香華などを捧げて 諸仏を供養して誦す事で
無上正覚において不退転となり
無量の福徳が得られ
魔王も その人に障りをなす事ができないとされます。
「如是我聞(にょぜがもん)
一時薄伽梵住王舎大城(いちじばがぼんじゅうおうしゃだいじょう)
於初会時降伏倶知魔軍(おしょえじごうぶくぐちまぐん)
及調伏一切外道(ぎゅうちょうぶくいっさいげどう)
捨離生死渡諸瀑流(しゃりしょうじとしょばくる)
是時那由他百千兢伽羅(ぜじなゆたひゃくせんきょうきゃら)
頻婆羅魔軍(ひんばらまぐん)
遍贍部洲(へんせんぶしゅう)
于時世尊以仏神力(うじせそんにぶつじんりき)
変此大地尽成金剛(へんしだいじじんじょうこんごう)
令贍部洲有情之類不聞恐怖(りょうせんぶしゅううじょうしるいふもんくふ)
時彼魔軍雨諸器仗皆変為花(じひまぐんうしょきじょうかいへんいげ)
於王舎城四衢道中(おおうしゃじょうしくどうちゅう)
自然従地涌出大蓮花(じねんじゅうじゆうしゅつだいれんげ)
其花千葉七宝荘厳(ごげせんようしっぽうそうごん)
黄金為台琉璃為茎高至梵天(おうごんいだいるりいけいこうしぼんてん)
出種種光明普遍十方(しゅつしゅじゅこうみょうふへんじっぽう)
於其花中自然出声(おごげちゅうじねんしゅっしょう)
説陀羅尼名為警覚(せつだらにみょういけいかく)
陀羅尼曰(だらにわつ)
ナモ・サルヴァ・タターガタ・ビユエイ・シッタンティ・ナシャニセイ
オン・マニ・バジュラ・フリダヤ・バジュラ・マラサイニャ・ビブラダニ
ハナハナ・バジュラ・ガルベ・トラサヤ・トラサヤ・サルヴァ・マーラババナニ
フーム・フーム・サンダラ・ダンダラ・ブッダ・マイトリ・サルヴァ・タターガタ
バジュレ・カルパ・アディスティテ・スヴァーハー。」