”農”と言える!?

元・食推おばさんのソムリエ日記

なばなと菜の花

2010-01-06 14:59:16 | 野菜

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写真左側は、ふつう「菜の花」として売られているもの。

写真右側は、「なばな」として売られています。

ともに春が近いことを感じさせるお野菜です。

「菜の花」は、和種アブラナの蕾の部分を、

「なばな」は、西洋アブラナの葉と茎の部分をいただきます。

でも、私はかねてから疑問に思うことがありました。

それは、どうして「なばな」は茎と葉しか食べないのか?

「なばな」にだって蕾はできるのに、それは食用には向かないのか?

「なばな」は三重県のものが有名ですが、

なんと、私の住む袋井市の三川地区でも栽培されています。

7年前から栽培に取り組まれ、現在1000株の「なばな」を育てている

太田健郎さんにお話を伺いました。

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写真のように花が咲いたり、蕾が付いてしまったものは出荷せず、

葉と茎のみ15cm~20cmのものを出荷します。

これは、JAの定める規格だそうです。

では、どうしてそのような規格になったのかJAに伺いました。

「なばな」の蕾や花は決して食用に向かないわけではありません。

しかし、蕾や花がつくと、茎や葉に硬さが出てしまいます。

また、小さな蕾でも流通の過程で、花が咲いてしまうこともあります。

そこで、JAは「なばな」の規格を

 ●蕾がついていない

 ●変色や病害虫の影響がないもの

としているそうです。

ところで、スーパーで見かける「なばな」ってほとんど三重県産。

静岡産の「なばな」は、主に東京と岐阜に出荷されています。

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今度、東京に行ったら、探してみなければ・・・。

太田さん、JA営農センターさん、

アポなしの私の質問にお答え下さって、本当にありがとうございました。

コメント
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