キユーピーがマヨネーズの容器についているキャップの穴を1つから3つにする
ということが話題になっています。
その発端となったのが、若者のマヨネーズ離れなのだそうです。
マヨラーなんて言葉があるくらいだから、
若者はマヨネーズが大好きなんだと思っていました。
大変驚いた私は、なぜ若者がマヨネーズを使わないのか
その理由を知りたくなりました。
キューピーによると、
マヨネーズの主要ユーザーは、60代で、50代がそれに続きます。
一方で若年層はというと、
高校生くらいまでは自宅で母親の作った料理にマヨネーズをかけて食べています。
しかしその子どもが大学生になって一人暮らしを始めると、
料理をあまりしないので調味料を使わなくなります。
お醤油くらいは使っても、マヨネーズは使わない…のだそうです。
そこで、キューピーではこの若者が成長して家庭を持ち始める年代、
30~40代を開拓するターゲットに据えました。
30~40代はちょうど小さい子どもを育てている年齢で、
Instagramにはまっている女性が多めなのもこの年齢層。
このキャップの穴を3つにすることで、お料理にかけた時、
おしゃれな演出ができるという具合です。
簡単に言ってしまえば、
味ではなく、見た目とか使う楽しさを重視したということ。
私は、マヨネーズユーザーとしては、高齢の部に入るのでしょう。
でも、私も親元から離れ、学生生活を送っていた時代がありましたが、
あの頃の学生は、冷蔵庫にマヨネーズ、必ず入っていましたよ。
ポテトサラダと生姜焼きって黄金の組み合わせでしたもの!!
まあ、あの頃はコンビニもなく、ファミレスも少なかったので、
自炊するしかなかったし、調味料の種類も少なかったから、
マヨネーズは必需品だったのかもしれません。
今は、生野菜にたっぷりマヨネーズをかけて食べることは少なくなりましたが、
その代わり、マヨネーズを調味料として料理に使い続けています。
しいたけのマヨネーズ焼き
白ネギのスープ煮のソースもマヨネーズがベース。
一旦マヨネーズから離れた若者を呼び戻したいのなら、
味とか使い方を工夫をするなどして、正面から勝負してほしかった。
そう思うこと自体が、高齢者の発想なのでしょうか?
でも、「自分で容器をぎゅっと押して、お料理の上にかけるのが面白かった。
あれが、瓶に入っていて、スプーンでかけていたら、あんなに流行らなかった。」
と言われたジュレポン酢って、今どうなっているの? (@_@。