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画像の「霊的に身を守る法」という本が、2月に出版されました。
わたくしはアメリカ人によって書かれて邦訳された精神世界関連本
というものは殆ど読まないのですが、この種の本にしては珍しい
題名であるように感じたので、少し興味を感じて購入してみました。
この本の内容は、西洋魔法や精神世界に詳しい方にとっては
お馴染みの知識が多く、また各項目もそれほど掘り下げて書かれていない
ために、そうした方にとって何も目新しい本とは感じられないであろうと
思いましたが、エジプトの神の神像に対し、ワインかジュースとケーキの
組み合わせを捧げるといった事とその写真が掲載されていたのには、
個人的に少々驚いてしまいました。
この本の中には「ニューエイジ思想」の持ち主の一部に対する
否定的な意見が短く書かれています。
しかしこの本の他所では「祝福と癒し」だとか、「アファメーションで
チャクラを閉じる」だとか、「天使は絶望し、脅えきっている人間の
所に、光に囲まれて心地よい音楽と素晴らしい香りと共に現れる」
だとかの、ニューエイジの中で頻出する表現や言葉が強調されて
いるので、この本も結局は「ニューエイジ」の亜流に分類されるのでは
ないかと感じてしまいましたが、しかしながら否定的な見解を述べて
いる部分は的確な指摘であると感じましたので、転載させて頂きます。
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
とは言っても、「ポジティブに考えましょう!」と言うのはとても
簡単な事ですが、実際にはそれほど簡単にはいかないものです。
悲しい事に、ニューエイジ思想を持った人達の中には、エリート意識が
高く聖人ぶった人達がいて、人の事をネガティブだとか、現世的だとか
非難する事があります。
でもこれはあんまりでしょう。
一人の人間がそれまでの人生でどんな事に立ち向かってきたかなど、
他人にわかるわけがないからです。
それだけでなく、ネガティブなものを否定して、押さえつけようとするのは
精神的にとても不健全な事なのです。
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
わたくし自身も経験があるのでわかりますが、自分の事を大して
知りも、気にしてもいない他人が、極めて断片的な情報と邪推をもって
一方的に非難してきたり、その本人の自己満足と自尊心から、わけの
わからない提言や指図を自分にされたりする事は、非常に不快な事であり、
また無礼な事です。
例えそうした人達が何らかの権威や優越性を自分に誇示してきたとしても、
結局当人達は「何もわかっていない」という事の証明とも感じます。
恐らくこの本の著者も同じような経験をしてこられたのであろうと
思いました。
またこうして「ニューエイジ」思想に関する否定的な見解を書くと、
やはり快く思われない方も一部におられるのだと思いますが、
わたくし自身「人間錬金術」という思想を支持しており、またそれと
最近の「癒し教」的なニューエイジというのは、異なるものと
考えています。
そうした事を語るには、まず「精神世界とは何か?」という捉え方や
見地から始まらなければいけませんが、わたくし自身は「人間
錬金術」という視点から、それに対し、「革命、変革」というものを
基準にして見ております。
そのため、「精神世界」の中で「あなたは素晴らしい人です、自由と
愛を大切にしてそのままのあなたでいて下さい」という心地良くも
自己に対する革命を促さない言葉を繰り返すものに対しては、
いつも違和感を感じてしまいます。
画像の「霊的に身を守る法」という本が、2月に出版されました。
わたくしはアメリカ人によって書かれて邦訳された精神世界関連本
というものは殆ど読まないのですが、この種の本にしては珍しい
題名であるように感じたので、少し興味を感じて購入してみました。
この本の内容は、西洋魔法や精神世界に詳しい方にとっては
お馴染みの知識が多く、また各項目もそれほど掘り下げて書かれていない
ために、そうした方にとって何も目新しい本とは感じられないであろうと
思いましたが、エジプトの神の神像に対し、ワインかジュースとケーキの
組み合わせを捧げるといった事とその写真が掲載されていたのには、
個人的に少々驚いてしまいました。
この本の中には「ニューエイジ思想」の持ち主の一部に対する
否定的な意見が短く書かれています。
しかしこの本の他所では「祝福と癒し」だとか、「アファメーションで
チャクラを閉じる」だとか、「天使は絶望し、脅えきっている人間の
所に、光に囲まれて心地よい音楽と素晴らしい香りと共に現れる」
だとかの、ニューエイジの中で頻出する表現や言葉が強調されて
いるので、この本も結局は「ニューエイジ」の亜流に分類されるのでは
ないかと感じてしまいましたが、しかしながら否定的な見解を述べて
いる部分は的確な指摘であると感じましたので、転載させて頂きます。
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とは言っても、「ポジティブに考えましょう!」と言うのはとても
簡単な事ですが、実際にはそれほど簡単にはいかないものです。
悲しい事に、ニューエイジ思想を持った人達の中には、エリート意識が
高く聖人ぶった人達がいて、人の事をネガティブだとか、現世的だとか
非難する事があります。
でもこれはあんまりでしょう。
一人の人間がそれまでの人生でどんな事に立ち向かってきたかなど、
他人にわかるわけがないからです。
それだけでなく、ネガティブなものを否定して、押さえつけようとするのは
精神的にとても不健全な事なのです。
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わたくし自身も経験があるのでわかりますが、自分の事を大して
知りも、気にしてもいない他人が、極めて断片的な情報と邪推をもって
一方的に非難してきたり、その本人の自己満足と自尊心から、わけの
わからない提言や指図を自分にされたりする事は、非常に不快な事であり、
また無礼な事です。
例えそうした人達が何らかの権威や優越性を自分に誇示してきたとしても、
結局当人達は「何もわかっていない」という事の証明とも感じます。
恐らくこの本の著者も同じような経験をしてこられたのであろうと
思いました。
またこうして「ニューエイジ」思想に関する否定的な見解を書くと、
やはり快く思われない方も一部におられるのだと思いますが、
わたくし自身「人間錬金術」という思想を支持しており、またそれと
最近の「癒し教」的なニューエイジというのは、異なるものと
考えています。
そうした事を語るには、まず「精神世界とは何か?」という捉え方や
見地から始まらなければいけませんが、わたくし自身は「人間
錬金術」という視点から、それに対し、「革命、変革」というものを
基準にして見ております。
そのため、「精神世界」の中で「あなたは素晴らしい人です、自由と
愛を大切にしてそのままのあなたでいて下さい」という心地良くも
自己に対する革命を促さない言葉を繰り返すものに対しては、
いつも違和感を感じてしまいます。