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「念力」が強すぎたのか。
かつての「スプーン曲げ少年」は、自らの人生をも
曲げてしまった。
知人から大麻約13グラムを譲り受けたとして
警視庁組織犯罪対策5課は31日までに、大麻
取締法違反容疑で自称超能力者「エスパー清田」
こと清田益章容疑者を再逮捕した。
同容疑者は70年代にスプーンを曲げる超能力少年
として数多くのテレビ番組で話題となった。
調べに対し「大麻を吸うと気分が高揚し、感覚が
研ぎ澄まされる」などと供述。
逮捕容疑に加え、約2年前から吸引していた事を
認めているという。
現在都内の留置場に身柄があるという清田容疑者。
念力で鉄格子を曲げて脱走する恐れもあるが、
捜査関係者は「大丈夫。だって曲げるのはスプーン
だけでしょ」と話していた。
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法を曲げた、人生も曲げたと先日この清田氏に
関するニュースが流されました。
この清田氏がテレビに出演して実験を行っていた
当時、わたくしはまだ生まれておらず、彼に関しては
「スプーン曲げ少年」というよりも、90年代に学研
ムー誌などに登場していた頃の、ロックンローラー風の
風貌を備えた「超能力野郎」のイメージしかなく、
また彼の活動や主張に関しては肯定も否定も出来
ませんが、今回の事件は彼の人生とファンに大きな
痛手を与えたものであろうと感じました。
彼はまた「空手バカ一代」「うしろの百太郎」などで
有名な漫画家、つのだじろう氏とも交流があった事で
知られています。
我が家にもこのつのだじろう氏の漫画があり、
つのだ氏は特定の宗教団体と教条に従っていないと
仰っていますが、氏の言葉を見ると仏教思想の影響も
あります様に見受けられました。
仏教の修行の八種の実践徳目である「八正道」には
「正目」「正思惟」「正語 」「正語 」「正命」
「正精進 」「正念」「正定」の八つが示されて
おり、これらの一つずつに関して、各研究家が
自身の言葉や身近な例を取って説明しているのを見かけ
ますが、つのだ氏のそのうちの三つに関する解説は
簡潔ながら具体性に富んでいる様に感じました。
「その①は物事を正しく見る眼を持つ事…人間誰でも
自分が可愛いし大切だから…つい自分が正しくて相手が
間違っている!と自己中心的になる!
正しくものを見ないから自分勝手になり、悪い事を
してしまう!
犯罪や事故を犯し他人に酷い被害を与えても、世の中が
悪いとか友人にそそのかされた…などと他人のせいに
して自分を正当化しようとする……
つまり自分のエゴを捨て、他人の立場に立って正しい
判断をする眼を持つこと……」
「その②は正しい思いを持つ事!
人間には『愛する』という思いと『憎む』という
正反対の思いがあります。
(中略)
相手と意見が合わないというのは、お互い自分の
立場を言い張るからで…それぞれが相手の立場に立って
相手の幸福を考える所からはじまれば…立場が
違っても理解し合えるものです。
時には他人のために自分を犠牲に出来る広い心と
忍耐を持てる様に努力する事です。」
「その③は正しく語る事!
もともと言葉は自分の魂の表現なのです!
だから暖かい心で豊かな精神を持つ人の言葉は……
その人が例え貧しくても暖かく相手の耳に伝わり
心をなごませる!
反対にエゴイストでどす黒く汚い心を持つ人の
言葉は……いくら口できれいな文句を並べても
うさんくさく……相手に猜疑心を持たせてしまう!
例えそれがどんな立派な服を着た金持ちだといばっても…
魂の醜さはごまかせないのです!
ケンカ口論をした後冷静になって相手の立場に立って
反省してみれば…どれだけ自分が醜い心になり
自分勝手な屁理屈をつけて……口汚く罵って相手の
心を傷つける言葉を吐いたか…よくわかるはずです!
正しいと思う事を静かに話せる人になりましょう!」
「自己主張を控えて第三者の立場に立って相手の
事を考える…というのは、一見やさしそうで難しい
のです!
