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セコムの現・木村昌平社長が創業者の飯田亮氏より、
入社間もない若干23才の時、
「お前は津を知っているか、お前に津をくれてやる。」
と云われ、当時の日本警備保障・三重に赴任しました。
三重は支社でなく、地元資本との合弁会社で経営は
思わしくなく、責任者が夜逃げしてしまっているという
会社です。
経営のイロハも分らないまま、奮闘努力の結果、1年目で
累積赤字を一掃。2年目から黒字になり、更にグループで
利益率No.1の優良会社に変身させた実績を御持ちです。
ある時、先行投資としての機械システム導入に費用が
膨らむため、減益せざるを得なくなりました。電話で
飯田社長(当時)に、“来期は減益になります”と伝えると、
「どういうことだ」と問い詰めるので、その理由を
いろいろ説明していると、“バカヤロー”と怒鳴られ、
ガチャンと電話を切られてしまいました。
一晩じっくり考えた末、翌朝再度電話をし、”来期は
減益にします”と言ったら、飯田社長は、“よし、
わかった、OKだ”と、すんなり了承されました。
「減益にします」と「減益になります」とは大いに違う
のです。
目標達成に当って、そこに主体的意志が、あるか無いか、
なのです。
そういうものがなければ、達成は成り行き任せになりがちで、
また達成出来ないと、その原因を、他人や環境のせいにする事
でしょう。
成功に対して最も重要な要素の一つは、あなたは自分の人生に
対して主人公になる事、あなたの目標に対しては進んで
責任をとる心構えです。
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いわゆるニューエイジの精神世界の分野の一部にて、妙な
甘やかしの言葉に満ちたものや、一時の不自然な自信や
肯定的な気分を与えるだけの書籍やセミナーの開催が
あります。
そうした自己啓発系のセミナーの一つの取材に目を
通す機会がありました。
そのセミナーにおいて、参加者は講師の誘導によって
明るく積極的であった様ですが、会場を後にした一人の
男性は、「ずるい考え方かもしれないけど、僕は来世で
頑張ろうと思います。」と取材者に語りました。
セミナーで与えられた自信なんて、夜風に当たれば簡単に
吹き飛んでしまうものであろうか、としめくくられて
いましたが、自分に対して進んで責任を取るという考えが
いかなる面においても必要である様に感じました。
セコムの現・木村昌平社長が創業者の飯田亮氏より、
入社間もない若干23才の時、
「お前は津を知っているか、お前に津をくれてやる。」
と云われ、当時の日本警備保障・三重に赴任しました。
三重は支社でなく、地元資本との合弁会社で経営は
思わしくなく、責任者が夜逃げしてしまっているという
会社です。
経営のイロハも分らないまま、奮闘努力の結果、1年目で
累積赤字を一掃。2年目から黒字になり、更にグループで
利益率No.1の優良会社に変身させた実績を御持ちです。
ある時、先行投資としての機械システム導入に費用が
膨らむため、減益せざるを得なくなりました。電話で
飯田社長(当時)に、“来期は減益になります”と伝えると、
「どういうことだ」と問い詰めるので、その理由を
いろいろ説明していると、“バカヤロー”と怒鳴られ、
ガチャンと電話を切られてしまいました。
一晩じっくり考えた末、翌朝再度電話をし、”来期は
減益にします”と言ったら、飯田社長は、“よし、
わかった、OKだ”と、すんなり了承されました。
「減益にします」と「減益になります」とは大いに違う
のです。
目標達成に当って、そこに主体的意志が、あるか無いか、
なのです。
そういうものがなければ、達成は成り行き任せになりがちで、
また達成出来ないと、その原因を、他人や環境のせいにする事
でしょう。
成功に対して最も重要な要素の一つは、あなたは自分の人生に
対して主人公になる事、あなたの目標に対しては進んで
責任をとる心構えです。
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いわゆるニューエイジの精神世界の分野の一部にて、妙な
甘やかしの言葉に満ちたものや、一時の不自然な自信や
肯定的な気分を与えるだけの書籍やセミナーの開催が
あります。
そうした自己啓発系のセミナーの一つの取材に目を
通す機会がありました。
そのセミナーにおいて、参加者は講師の誘導によって
明るく積極的であった様ですが、会場を後にした一人の
男性は、「ずるい考え方かもしれないけど、僕は来世で
頑張ろうと思います。」と取材者に語りました。
セミナーで与えられた自信なんて、夜風に当たれば簡単に
吹き飛んでしまうものであろうか、としめくくられて
いましたが、自分に対して進んで責任を取るという考えが
いかなる面においても必要である様に感じました。