です。