

ノーシスで使用される 各元素の呪文や
ソロモン王の呪文などは、
エリファス・レヴィの魔術書が元になっており、
以下のものは エリファス・レヴィの魔術書の中に書かれていた
風の元素の修練です。
魔術書の中では 鷹の羽根で
風のしぐさをなぞるようにして行うとありますが、
ノーシスの中では 鷹の羽根が無理な場合は
他の高い所を飛ぶ鳥の羽でよろしく、
また羽根を頭上に持ち上げて
時計回りに回すという方法になっていました。
四方の風が吹き込む場所で誦すとされていますが、
無理な場合は 風の入る室内で行う事になりそうです。
★「スペリトゥス・デイ・フェレバトゥル・スーペル・アクアス
エト・インスピラヴィト・イン・ファキアン・ホミニス
スピラクル(Lの発音)ム・ヴィタエ
シト・マイケル(Lの発音)・ドゥックス・メウス
エト・サブタビエル(Lの発音)・セルヴス・メウス
イン・ル(Lの発音)ケエトペル・ル(Lの発音)ケム
フィアト・ヴェルブム・ハリ(Lの発音)トゥス・メウス
エト・インペラボ・スピリティブス・アエリス・フジュス
エト・レフラエナボ・エクオス・ソリ(Lの発音)ス
ヴォル(Lの発音)ンタテ・コルディス・ネイ
エト・コギタティオネ・メンティス・メアエ
エト・ヌトゥ・オクリ・(Lの発音)・デクストリ
エロルキソ・イギトゥルテ・クレアトゥラ・アエリス
ペル・ペンラグランマトン・エト・イン・ノミネ
テトラグランマトン・インクイブス・スント・ヴォル(Lの発音)ンタス
フィルマ・エト・フィデス・レクタ・アーメン
セラ(Lの発音)・フィアト・クイリ(Lの発音)エン
ソイト・アインシ。」
羽根で風のしぐさをなぞって誦す。
★「光の霊 知恵の霊
息吹を与え 万物の形を再び取り去るものよ
御身 この存在の生命の現存は 転換の影にして去りてゆく蒸気なり
御身は 雲間を昇り 風の翼をもって動かん
御身の息づく時 前方に限りなき虚空が住まん
御身が息を吸い込む時 御身より来たれしものはすべて
御身へと回帰し
永遠の安定の中で 終わりなく動き
御身は永久の呼吸なり
我らは 影と かたどりを映す 創造されし光を転換する帝国によって
御身をたたえ 祝し
また 我らは 御身の不変にして不滅なる光を絶え間なく切望し
御身の知性の光線と 御身の愛の心を
我らに等しく しみとおらせたまいて
動ける意思は備えられたり
影は体となり 風の精霊は魂となり 夢は思考となりて
我らの決して 運び去らるることなし
なれど 朝翼のある馬勒(ばろく)と
我らを御身の現存へと飛翔さする夕翼のじかに生じさするものあれば
おお 精霊の中の精霊
おお 魂の中の永遠の魂
おお 生命の腐敗せざる呼吸
おお 創造的直観
おお 真理と流動の神性の大洋なる
御身の永遠の言葉の流動と逆流とによりて
万物の実存を奮い立たせ 息づかせる唇(くちびる)よ
アーメン。」