宮地神仙道

「邪しき道に惑うなく わが墾道を直登双手
または 水位先生の御膝にかけて祈り奉れ。つとめよや。」(清水宗徳)

枯れ木を集める

2006年09月15日 | Weblog
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ある動物の言葉を解せる男が道を歩いていると、
ロバの鳴き声に続いて犬の吠えるのが聞こえた。
犬は「俺はウサギや骨の話をしたいのに、
お前は草原や草の話ばかりでうんざりだ。」と
言っていた。
男は我慢出来ずに口を挟んだ。
「仲たがいする事はない。藁にも肉と共通の
性質があるのだから。」

犬は吠え立てて言葉を遮り、ロバは狙いを定めた
後足の一蹴りで男を気絶させた。
そして二匹は再び議論に戻った。
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「仏教とは何か?」という質問は単純にして深く、
また各自の精神的境涯において意味や深浅が異なる
様に思います。

仏教はアメリカではまだまだ新しい存在ですが、時折
指導的立場にある人に、「自分こそが仏陀を余す所
なく理解した者だ」と主張して直接論戦を挑んでくる
人間が何人もいるそうです。

他派で多少仏教書を勉強して来てそういった態度を直接示して
くるそうなのですが、仏教を真底から理解したならば
そんな「法戦」は挑まない様に思いますし、また多少の
仏教書の読書や勤行のみで仏教を完全に会得出来るならば、
苦労はない様に感じてしまいます…。
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