現にこの三つどれ一つも出来ていないダメな大人が
沢山いるのですから!」
社会がこの三つのみでも徹底出来たなら、その瞬間から
社会は大きく変貌するのではと考えてしまいました。
自分も少しずつ近づける様に努力したく思います。
「念力」が強すぎたのか。
かつての「スプーン曲げ少年」は、自らの人生をも
曲げてしまった。
知人から大麻約13グラムを譲り受けたとして
警視庁組織犯罪対策5課は31日までに、大麻
取締法違反容疑で自称超能力者「エスパー清田」
こと清田益章容疑者を再逮捕した。
同容疑者は70年代にスプーンを曲げる超能力少年
として数多くのテレビ番組で話題となった。
調べに対し「大麻を吸うと気分が高揚し、感覚が
研ぎ澄まされる」などと供述。
逮捕容疑に加え、約2年前から吸引していた事を
認めているという。
現在都内の留置場に身柄があるという清田容疑者。
念力で鉄格子を曲げて脱走する恐れもあるが、
捜査関係者は「大丈夫。だって曲げるのはスプーン
だけでしょ」と話していた。
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法を曲げた、人生も曲げたと先日この清田氏に
関するニュースが流されました。
この清田氏がテレビに出演して実験を行っていた
当時、わたくしはまだ生まれておらず、彼に関しては
「スプーン曲げ少年」というよりも、90年代に学研
ムー誌などに登場していた頃の、ロックンローラー風の
風貌を備えた「超能力野郎」のイメージしかなく、
また彼の活動や主張に関しては肯定も否定も出来
ませんが、今回の事件は彼の人生とファンに大きな
痛手を与えたものであろうと感じました。
彼はまた「空手バカ一代」「うしろの百太郎」などで
有名な漫画家、つのだじろう氏とも交流があった事で
知られています。
我が家にもこのつのだじろう氏の漫画があり、
つのだ氏は特定の宗教団体と教条に従っていないと
仰っていますが、氏の言葉を見ると仏教思想の影響も
あります様に見受けられました。
仏教の修行の八種の実践徳目である「八正道」には
「正目」「正思惟」「正語 」「正語 」「正命」
「正精進 」「正念」「正定」の八つが示されて
おり、これらの一つずつに関して、各研究家が
自身の言葉や身近な例を取って説明しているのを見かけ
ますが、つのだ氏のそのうちの三つに関する解説は
簡潔ながら具体性に富んでいる様に感じました。
「その①は物事を正しく見る眼を持つ事…人間誰でも
自分が可愛いし大切だから…つい自分が正しくて相手が
間違っている!と自己中心的になる!
正しくものを見ないから自分勝手になり、悪い事を
してしまう!
犯罪や事故を犯し他人に酷い被害を与えても、世の中が
悪いとか友人にそそのかされた…などと他人のせいに
して自分を正当化しようとする……
つまり自分のエゴを捨て、他人の立場に立って正しい
判断をする眼を持つこと……」
「その②は正しい思いを持つ事!
人間には『愛する』という思いと『憎む』という
正反対の思いがあります。
(中略)
相手と意見が合わないというのは、お互い自分の
立場を言い張るからで…それぞれが相手の立場に立って
相手の幸福を考える所からはじまれば…立場が
違っても理解し合えるものです。
時には他人のために自分を犠牲に出来る広い心と
忍耐を持てる様に努力する事です。」
「その③は正しく語る事!
もともと言葉は自分の魂の表現なのです!
だから暖かい心で豊かな精神を持つ人の言葉は……
その人が例え貧しくても暖かく相手の耳に伝わり
心をなごませる!
反対にエゴイストでどす黒く汚い心を持つ人の
言葉は……いくら口できれいな文句を並べても
うさんくさく……相手に猜疑心を持たせてしまう!
例えそれがどんな立派な服を着た金持ちだといばっても…
魂の醜さはごまかせないのです!
ケンカ口論をした後冷静になって相手の立場に立って
反省してみれば…どれだけ自分が醜い心になり
自分勝手な屁理屈をつけて……口汚く罵って相手の
心を傷つける言葉を吐いたか…よくわかるはずです!
正しいと思う事を静かに話せる人になりましょう!」
「自己主張を控えて第三者の立場に立って相手の
事を考える…というのは、一見やさしそうで難しい
のです!
現にこの三つどれ一つも出来ていないダメな大人が
沢山いるのですから!」
社会がこの三つのみでも徹底出来たなら、その瞬間から
社会は大きく変貌するのではと考えてしまいました。
自分も少しずつ近づける様に努力したく思います。