久しぶりに、夫婦で一泊二日の温泉旅行に行ってきました。
温泉好きな私たち。
コロナ禍前はふたりでいろいろな温泉に出かけることを楽しんでいましたが、
ここ数年は、温泉に行くといっても近場ばかりでした。
旅行らしい温泉旅行は、実に久々のことです。
ここ数年で行った、草津、有馬、下呂。
この中で私の一番のお湯は草津です。
だーりんのお気に入りは下呂。
どちらもお湯にとても特徴があります。
今回は「もう一度下呂に行きたいなあ」というだーりんのリクエストで、下呂に行ってきました。
土曜日はだーりんは午前中はいつも通りの仕事なので、出発は午後から。
遅い時間に出発したので、到着してダッシュで宿のお湯に入ってまもなく夕食の時間でした。
本当はもっとゆったり早い時間に行けたらよかったのだけどねー
ちょっと慌ただしいスケジュールになってしまいました。
そのぶん、温泉ではゆったり過ごしましょう。
今回はお部屋食でした。
食前酒で乾杯。
お豆腐を自分で作るお鍋です。
ここににがりを入れて混ぜて温めると、しばらくすると固まってお豆腐になっています。
これが…なかなかの美味でした。
お酒もよく飲んで、よく食べて。
夕食後は、温泉街のそぞろ歩きを楽しんできました。
下呂温泉の街なかには大正時代から続く共同浴場の「白鷺の湯」があります。
大正ロマネスク風のモダンな建物で、一度ここに入ってみたかったので、
そぞろ歩きのついでにここにも立ち寄ってお湯に入ってきました。
白鷺の湯、ほかにお客さんはいなくて、檜のお風呂を私ひとりで貸切状態でした。
のびのび、ゆったり。
源泉そのものの下呂らしいお湯を堪能してきました。
下呂のお湯は、無色透明のさらさらしたお湯です。
でも、浸かりながら手足をさわると、皮膚の表面がぬるっと感じるんですよ。
お湯はさらっとしているのに皮膚だけがぬるっとなるのは、アルカリ性だから。
まりやかなお湯が肌にからんで余分な角質が溶ける?というか、角質をとってくれているからなんだそうです。
下呂のお湯は、ほかのアルカリ性の温泉地にくらべてアルカリ度が高いとのことで、
お湯から出たあとは手足はつるすべになっています。
昔から美肌の湯といわれている所以です。
温泉街では夏祭りも開催されていて、にぎわっていました。
なんだかこういう夜祭りの雰囲気も、懐かしく嬉しい。
寝る前にもう一度、宿の温泉に入って、
これで3回の入浴。
明日の朝、もう一度入って来よう。
4回入って、4回つるすべになって、
うーんと美肌になりますように。