上野みえこの庭

日本共産党熊本市議の上野みえこのブログです。

6月議会報告・・・・新型コロナ禍の障がい者作業所へ、支援の拡充を!

2020-07-01 13:02:26 | 熊本市議会
6月議会では、一般質問や最終日の質疑で、障がい者作業所への支援を求めました。

新型コロナ感染症の影響による販売先の減少等で苦労されている障がい者作業所への支援拡充を!
生活に欠かせない作業所、販路確保・減収補てんは急務
きょうされん全国事務局の調査では、イベントの自粛等による販売機会の減少で作業所の半数以上で工賃が減っていると回答されています。
障がい者施設は、訓練の場・働く場・生活する場であり、生活に欠かせない存在です。販売先等の減少で作業所の業績が落ち込み、存続が厳しい状態になっています。仕事ができなくなる状況が続けば、障がい者の暮らし・日々の生活が成り立たなくなります。障がい者作業所への減収補てん・販路確保への支援は急務です。

不足しているマスク・消毒などの速やかな提供も必要
 障がい者施設では、マスクや消毒などの感染防止材料が現物給付となって、現場にきちんと届いていない状況があります。市は3月に「衛生用品の必要数調べ」を行いましたが、その結果が生かされていません。
保育所や児童館へは、1ヶ所50万円の購入予算が2回も確保されています。よって、実態把握と、同程度の支援を速やかに行なうよう求めました。

就労系障害福祉サービス機能強化事業の積極的活用を
国の2次補正予算を受け、「就労系障害福祉サービス等機能強化事業」として、作業所等の生産活動再開に必要な設備のメンテナンス等に活用できる助成が提案されました。1ヶ所50万円を上限に120カ所分約6,000万円の予算です。障がい者作業所の実情に合わせた柔軟な対応と、積極的に活用を求めました。
市としても、柔軟に対応し、よりよく活用されていくよう努めるとのことですので、多くの作業所で活用されるようにと、引き続き取り組みます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする