以下 「聖虚空蔵菩薩陀羅尼経」の一部です。
「是時尾鉢尸如来説是明已(ぜじびはつしらにょらいせつぜみょうい)
告虚空蔵菩薩摩訶薩言(ごこくうぞうぼさつまかさつごん)
若有受持読誦供養此陀羅尼者(にゃくうじゅじどくしょうくようしだらにしゃ)
当知是人無疾病苦器杖不傷(とうちぜにんむしっぺいくきじょうふしょう)
水不能漂毒不能害(すいふのうひょうどくふのうがい)
亦無中夭飲食無患(やくむちゅうようおんじきむかん)
獲得聞持寿命長遠(かくとくもんじじゅみょうちょうおん)
一切時中諸仏護念(いっさいじちゅうしょぶつごねん)
ナモ・ブッダーヤ
ナモ・ダルマーヤ
ナモス・サムガーヤ
ナモ・ビバシーエ・タターガターヤ・アルハテ・サンミャク・サンブッダーヤ
タドヤター・オン・ハラハラ・ヒラ・ヒラーヤ・ナモ・ジャカナマジャカ
ナマス・チャナーヤ・ナモ・ナマ・スヴァーハー。」
「サロシュ・ヤシュトにより加持を受ける」
「サロシュ・ヤシュト」の第1節を誦す事で
その祈りの力によって 自己を守る防御壁が生まれ
悪人や 悪しき力も その人に害を与える事ができないとされます。
(原文で誦す場合)
★「サーリョ・ハイスィム・アシャヴァノ・アフリチャンゴ・ザヴァインティ
ガウシュチャ・アスパスチャ・ハオマスチャ
ガウシュ・ザオタレム・ザヴァイティ
ウタ・ブヤ・アフラザインティシュ・ウタ・デウシュ・サルヴァ
ハチムノヨ・マム・フヴァスタン・ノイト・バズシャヘ
アート・マン・トゥム・フシャオナエヘ・ナイリャ・ヴァ
プサラヘ・ヴァ・ハオヤ・ヴァ・マルシュヤ。」
「摩利支天の加持を受ける」
(摩利支天)
3遍誦す。
「諸仏正法賢聖三宝尊(しょぶつしょうほうけんせいさんぽうそん)
従今直至菩提永帰依(じゅうこんちょくしぼだいえいきえ)
我以所修施等諸資糧(がじしょしゅうせとうしょしろう)
為利有情故願大覚成(いりうじょうこがんだいがくじょう)。」
3遍誦す。
「願諸衆生永具安楽及安楽因(がんしょしゅじょうえいぐあんらくきゅうあんらくいん)
願諸衆生永離衆苦及衆苦因(がんしょしゅじょうえいりしゅうくきゅうしゅうくいん)
願諸衆永具無苦之楽(がんしょしゅうえいぐむくしらく)
我心怡悦(がしんいえつ)
願諸衆遠離貪嗔之心(がんしょしゅうおんりどんしんししん)
住平等舎(じゅうびょうどうしゃ)。」
蓮華の中央の月輪に 「マン字」が輝き、
その「マン字」が摩利支天の御姿に変じ
摩利支天の胸の中央に
「マン字」が輝いている様子を観じる。
(マン字)
「空性之中蓮華月てん上(くうしょうしちゅうれんげがつてんじょう)
由マン観成無憂具光母(ゆうまんかんじょうむうぐこうも)
身金黄色右手勝施印 (しんこんこうしきうじゅしょうせいん)
左手無憂樹枝持胸前(さしゅむうじゅしじきょうぜん)
綢宝庄厳諸飾遍円満(ちゅうほうしょうごんしょしょくへんえんまん)
双足半趺住于蓮月てん(そうそくはんふじゅううれんがつてん)
心間月上マン字呪囲繞(しんかんがつじょうまんじじゅいにょう)
放光成弁息護等事業(ほうこうじょうべんそくごとうじごう)。」
何遍も誦す。
「オン・マリツァ・マン・ソーハー。」
ここで 供物を捧げて誦す。
「鮮花熏香及灯燭(せんげくんこうきゅうとうしょく)
香水美食妙楽等(こうすいみじきみょうらくとう)
眞実財物意幻供 (しんじつざいもついげんく)
仏母衆会祈受用(ぶつもしゅえきじゅよう)。」
「諸仏加持総集智慧身(しょぶつかじそうしゅうちえしん)
一切等空遍満光芒網(いっさいとうくうへんまんこうぼうもう)
降魔垂賜所欲諸悉地 (ごうますいししょよくしょしっち)
具光仏母尊前敬頂礼(ぐこうぶつもそんぜんけいちょうらい)。」
(回向)
「此福已得一切智(しふくいとくいっさいち)
摧伏一切過患敵(さいぶくいっさいかかんてき)
生老病死猶波涛(しょうろうびょうしゆうはとう)
願度苦海諸有情(がんどくかいしょうじょう)。」
「以仏所獲三身之加持(じぶっしょかくさんしんしかじ)
法性不変眞諦之加持(ほうしょうふへんしんていしかじ)
僧衆不退意楽之加持(そうしゅうふたいいらくしかじ)
如是回向発願悉成就(にょぜえこうほつがんしつじょうじゅ)。」
「タドヤター
ベンザザン・ゼヤ・アヴァボダニヤ・ソーハー。」