上野みえこの庭

日本共産党熊本市議の上野みえこのブログです。

熊本市が「フェアトレードシティー」に認定されて10年

2021-11-15 15:29:37 | 熊本市政
 

熊本市は、2011年に日本初・アジア初の「フェアトレードシティ」に認定されました。
フェアトレードとは?・・・貧困のない公正な社会をつくるための「公正・対等な貿易」を支援する仕組み。その貿易によって扱われる商品を利用することで、誰でもがフェアトレードを気軽に支援でき、持続可能な社会づくりに貢献できます。

今年10周年を迎え、記念行事として「フェアトレード国際フォーラム2021㏌くまもと」が開かれました。
記念講演は、SDGs研究の第1人者と言われる慶應義塾大学大学院教授・蟹江憲史氏が「SDGsから考えるフェアトレードとコロナの先の未来」と題しお話されました。
その後、この10年間の取り組みとして、各分野からの事例発表がありました。
行政からは、熊本市の国際課より「熊本におけるフェアトレードの取り組みと課題」と題し、熊本市における動きと取り組みが報告されました。
2つ目の報告は、フェアトレードシティ推進委員会の代表を務める明石祥子さんが「熊本から世界へ、人つなぐフェアトレード」と題し、ご自身とフェアトレードの取り組みとの出合いからお話されました。
3つ目は、㈱イオンから「イオンの持続可能な調達の取り組み」についてお話されました。
最後に、NPOの取り組みとして「認定NPO法人NEXTEP」より、障がいを持った若者就労支援の取り組み、支援を必要とする方々とのかかわりなどについて報告されました。
幅広いフェアトレードの取り組みに、あらためて多くのことを学ぶことができました。(YouTobeで配信中)
翌日は、びぷれす広場で行われていたフェアトレードマルシェにも立ち寄りました。

国連がSDGs・持続可能な開発目標という世界共通の目標に向かって、できることを一つづつ積み重ねていくことが大切ではないでしょうか。
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