宮地神仙道

「邪しき道に惑うなく わが墾道を直登双手
または 水位先生の御膝にかけて祈り奉れ。つとめよや。」(清水宗徳)

「銀の十字路」

2006年09月08日 | Weblog
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ゼウスの弟で海の主神であるポセイドンには
トリトンという子息がいました。
トリトンは海底に住んで美しい魚達に囲まれて
日々を送っていました。

父のポセイドンと母のアントピリテは時折海底の
宮殿から天上へと出かけていくのですが、その様な
時はトリトンは決まって留守番でした。
彼は天上の話は聞いており、一度でもいいから
行ってみたいと思っていましたが、天上に続く道が
わからず、海底の世界で遊んでいました。
しかしこれまでと違い何か物足りなさを感じました。

トリトンは地上と天上の言葉を理解する力を身につけて
異なる世界に足を運んでみようと考え、勉強を熱心に
始めました。

数年が過ぎ、トリトンの真面目な勉強を認めたポセイドンは、
地上と天上に続く道を教えるほら貝を贈りました。
「このほら貝を吹けば、お前の行く手に地上と天上に続く
道が現れよう。地上で危ない目にあった時にも、このほら貝を
吹くがよい。直ちに危険は去ろう。」

こうして彼は天上と地上と海底という三界に多くの友人を得、
自由に行き来する様になりました。
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北海道の学校には9月に始業式という習慣がないのですが、
本州では一般的で、またアメリカでは新学年の始まりに
なります。
住宅街で遊んでいた子供達の姿を見かけなくなり、
学校の始業を感じました。


日本で最も魅力ある都市に札幌市が選ばれましたそうです。
わたくし自身は日本で札幌以外の場所に居住した経験がない
のですが、札幌市は常に新しい変化を柔軟に受け入れ、若さを
保ち続けている創造的な街であると感じています。
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