瘟疫や 各種の疾病
または心身の弱さを克服したい場合に
獅吼観音の修法が有効であるとされ、
新型肺炎に対しても 適用されています。
3遍誦す。
「等虚空一切如母有情(とうこくういっさいにょもうじょう)
帰依仏宝上師(きえぶっぽうじょうし)
帰依仏法僧三宝衆(きえぶっぽうそうさんぽうしゅ)
帰依上師本尊空行衆(きえじょうしほんぞんくうぎょうしゅ)
帰依自心明空之法身(きえじしんみょうくうしほうしん)。」
108遍誦す。
「オン・マニ・ペメ・ウン。」
21遍誦す。
「オン・アー・フリ・シンハナンダ・ウン・パッタ。」
1遍誦す。
(祈願文)
「今縁昔業生起之 (こんえんしゃくごうしょうきし)
鬼魅部多病擾之(きみぶたびょうじょうし)
一切惶惶衆生疾 (いっさいこうこうしゅじょうしつ)
祈願不復現於世(きがんふぶげんおせ)
如かい子手押死囚 (にょかいししゅおうししゅう)
一刹那身心異留(いっせつなしんしんいる)
数数索命病痛已 (すうすうじゃくみょうびょうつうい)
祈願不複現於世(きがんふぶげんおせ)
如入閻羅口之境 (にょにゅうえんらこうしきょう)
種種聞名喪胆病(しゅじゅもんみょうそうたんびょう)
一日瘟或常熱瘟 (いちじつうんこくじょうねつうん)
莫要傷害衆有情(まくようしょうがいしゅうじょう)
八万害人鬼魅霊(はちまんがいにんきみれい)
三百六陰卓鬼冥(さんびゃくろくいんたくきめい)
四百四十等等病 (しひゃくしじうとうとうびょう)
莫要傷害衆有情(まくようしょうがいしゅうじょう)
各各令身心不舒 (かくかくりょうしんしんふしょ)
四大不調諸苦除(しだいふちょうしょくじょ)
身強体魄精気盛 (しんごうたいはくせいきじょう)
無病長寿享楽福(むびょうちょうじゅきょうらくふく)
上師三宝大悲力 (じょうしさんぽうだいひりき)
空行護法大雄力(くうぎょうごほうだいゆうりき)
因果不虚眞実力 (いんがふきょしんじつりき)
回向祈願尽成就(えこうきがんじんじょうじゅ)
内外魔障三暗等 (ないげましょうさんあんとう)
刹那寂滅於法界(せつなじゃくめつおほうかい)
仏子誓願諦実力 (ぶっしせいがんていじつりき)
祈願如是獲成就(きがんにょぜかくじょうじゅ)。」
「千転陀羅尼経」
以下 「千転陀羅尼経」の一部です。
「切部多聞此所説(せつぶだもんししょせつ)
驚怖迷悶狂惑退散(くふめいもんきょうわくたいさん)
宝賢夜叉主(ほうけんやしゃしゅ)
及輪成就等現衆色像(ぎゅうりんじょうじゅとうげんしゅしきぞう)
使諸部多諸鬼神等(ししょぶらしょきじんとう)
及彼遊方空行(ぎゅうひゆうほうくうぎょう)
起屍瘧病諸悪鬼等(きしぎゃくびょうしょあくきとう)
乃至一切行毒根本邪法(ないしいっさいぎょうどくこんぽんじゃほう)
悩害衆生不饒益事(のうがいしゅじょうふじょうやくじ)
悉皆解脱(しっかいげだつ)
アナバティ・ウパナバティ・アンガサムカリ・グリナリ・スヴァーハー
ナモ・ブッダーヤ・ナモ・ダルマーヤ・ナマー・サンガーヤ
ナマー・アーリャ・アヴァロキテ・スヴァラーヤ・ボディサットヴァーヤ
マハー・サットヴァーヤ・マハー・カールニカーヤ
ナマー・アーリャマハースタマプラスターヤ・タドヤター・ムクティ・ビムクティ
ビナティ・ビビナティ・ニルマリ・ビマリ・スムケ・ビムケ・マムガレ・スマムガレ。」
「四天王の守護と 善福が得られる」
結跏趺坐で座し
両手胸につけて合掌してから
右親指を 人差し指の甲に載せて輪を作り、
残りの3本指を立てて伸ばし
左親指を 中指の甲に載せて輪を作り、
残りの3本指を立てて伸ばし
ここで逆合掌(両手の甲同士を合わせる)をして
立てている指の甲同士を合わせ
それから左手の平を 前方に向けて誦す。
「オン・サルヴァ・タターガタ・ダルマダートゥ
マハーマニ・シカレ。」
そのようにして 四天王の守護と 善福が得られる。