上野みえこの庭

日本共産党熊本市議の上野みえこのブログです。

子どもの心と感性を育てる生の舞台芸術・・・・子ども劇場例会で

2021-11-23 19:59:27 | 日記
熊本県立劇場の演劇ホールで、子ども劇場の鑑賞例会がありました。
今回の作品は、劇団コーロの「いえでででんしゃ」という舞台劇でした。
原作は、児童文学者で作家のあさのあつこさん。
家出をした子どもたちが、空を飛び、海を潜る、夢のような電車に乗って、鳥や魚たちと一緒に旅をするお話です。
子どもたちが大好きな「電車」が舞台とあって、まるで自分が冒険の電車に乗ったかのように大喜びをしていました。
コロナ禍ということもあって、最近は上演時間の短い作品が多く、今回も1時間ちょっとという駆け足のお芝居でした。
それでも、幼稚園児の下の孫は全部集中して観るのが難しかったのですが、今回は身を乗り出して、食い入るように舞台を見ていました。
回数を重ねるごとに観る力や集中力が付いてきたのでしょうか。
子どもたちの成長がうれしいひとときです。
生の舞台は、おみやげのように、何か形が残るわけではありませんが、舞台を見る子どもたちの目の輝きや日常生活では体験すること・感じることのできないことを感じ、心の中に残していきます。
本当ならば、会員だけが見るというのではなく、すべての子どもたちが、生の舞台を鑑賞できるような機会が欲しものです。そのためにも、公的な支援が必要ではないかと思います。
日本の文化予算は、欧米と比べて桁違いに少なく、作品を制作している創造団体の方々も苦労されています。
国も地方も、文化予算を増やして、すべての人が、子どもたちが心豊かに暮らし成長できるような社会になっていくことを心から願い、私もできることを頑張っていきたいと思います。


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