「長ネギ(白ネギ)が豊作すぎて激安!」ということが
ワイドショーやニュースで取り上げられています。
【画像お借りしました】
豊作ということは、大きく分けて2つの理由が考えられます。
1.長ネギ(白ネギ)が育ちやすい環境だった。
2.生産者が増えたため、生産量が増えた。
そこで、ここまで安値になるほど豊作だった理由を
「長ネギ(白ネギ)側」、「生産者側」の両面から考えてみたいと思います。
【長ネギ(白ネギ)側の事情】
●夏の高温・乾燥が少なかった。
●秋の台風、長雨がなかった。
●12月の寒波がなかった。
つまり、長ネギ(白ネギ)が育ちやすい20℃前後の気温を保つことができたのです。
【生産者側の事情】
●新型コロナの影響で中国産のネギが入って来なくなり、
国産ネギの需要が高まったため、ネギの生産者が増えた。
●米が過剰で安値となったため、農水省がネギへの転作を誘導し、
各地でネギの生産者が増えた。
(ネギ以外の作物も過剰で作付けするものがないので、ネギが推奨された。)
このような事情でネギ生産者も増えています。
ネギも育ちやすく、尚且つ、それを育てる人の数が増えれば、
豊作→激安になるのも頷けます。
番組の中では、この冬はじゃがいも、玉ねぎは高いので、
シチューやカレーを食べる回数を減らし、
安い白菜やネギを使った鍋料理を食べる回数を増やそう!!
と、おすすめしていましたが・・・。
いや、いや
シチューやカレーはじゃがいもや玉ねぎがなくてもできますよ。
白菜、長ネギ(白ネギ)、大根、キノコ類など価格が安定しているものを使って、
シチューやカレーを作ればいいのです。
こちらは、磐田白ネギ生産者さんおすすめのカレー。
磐田白ネギと豚肉だけのカレー。
玉ねぎで作るよりも甘めに仕上がりますので、
我が家では唐辛子、生姜、ガラムマサラを多めに使って作ります。
生産者側の事情を詳しく教えてくださった磐田白ネギ農家様、
ありがとうございました。
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