麦粉などに油を加えて
塊になるぐらいの固さにして
その麦粉の塊を
両手のひらの間に挟んで 麺をつくるようにして 数センチほど伸ばした所で

写真のように
次に左手で 親指を外側にしながら 強く握りつつ誦します。
「オン・アー・ウン。」(3遍誦す)
「オン・ザンバラ・ザンバラ・ボマナサラ
マハ・ザンババ・ウンパッタ・ソーハー。」(3遍誦す)
「ナマ・サルヴァ・タタギャタ・アヴァロキティ
オン・ザンバラ・ザンバラ・ウン。」(3遍誦す)
「南無(なむ)
多宝如来(たほうにょらい)
南無(なむ)
妙色身如来(みょうしきしんにょらい)
南無(なむ)
広博身如来(こうはくしんにょらい)
南無(なむ)
離怖畏如来(りふいにょらい)。」
「具衆妙欲替身食(ぐしゅうみょうよくたいしんじき)
于此漂遊居住之(うしひょうゆうきょじゅうし)
希求貪恋損悩者(きぐどんれんそんのうじゃ)
各種身相遍尋覓(かくしゅしんそうへんじんべき)
於此一切魔部衆(おしいっさいまぶしゅう)
回向令喜獲満足(えこうれいきかくまんぞく)
苦難違縁諸迷乱(くなにえんしょめいらん)
願解脱于大楽界(がんげだつうたいらくかい)
大力鬼衆速速取(たいりききしゅうそくそくしゅ)
欲望貪執与恋著(よくぼうどんしつよえんちゃく)
憶念愛染意楽触(おくねんあいぜんいらくそく)
願獲釈然寂解脱(がんかくしゃくぜんじゃくげだつ)。」
そして
「アー・アー・アー…」と誦しながら
塊を 燃やすか 水辺の水中に投げ入れるか 戸外に捨てる。
そのようにして 悪鬼などに
自分の肉体の身代わりとして食を与える功徳を積む事になり
また 自己の悪縁や病気 穢気などが一緒に祓われる。
「普礼眞言を誦して功徳を得る」
祭壇の前で起立して 「金剛合掌」をして
このように念じます。
「一切三宝(いっさいさんぽう)
体常遍満(たいじょうへんまん)
無所不在(むしょふざい)
衆生迷惑(しゅじょうめいわく)
流転可哀(るてんかすい)
我為衆生(がいしゅじょう)
翻迷帰悟(ほんめいきご)
礼敬三宝(らいぎょうさんぽう)。」
そして 何遍も誦します。
「オン・サルヴァ・タターガタ・パーダ・ヴァンダナーム・カロミ。」
「吉祥天を供養して加持を受ける」
吉祥天の図像や種字に
礼拝や供養を捧げて誦します。
「功徳天女大吉祥(くどくてんにょだいきっしょう)
漫坐蓮台最盛装(まんざれんだいさいじょうそう)
天衣華羽厳飾体(てんえげうごんしょくたい)
妙色身相聚宝光(みょうしきしんそうじゅほうこう)
蓮花面顕微妙相(れんげめんけんみみょうそう)
蓮花眼流柔善光(れんげげんるにゅうぜんこう)
無央数宝皆囲繞(むおうすうほうかいいにょう)
円満衆生福資糧(えんまんしゅじょうふくしろう)
供養称頌吉祥天(くようしょうしょうきっしょうてん)
任運自在財無量(にんうんじざいざいむりょう)。」
何遍も誦す。
「南無(なむ)
琉璃金山(るりこんざん)
宝花光照(ほうげこうしょう)
吉祥功徳海如来(きっしょうくどくかいにょらい)。」
何遍も誦す。
南無(なむ)
大吉祥天女(だいきっしょうてんにょ)
南無(なむ)
吉祥蓮花大名称(きっしょうれんげだいみょうしょう)
南無(なむ)
吉慶蓮花眼(きっけいれんげげん)
南無(なむ)
白色大光曜施食者(びゃくしきだいこうようせじきしゃ)
南無(なむ)
具財厳飾宝光施飲者(ぐざいごんしょくほうこうせおんじゃ)。」
7遍誦す。
「ナモ・ブッダヴァ
ナモ・ダルマヴァ
ナマ・サンガーヤ
ナマー・スリ・マハー・デヴィエ
タドヤター・オン・パリ・プーラネ・チャーレ
サマンタ・ダルサネ・マハー・ヴィハーラ・ガテ
サマンタ・ヴィダマネ・マハー・カーリャ・プラティ・スターパネ
サルヴァールタ・サーダネ・スプラティ・プーリ・アヤトナ・ダルマネ
マハー・ヴィクルヴィテ・マハー・マイトリ・ウパサムヒテ
マハー・クレシ・スサムグルヒテ・サマンタルタ
アヌパーラネ・スヴァーハー。」
「オン・マナシュリエ・ナチニ・ナシリヤ・スヴァーハー。」