おでん材料やかまぼこといった魚肉練り製品の原料、
すり身の輸入価格が高騰している
といったニュースが連日報道されています。
静岡は、「しぞーかおでん」でも有名ですが、
これから寒くなると食べたくなるおでんも、
練り製品が値上げされると、家での登場回数が減ってしまうのでしょうか?
ここ数年、値段は変わらなくても、
一袋に入っている練り製品の量が少なくなったり、
サイズが小さくなっていることは
主婦の皆さんは感じていることと思います。
その理由は次の通りです。
日本ではすり身の多く(大半が米国産スケトウダラ)を輸入し、
国内で加工していますが、
一方、欧米や中国では健康志向の高まりなどから魚の切り身の消費が拡大。
米国産スケトウダラは、切り身に回され、
その結果、すり身価格が上昇したという流れです。
しぞーかおでんを代表する練り製品と言えば、黒はんぺん。
こちらの原材料は、県産のイワシやアジのすり身ですが、
こちらも原油価格の高騰で漁獲量が減り、
価格は上昇しています。
それが理由というわけでもないのですが、
我が家のおでんは、だんだん野菜の占める割合が多くなりました。
これからは、おだしを濃いめにとって、
数種類の練り製品から出るうま味を楽しみながら、
季節の野菜をもっとおでんに取り入れていこうと思います。