(壇中(胸の中央):貧狼星
(眉間の前方の宙にある部位):巨門星
(泥丸):祿存星
(胸の中央の 背中側の真裏):文曲星
(臍の真裏の 背中側の部位):廉貞星
(下丹田の気穴):武曲星
(尾てい骨の部位):破軍星
最初に 目を閉じて
腹の前で
左親指の先で 右手薬指の付け根を押さえ、
右親指と 左中指の先同士をつけて
左手で 右手を包み込むような形にする。
胸の中央の貧狼星に 火を点じる様子を観じ
その火熱が 胸の中を照らし温めるのを感じる。
それから 上の順番に それぞれの部位で火を点じる様子を観じ
(尾てい骨の部位):天こう星の部位まで至ったら
同様のプロセスを 7回か49回繰り返し
終える際には 両手をこすり合わせて熱を出し、
両手で顔面や頭部を摩擦してから
再び両手を
腹の前で
左親指の先で 右手薬指の付け根を押さえ、
右親指と 左中指の先同士をつけて
左手で 右手を包み込むような形にして
ゆっくり両目を開けて終える。
「迦楼羅の加持を受ける」
(迦楼羅)
タイ仏教においても 迦楼羅の加持を受ける事が重視されており、
カルラの図像に 礼拝や供養を捧げて誦す事で
カルラの加持が得られるとされます。
3遍誦す。
「ナモ・タッサ・バガヴァト・アラハト
サムマ・サムブッダーサ。」
1遍誦す。
「オン・ウィルン・ブパグサー・ガラン・ガドター
ピティー・ブーチャー・アーカジュチャーヤ
アーアカジュチャーヒ・アエヒ・マー・マーナ
モ・プト・ター・ヤー。」
3遍か9遍誦す。
「アハン・カルターラエナ。」
「清浄観世音普賢陀羅尼」
「如是我聞(にょぜがもん)
一時婆伽婆(いちじばがば)
在王舎城耆闍崛山(ざいおうしゃじょうぎじゃくっせん)
与大比丘衆五百人倶(よだいびくしゅごひゃくにんぐ)
菩薩無央数(ぼさつむおうすう)
爾時(にじ)
観世音菩薩(かんぜおんぼさつ)
与九十二倶胝菩薩同座(よくじうにぐていぼさつどうざ)
時観世音菩薩(じかんぜおんぼさつ)
於晨朝従坐而起(おしんちょうじゅうにき)
整衣服合掌恭敬(せいえふくがっしょうきょうけい)
頭面礼仏而白仏言(ずめんらいぶつにびゃくぶつごん)
世尊我欲説普賢陀羅尼(せそんがよくせつふげんだらに)
為憐愍利益一切衆生故(いりんみんりやくいっさいしゅじょうこ)
我従過去月光仏所受得此呪(がじゅうかこがっこうぶっしょじゅとくししゅ)
今欲対仏説此陀羅尼(こんよくたいぶっせつしだらに)
唯願世尊聴我説之(ゆいがんせそんちょうがせつし)
即説呪曰(そくせつしゅわつ)
ナモ・ラトナ・トラヤーヤー
ナモ・アリヤ・ボリョキーチー・シフラーヤ
ボディサットバーヤ・マハー・サットバーヤ
マカキャルニキャヤ・タドヤター
キョガピ・キョガピ・キョガピ・シャスウ・キョピユロ
トラキョピ・ガラナ・キョピゼハ・パキョピキャヤ
キョピマナ・キョピ・サラキョピ・ピマキョピユ・ニャキョピ
ニミトキョピ・ハラニダナ・キョピサマデジ・キョピ・ハラミッタ・キョピ
ボディキョピ・サラサラサラ・サルヴァ・ボダジシッチ・バラバラバラ
ダラマジ・シッチテイ・キャラキャラキャラ・ソウギャジ・シッチテイ
ナマ・アリヤ・ボリョキーチー・シュパラヤ・ボディサッタヤ・マハーサッタヤ
マハーキャルニキャヤ・ナモ・サッタナ・パジナン・ボディサッタグチナン
アジシッチ・ハンドマ・アユラパランシャ・ダタトゥ・タドヤター
スラビ・スラビ・マハー・スラヒ・モニモニ・マハー・モニ・マティ・マティ
マハー・マティ・ナモ・アリヤ・ボリョキーチー・シュバラヤ・ボディサッタヤ
マハー・サッタヤ・マハー・キャルニキャヤ・シッデントゥシャマン
トバッタラ・ダラ・ダラニ・スヴァーハー。」