上野みえこの庭

日本共産党熊本市議の上野みえこのブログです。

「熊本子育て交流会」・・・22年の幕を閉じる

2013-12-01 20:59:01 | 住民とともに
「熊本子育て交流会」は、今から22年前の1991年5月、子どもと教育にかかわる個人や団体によって構成され始まりました。
大学・高校・中学・小学校・幼児教育の専門家やOB・保護者、子どもや教育の分野で活動する各種団体の関係者など、多くの分野の人々が集いました。
私は、発足当初「子ども劇場」の役員として、子ども劇場の役員を退いたのちは地域で開いた「帯山子ども文庫」の代表として、ずっと会に参加してきました。「子育て交流会」ができた頃、5歳だった長男は、今や27歳に、「子育て交流会」の歩みとともに、私の4人の子どもたちも育ってきました。「子育て交流会」の活動を通して、多くのことを学んできたことが、自分の子育てに生き、私自身も育てられてきました。振り返ると、「子育て交流会」は、私にとって、「育て交流会」ようです。中心となって会を運営してこられたみなさまに、心よりお礼申し上げます。

11月30日、22年の幕を閉じる「子育て交流会」解散記念講演会には、思いある多くの人が集まっていらっしゃいました。
講演は2つ、一つは、事務局長として頑張ってこられた東海大学の山下雅彦先生が「子育て交流会は何を切り開いたか~22年を振りかえって」と題しお話しされました。もう一つは、副代表である仲田陽一先生(熊本大学)が、「今、求められる教育改革~子どもたちの幸せの未来は・・・?」と題して講演されました。



子どもを取り巻く状況は、ますます厳しさを増しています。講演を聞きながら、子どもが健やかに成長できる地域や社会をつくっていくためには、ますます「子育て交流会」の存在が必要とされているように思います。それを考えると、「子育て交流会」の解散は、とても残念です。

私は、解散記念講演会に、以下のようなメッセージを送りました。

「20年以上の長い間、子どもの分野の多くの方が集まって続けられてきた『熊本子育て交流会』が解散になることは、たいへん残念です。多くのことを学ばせていただいた一人として、心よりお礼申し上げます。関係者の方々の各分野でのますますのご活躍を祈念いたします。」


22年間の「子育て交流会」の積み重ねを活かし、私も、健やかな子どもの育ちを心から願って、ますます頑張っていきたいと思います。
本当にありがとうございました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする