宮地神仙道

「邪しき道に惑うなく わが墾道を直登双手
または 水位先生の御膝にかけて祈り奉れ。つとめよや。」(清水宗徳)

チベットの子どもから

2006年11月28日 | Weblog
「それはまるで、美しい空からこぼれ落ちてきた
碧空のかけらの様でした。
たとえどんなに離れた場所にいても、いつまでも
ずっと二人の心をつないでくれる、小さいけれど、
とても大切な碧空でした。」
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自分らしい絵がぱったりと描けなくなってしまった
一人の日本人画家が、風に漂う抜けがらの様に
あてもない旅を続けていた時のこと、インドにある
小さな村にたどり着く。

お金をねだる物乞いの子供達を追い払おうと一文無しの
ふりをした画家に、物乞いで一家の生活を支えていた
チベット人の子供が見せた深い思いやりの心。

「遠くからやって来たのに、お金がないのは大変だから、
これ、使って……。」
http://www4.plala.or.jp/natural/yuko/
livre/aozora%20no%20kakera.html

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有力な出版社が書籍を出版する際には広告などを
使用して大々的に宣伝が出来ますが、それ以外の
場合にはたとえ良書でありましても中々知られにくい
という場合が少なくない様に感じております。

この「碧空のかけら」という絵本はそれほど知られては
いない様ですが、日本人画家のインドでの体験をもとに
描かれた話しとの事で、また絵の方もとてもやさしく、今
わたくしの欲しい本の一つです。

この絵本はまた印税が、チベットの子供達の教育費や学校
建設費などに役立てられますそうです。
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