グルリンポチェが残された予言を要約すると、
未来に訪れる 世の終わりの時には
餓・病・戦の大三災が世界を覆う、
特に 世界に大戦災をもたらすものは 大陸より現れ、
その時に 弥勒が出現する
その 世の終わりの前には
聖なる物が 商品として売買され
よろしからぬ女性が 夫婦の間を挑発する事が増加し
酒の飲みすぎゆえに 命を縮める者が増え
世界の中で 洪水が頻発し
妖魔が跋扈し
人々の心には 悔いる思いが失われるなど、
そういった濁世の様相を呈しているという事で
現在の世相が まさに言い当てられているといった具合ですが、
その予言の文章を 誦したり 書写したり
他者に教えたり 印刷されたものを身に付けたりする事で
刀兵や病災を免れ、
また来世においても 苦を被らないとされます。
以下 グルリンポチェの予言です。
「憑依三時諸仏威摂力 (ひょういさんじしょぶついしょうりき)
今獲現時刹那之歓愉 (こんかくげんじせつなしかんゆ)
然而所謂上師及活仏(ねんにそいじょうしきゅうかつぶつ)
沽名釣誉遍世衆生欺(こみょうちょうよへんせしゅじょうぎ)
巧言狡詰得獲他人物 (こうごんこうきつとくかくたにんもつ)
不作法財一已独てん領 (ふさほうざいいちいどくがくてんりょう)
出家衆感経懺学歌舞 (しゅっけしゅかんきょうざんがくかぶ)
謀取諸宝慳吝離善行(ぼうしゅしょほうけんりんりぜんぎょう)
不著僧衣行楽穿俗装(ふじゃくそうえぎょうらくせんぞくしょう)
多有尼衆無羞破戒体(たうにしゅむしゅうはかいたい)
欺滅相続假作持毘耶(ぎめつそうぞくかさじびや)
不作善行勤於塗香飾(ふさぜんぎょうごんおずこうしょく)
悪婦専於夫妻間挑撥(あくふせんおふさいかんちょうはつ)
父母違逆婦地門外駆(ふもいぎゃくふじもんがいく)
兄弟彼此内部壊教戒 (けいていひしないぶかいきょうかい)
欺滅自心相続無悔意(ぎめつじしんそうぞくむげい)
近親互作種種不浄行(こんしんごさしゅじゅふじょうぎょう)
士夫身遭邪魔体内附 (しぶしんそうじゃまたいないふ)
迷於賭財博物呼しょうしょう(めいおとざいばくもつしょうしょう)
吸紙鼻煙且今悪魔降(きゅうしびえんしゃこんあくまごう)
以飲酒故護法自身高(におんじゅこごほうじしんこう)
如此土虎羅刹侵蔵地(にょししこらせつしんぞうじ)
四面八方崇崇鬼影生(しめんはっぽうすうすうきようしょう)
仏陀教法已至未法期(ぶっだきょうほういしみぼうご)
三宝三密聖物成商品(さんぽうさんみつしょうもつじょうしょうひん)
故受神霊懲罰降諸病 (こじゅjんれいちょうばつごうしょびょう)
祖業家産無端流処境 (そごうかさんむたんるしょきょう)
以此福損洪水災繁頻(にしふくそんこうずいさいはんひん)
あつ毀水土源頭雷雹降 (あつきすいどへんずらいひょうごう)
こん伐霊樹禍害及田禾(こんばつりょうじゅかがいきゅうでんか)
ちゅう盗搶劫必落乞丐行 (ちゅうとうそうごうひつらくきつかいぎょう)
痴於賭博権勢亦衰滅(ちおとばくけんせいやくすいめつ)
無度吸えん本尊護法棄 (むどきゅうえんほんぞんごほうき)
飲酒過量短命病多臨 (おんじゅかりょうたんみょうびょうたりん)
如此来世薄福諸衆生 (にょしらいせはくふくしょしゅじょう)
於今生命短暫快楽時(おこんしょうみょうたんざんかいらくじ)
切勿忘記業力及因果(せつぶつぼうきごうりききゅういんが)
切勿忘記課誦及善行(せつぶつぼうきかしょうきゅうぜんこう)
切勿忘記仏法衰敗時(せつぶつぼうきぶっぽうすいはいじ)
