上野みえこの庭

日本共産党熊本市議の上野みえこのブログです。

人吉・球磨地域の災害治水調査2日目、1カ月を経た被災地の生々しい状況

2020-08-03 20:13:31 | 災害
日本共産党の人吉・球磨地域の被災・治水調査の2日目は、発災から1カ月を経た人吉市・球磨村を中心にめぐりました。
人吉市は、充分とは言えないまでも入ってこられたボランティアの方々はじめ、行政の行う復旧作業の中、街中の片付けがすすめられていましたが、まだまだ手付かずのところも多々残されています。倒れたブロック塀、高く積まれた瓦礫やゴミの山。
他所から流れてきた家屋が瓦礫となってうずたかく積ま手たままになっているところもあります。
仮設やみなし仮設の提供が十分でないために、長期の避難・間借り生活に被災された方々の疲労も大変な様子です。
1日も早い、行政の支援が求められています。

      

被害の大きかった球磨村では、多くの犠牲者が出た「千寿園」で犠牲者のご冥福をお祈りしました。
大規模に損壊した家々の復旧は難しく、住む続けることも難しい様子が見えました。
流れた橋や鉄橋は、生活や生業の再生にも必要です。あまりにも多くの困難、課題があり、復旧の道のりが遠いことを感じました。

   

球磨村に、新たに設置された仮設住宅31戸。まだまだ足りません。

 

新型コロナ禍の中で発生した大災害、これまでにない支援が必要です。
被災された皆さんに寄り添った支援がなされていくよう、被災地の現状、被災者の声を国や自治体へと届け、共産党としてしっかり取り組んでいかなければと思います。
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日本共産党の球磨川豪雨水害治水調査に参加•••1日目八代市坂本町から瀬戸石ダム周辺へ

2020-08-02 22:19:06 | 災害
8月2•3日の2日間、田村貴昭衆議院議員や仁比そうへい前参議院議員、山本県議や地元市町村議員の方々と7月4日に流域で大きな水害をもたらした球磨川流域の調査が行なわれました。
1日目の今日は、被害が大きく、1ヵ月経た今も行くことさえ難しい八代市坂本町や瀬戸石ダム周辺に行きました。
高速道路の坂本バーキングエリアから許可証で、坂本町へと入りました。
日曜日なのに、ほとんどボランティアの姿もなく、手付かずの状態のところもたくさんありました。
地元の方の話を伺い、被害の凄まじさを再認識しました。
国道やJRの橋が何ヵ所も流され、どこに行っても、土砂に埋まった家、流された車や物が積み重なり、電柱や屋根などに引っ掛かった木々などが、かなり高いところまで、濁流が押し寄せたことを示していました。

            

球磨川本流に作られた瀬戸石ダムは、ダム本体を呑み込むような流量であったのではないかと思われるような状況でした。発災時、水門が全開されて、職員が避難していったとのことですが、球磨川の流れにダムの存在がどのように影響したのか、実際の状況•流量のデータも明らかにして、検証が必要です。ダム周辺は、川幅の狭くなっている部分でもあり、ダムによるバックウォーターはなかったのか、など、さまざまな面からの検証をすべきだと思います。
坂本町から瀬戸石ダム周辺まで、まっすぐには行けないため、芦北町経由となりました。
芦北町も被害の大きかった町ですが、私たちが通ったところでは、球磨川とその支流の出会いの部分が特に被害が大きかったようでした。
今後の治水と防災のためにも、広域的に調査し、検証することが必要だと思います。
1日も早い復旧のために、国や自治体の総力をあげた取り組みが必要です。

      
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夏休み

2020-08-01 22:09:27 | エトセトラ
今日から8月、孫たちは夏休みになり、嬉しそうです。
今も、昔も変わらず、夏休みは子どもたちにとって、心の浮き立つ嬉しいものです。
今年は、新型コロナの感染拡大で、出かけることも控えめになりそうですが、どんなことが待ち受けているのか、わくわくしているようです。
少しでも、心に残る夏休みにと、私たちも楽しい時間を共有していきたいと思います。
長かった梅雨が明けたとたん、すごい猛暑になりました。しばらくは、晴れマークの続く毎日、みなさまも、体を大切にお過ごしください。
庭には、濃い紫の野牡丹が、炎天下の中、元気に花を咲かせています。


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