”農”と言える!?

元・食推おばさんのソムリエ日記

年末年始のだしは・・・

2020-12-01 16:27:28 | 食育

NHK文化センター浜松教室で、このような講座をやらせていただきました。

  

  

年末年始にほっとできるようなうどんだしとお雑煮のだしのとり方を

紹介いたしました。

   

まず、かつお節の説明から。

「かつお節の種類なんて、これまで考えたこともなかった。」

「一番安価な花かつおを使っていた。」

と、驚きの声が聞こえてきました。

  

 

うどんだしは、讃岐うどんのおだしをベースに

静岡ケンミンに好まれるように、アレンジしました。

こちらは、うどんだしのベースとなる白口煮干しと羅臼昆布。

朝、6時から浸けています。

白口煮干しは、頭とはらわたを取らなくてもおいしいだしがとれます。

これにかつおの荒節 厚削りを合わせて、うどんだしを作りました。

  

  

出来上がったうどんはこちら。

 

  

  

静岡のお雑煮は、すまし汁なので、

羅臼昆布とかつおの枯節 薄削りで一番だしをとって作りました。

青菜は、あいちの伝統野菜の正月菜です。

 

  

この二つのお料理で、かつおの厚削りと薄削りの使い方の違いを

見ていただきました。

  

 

マスクを外しての試食は無言。

皆さん、ルールをきちんと守って素晴らしい!

 

試食後、再びマスクを着けた皆さんからは

「今まで、自分がとっていただしは何だったんだ!!」

「かつお節の種類も、煮干しの種類も気に留めたことがなかった。」

「おだしをしっかりとると、こんなにおいしくなるんですね。」

と、うれしい感想をいただきました。

  

でも、一番うれしかったのは

「こんな時だから、試食はないと思っていたのに。

 先生のお料理が食べられてうれしい!」

  

ご参加くださった皆さま、ありがとうございました。

だしの香りに包まれた、温かな年末年始をお過ごしください。(^-^)

 


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