厳守我等戒條及威儀(ごんしゅがとうかいじょうきゅういぎ)
勿忘妖魔鬼怪現行間 (もつぼうようまかいげんぎょうかん)
時常身我蓮師作祈請 (じじょうしんがれんさきせい)
牢記虎年雪域羅刹臨(ろうきこねんせついきらせつりん)
昼夜勤誦ベンザグル行(ちゅうやごんしょうべんざぐるぎょう)
金龍年頭羅刹伏水中 (こんりゅうねんぜらせつふくすいちゅう)
洪水氾濫地陥傷人命(こうずいはんらんじげんしょうにんみょう)
鉄蛇来至羅魔隠風雷 (てつだらいしらまおんふうらい)
以此不祥如害有情類(にしふしょうにょがいうじょうるい)
水羊無定瘟疫多発生(すいようむじょううんえきたほっしょう)
濫酒暴食死於羅喉疾 (らんしゅぼうじきしおんらごしつ)
賭博無度因此胃疾亡(とばむむどいんしいしつぼう)
粗言悪語誹謗喉疾畢(そごんあくごひのうこうしつひつ)
行獵故於肝腸疾患類 (ぎょうりょうこおんかんちょうしっかんるい)
現時具罪衆生病逝因 (げんじぐざいしゅじょうびょうせいいん)
木鶏年時仏陀教法微 (もっけいねんじぶっだきょうぼうみ)
諸等魔鬼衆皆猖狂行(しょとうまきしゅかいしょうきょうぎょう)
土牛年時国中戦禍起 (どぎゅうねんじこくちゅうせんかき)
百姓無端遭劫喪性命(ひゃくしょうむたんそうごうそうしょうみょう)
如此輪迴実難尽説矣 (にょしりんねじつなんじんせつい)
若欲回遮苦集濁悪世(にゃくよくえしゃくしゅうだくあくせ)
恒常向我蓮師勤祈請(こうじょこうがれんしごんきせい)
昼夜多誦ベンザグル行(ちゅうやたしょうべんざぐるぎょう)
業業因果切勿視等間(ごうごういんがせつもつしとうかん)
ぺマ蓮師吾今此語寄(ぺまれんしごこんしごき)
若能書写読誦一遍間(にゃくのうしょしゃどくしょういっぺんかん)
此生飢痛刀兵災可免(ししょうきつうとうへいさいかめん)
後世亦可得生善妙地 (こうせやくかとくしょうぜんみょうじ)
ウゲンぺマ吾今心語寄(うげんぺまごこんしんごき)
善士聴聞既可消魔障 (ぜんしちょうもんきかしょうましょう)
長寿並且既成具福体(ちょうじゅへいしゃきじょうぐふくたい)
随身佩戴造化運気臨(ずいしんはいたいぞうかうんきりん)
鬼等魑魅尽皆難入侵(きとうちみじんかいなんにゅうしん)
敬供宅中可息四大災 (けいくたくいかそくしだいさい)
違害羅刹無奈離 (いがいらせうむななん)
一戸家中若有師寄語 (いっこかちゅうにゃくうしきご)
村荘百姓安康必無疑(そんそうひゃくしょうこうひつむぎ)
村村若有蓮師之寄語(そんそんにゃくうれんしきご)
挙国百姓安康必無疑(きょこくひゃくしょうあんこうひつむぎ)
如此善よく本尊眞実語(にょしぜんよくほんぞんしんじつご)
与吾無二礼当具浄信(よごむにらいとうぐじょうしん)
恰如不離尊貴頂戴臨(こうにょふりそんきちょうたいりん)
弥勒未降衆生我救護 (みろくみごうしゅじょうがきゅうご)
若将寄語広布十人間 (にゃくしょうきごこうふじうにんげん)
此生定然勝出魔魅魑(ししょうじょうねんしょうしゅつまみち)
後世亦可得生銅色山(こうせやくかとくしょうどうしきざん)
若有対此寄語生邪見(にゃくうたいしきごしょうじゃけん)
此生難脱種種三災侵(ししょうなんだつしゅじゅさんさいしん)
後世定堕無尽深淵獄(こうせじょうだむじんじんえんごく)
寄語遍処諸災倶可消(きごへんしょしょさいぐかしょう)
風調雨順収成仏法興 (ふちょううじゅんしゅうじょうぶっぽうきょう)
若有阻礙宏揚聖寄語(にゃくうそげこうようしょうきご)
最上星宿維護心血飲(さいじょうせいしゅくゆいごしんけつおん)。」