宮地神仙道

「邪しき道に惑うなく わが墾道を直登双手
または 水位先生の御膝にかけて祈り奉れ。つとめよや。」(清水宗徳)

保護と無保護

2006年11月02日 | Weblog
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ブラジルからのサトウキビ製エタノールに
ガロン当たり54セントの関税をかけた米国は
「軽いバカですか、それとも重症のバカ
でしょうか。」

米国産のトウモロコシ製エタノールを保護
したい農業界の圧力が効いて、サトウキビ製
エタノールに厳しい関税を課して国内への
流入を妨げている。
ブラジル製の砂糖エタノールはその製造で
使われる化石燃料の8倍のエネルギーを供給
出来、米国産のコーン・エタノールは1.3倍しか
供給出来ないのにそうしているのである。
砂糖エタノールの方が温室効果ガスの削減に
役立ち、貧困解消に役立つのに、私達は排除している。

私達は貧しい友人を助けるサトウキビ製エタノール
に課税し、金持ちの敵を肥えさせる輸入原油には
関税を課していない。
貧困解消への貢献を考えるのではなく、反米勢力に
わざわざ力をつけているのだ。

「重症のバカだね。」とゴールドバーグ氏は
答えた。

ブラジルの遠隔地の人々は、環境破壊が進み易い
地域で農業や伐採をしがちである。
灌漑の必要がないサトウキビは、アマゾンでは
湿気が強過ぎて育たない。
もしブラジルの砂糖産業が現在150万エーカーの
作付け面積を数年間で250万エーカーに広げられれば、
アマゾンを脅威にさらす事なく産業を拡大出来る。

しかし殆どのサトウキビ農家は、中南部のサンパウロ
付近と北東部の大西洋熱帯雨林の比較的乾燥した
地域にある。
サトウキビやコーヒー、オレンジ農園と放牧のせいで、
大西洋熱帯雨林は7%以下しか残っていない。
この5年間でアマゾンは年に7700平方マイルの熱帯雨林を
放牧や大豆畑、パーム油の製造で失っている。
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地球上の全酸素の約1/3を供給しているとされるアマゾンの
熱帯雨林は急速に減少しつつあり、2004年の1年間では
東京都の12倍(およそ25,500km2)の森林が姿を消した
と言われています。

日本円にして800円で、マホガニーの苗木を1本アマゾンの
熱帯林乱伐跡地に植林することが出来ますそうです。
http://clickbokin.ekokoro.jp/strapya.html
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