昨夜、友人がネット通販のAmazonに大変腹を立てていた。
彼は、荷物が時間通りに届かないことによく怒っているので、
「また!?」と思っていたら・・・。
今回は、時間通りに届かなかった上に、
Amazon側がすぐにウソとばれるような言い訳をしてきたらしい。
どうして、こんなにトラブルが多いのか?
私は、Amazonなどほとんど利用しないので、
どうでもいいことなのだが、妙に気になった。
まず、ネット通販っていつ頃から拡大したのか?
それには、2000年にAmazonの日本法人が、
ネット通販サイトをオープンさせたことが大きく影響している。
さらに、誰もがパソコン、スマホ、タブレットを使うようになったため、
簡単に注文ができるようになった。
Amazonの商品を宅配していた主な運送会社は、ヤマト運輸、日本郵便、佐川急便。
しかし、佐川急便は2013年にAmazonの業務から撤退した。
この佐川の撤退がきっかけとなって、時間通りに届かないなどの
トラブルが多発した。
ヤマト運輸と日本郵便だけでは大量の荷物はさばききれない。
そこで、Amazonは各地の運送会社に配送を委託した。
地方の〇〇運送とか■■運輸という会社が、Amazon運送として
宅配業務も請け負うようになったのだ。
しかし、これまで宅配などやったことがない運送会社なので、
時間通りに届かない、
配達員の態度が悪い、
など多数のクレームが各運送会社に行くようになったが、
運送会社では対応できず、Amazon側が一手にクレームを引き受けている。
さらに、荷物が時間通りに届かなかった場合、
Amazonが正確な配達時間を伝えることができないのは、
次のような理由によるらしい。
Amazonの倉庫を出発してから、地方のAmazon運送に着くまでは追跡できるが、
そこから先は、各運送会社の管轄になるので、
Amazonからは追跡ができず、
お客様から問い合わせがあっても、正確な返事ができないらしい。
ネット通販なんてものができたから、
そして、それを利用する人が爆発的に増えたからゆえのトラブル。
AmazonとAmazon運送の連携がうまくいけば、解決する問題では?
コロナウィルスの感染防止のために買い物に出掛けたくない、
とか、
近くにスーパーがなくて買い物難民である
という理由で、
食品や生活必需品をネット通販で買っているのなら、
時間通りに届かないことで不便を感じることもあるかもしれないけど、
自分の趣味のモノが時間通りに届かなかったくらいなら、
ちょっとくらい大目に見てあげても良いのでは?
コロナ禍でストレスを抱える人、
イライラをつのらせる人が多い中、
暮らしの「頼みの綱」であるネット通販でイラつく人が、
一人でも減りますように。