”農”と言える!?

元・食推おばさんのソムリエ日記

えっ!!マヨネーズ離れなの!?

2018-07-14 14:46:30 | 調味料

キユーピーがマヨネーズの容器についているキャップの穴を1つから3つにする

ということが話題になっています。

  

その発端となったのが、若者のマヨネーズ離れなのだそうです。

 

マヨラーなんて言葉があるくらいだから、

若者はマヨネーズが大好きなんだと思っていました。

大変驚いた私は、なぜ若者がマヨネーズを使わないのか

その理由を知りたくなりました。

  

キューピーによると、

マヨネーズの主要ユーザーは、60代で、50代がそれに続きます。

一方で若年層はというと、

高校生くらいまでは自宅で母親の作った料理にマヨネーズをかけて食べています。

しかしその子どもが大学生になって一人暮らしを始めると、

料理をあまりしないので調味料を使わなくなります。

お醤油くらいは使っても、マヨネーズは使わない…のだそうです。

   

そこで、キューピーではこの若者が成長して家庭を持ち始める年代、

30~40代を開拓するターゲットに据えました。

30~40代はちょうど小さい子どもを育てている年齢で、

Instagramにはまっている女性が多めなのもこの年齢層。

このキャップの穴を3つにすることで、お料理にかけた時、

おしゃれな演出ができるという具合です。

  

簡単に言ってしまえば、

味ではなく、見た目とか使う楽しさを重視したということ。

  

私は、マヨネーズユーザーとしては、高齢の部に入るのでしょう。

でも、私も親元から離れ、学生生活を送っていた時代がありましたが、

あの頃の学生は、冷蔵庫にマヨネーズ、必ず入っていましたよ。

ポテトサラダと生姜焼きって黄金の組み合わせでしたもの!!

  

まあ、あの頃はコンビニもなく、ファミレスも少なかったので、

自炊するしかなかったし、調味料の種類も少なかったから、

マヨネーズは必需品だったのかもしれません。

 

  

今は、生野菜にたっぷりマヨネーズをかけて食べることは少なくなりましたが、

その代わり、マヨネーズを調味料として料理に使い続けています。

しいたけのマヨネーズ焼き

  

 

白ネギのスープ煮のソースもマヨネーズがベース。

  

 

一旦マヨネーズから離れた若者を呼び戻したいのなら、

味とか使い方を工夫をするなどして、正面から勝負してほしかった。

そう思うこと自体が、高齢者の発想なのでしょうか?

  

でも、「自分で容器をぎゅっと押して、お料理の上にかけるのが面白かった。

あれが、瓶に入っていて、スプーンでかけていたら、あんなに流行らなかった。」

と言われたジュレポン酢って、今どうなっているの? (@_@。

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする