夕方。
だーりんと一緒に散歩に出かけました。
金沢城公園を経由して兼六園へ。
少し前まで夕方どころか夜になっても暑かったのに、
今は外に出ると吹く風も涼やかで心地よく感じます。
いい季節になってきたな~と歩いていると、だんだん汗ばんできました。
やはり、まだまだ外は夏と秋が同居しているようです。
兼六園の茶店通りに行くとかき氷の看板があちこちに出ていました。
堤亭さんでひと休み。
2階のお座敷から、兼六園の茶店通りが見下ろせます。
桜の季節は、きっと窓の外が一面ピンクに染まるんでしょうね。
だーりんは黒糖あずき。
私は梅。
甘酸っぱい梅ジャムと、シロップ、中には梅ゼリーも入っていました。
すっきり美味しい!
外を見ながらゆったりと休憩した後は、また歩いて街なかを通って帰宅。
よく歩きました。
夕暮れ時の散歩って、いいものですね。
秋は夕暮れ。
夕日のさして、山の端いと近こうなりたるに、烏の寝どころへ行くとて、
三つ四つ二つなど、飛び急ぐさへ、あはれなり。
まいて、雁などのつらねたるが、いと小さく見ゆるは、いとをかし。
日入り果てて、風の音、虫の音など、はた、言ふべきにあらず。
私は清少納言の枕草子が好きです。
あ、逆ですね。枕草子を書いた清少納言が好きなんです。
平安時代に書かれたエッセイ。
これをイマドキ女子ならどんなふうに言うかな~と
頭の中で変換しながら読むのがなかなか楽しいんですよ。
秋は夕暮れ。
のんびり散歩もいとをかし。